「愛猫のおしりから茶色い液体が出てきて、しかもにおいもキツい……。これって何かの病気?早めに病院に行った方がいいのかな?」
そんな疑問や不安を抱えている飼い主の方は少なくないでしょう。
猫のおしりから分泌される茶色い体液の正体は、肛門腺(こうもんせん)と呼ばれる器官から排出されることが多いといわれています。
通常は深刻ではない場合がほとんどですが、肛門腺液が溜まったまま放置すると、肛門腺炎や肛門腺破裂といった重症につながる可能性もあります。
本記事では、猫の肛門腺液がどのようなメカニズムで分泌されるのか、なぜ臭うのか、そして飼い主としてどのように対処すればいいのかを詳しく解説します。
大切な愛猫をいつまでも健康に保つため、ぜひ参考にしてみてください。
この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個々の症状や治療には獣医師の診断が必要です。
気になる症状や疑問点があれば、早めに動物病院へご相談ください。
スポンサーリンク
猫のおしりから出る茶色い体液の正体肛門腺とは?
肛門腺(こうもんせん)の基礎知識
- 猫や犬などの動物の肛門まわり(4時・8時方向付近)にある小さな袋状の器官を指します。
- ここには肛門腺液が蓄えられており、通常は大便を排泄するときに自然と排出されるものです。
- 液体は茶色、灰色、薄黄色など個体差があり、強烈なにおいを放つのが特徴です。
なぜ肛門腺液が出るのか?
- 自然排泄の乱れ
- 下痢や軟便が続くなど排便状態が悪いとき、肛門腺液がうまく排出されずに溜まりやすくなります。
- 恐怖・ストレス時の防御反応
- 動物病院や環境の変化など、猫が恐怖や強いストレスを感じた際に、多量の肛門腺液を一気に出すことがあります。
放置は要注意!肛門腺にまつわる代表的なトラブル
肛門腺炎
- 肛門腺内に細菌が繁殖して炎症を起こす状態です。
- 悪化すると化膿し、おしり周辺が赤く腫れたり、膿が出たりします。
肛門腺破裂
- 肛門腺炎が重症化し、腫れた肛門腺が皮膚を破って破裂する状態です。
- 破裂すると強い痛みと出血が生じることが多く、早急な治療が必要となります。
ココがポイント
おしりを執拗に舐めたり、床にこすり付けるような「おしり歩き」を頻繁に行う場合は、肛門腺液が溜まっているサインかもしれません。
こうした仕草に気づいたら、早めに対処を検討しましょう。
自宅でできる肛門腺ケアと動物病院受診の目安
肛門腺絞りの方法(自分でやる場合)
- 準備
- ゴム手袋、ペーパータオル、ペット用ウェットティッシュなどを用意。
- 猫がリラックスできる場所を選ぶと◎。
- 肛門腺の位置を確認
- 肛門を時計に見立てたとき、4時と8時方向に小さな膨らみを感じる場合があります。
- やさしく圧迫
- 指でそっと包み込むようにしながら、内側から外側に向かって圧をかけて体液を押し出します。
- 力を入れすぎると痛がらせたり、傷つける恐れがあるため注意。
- 後始末
- 体液が付着した部分をしっかり拭き取り、終わったら手袋を外して手指を消毒しましょう。
自宅で難しい、猫が嫌がる場合は…?
- 無理に絞ろうとすると猫がストレスを感じたり、ケガにつながるケースもあります。
- 不安なときは、動物病院やトリマーに依頼して正確に処置してもらうのがおすすめです。
動物病院を受診すべきサイン
- 肛門周辺の腫れや赤みがある
- 膿や血混じりの液体が出ている
- 痛がって暴れる、食欲が落ちて元気がない
- これらの症状が見られたときは、早めに獣医師の診察を受けましょう。
ストーリー思わぬ出費と愛猫のケアのために見直したこと
ここで少し、私自身の体験談をお話させてください。
実は、先日愛猫の肛門腺トラブルに気づいたのがきっかけで、動物病院で定期検診を受けるようになりました。
最初は
「ちょっとおしりを気にしてるくらいかな」
と思っていたのですが、獣医師に診てもらうと軽い肛門腺炎になりかけていたんです。
治療費はそこまで高額ではなかったものの、猫の医療費は意外にかさむことを実感しました。
さらに、ちょうどその頃、日常生活の中でも思わぬ出費に気づくことがありました。
それがプロパンガス料金です。
毎月の支払い明細をよく見ると、年々こっそり高騰していて、
「そういえば最近ガス代が高いかも?」
と思うようになったのです。
実は、ガス料金が上がった大きな原因の一つが「プロパンガス会社の料金体系」でした。
そこで、いろいろ調べてみると、プロパンガス変更サービスの「エネピ」という便利なサービスがあるのを知りました。
ガス会社を変えたら、その費用が猫の医療費に回せるように!
プロパンガスは電気と違って地域ごとに大きく料金が異なり、
知らないうちに割高になっているケース
も少なくないそうです。
私の場合は、エネピのサイトで簡単に見積もりを取ってみたところ、今よりもガス料金を安く抑えられるプランを見つけられました。
- 猫の医療費や健康管理に回す予算を確保したい
- 無駄な出費を減らして、安心できる備えにお金を使いたい
こんな思いから、思い切ってガス会社を変更することに。
結果として、ガス料金の削減分が愛猫の健康維持やフード代、定期検診の費用にまわり、飼い主としてとても助かりました。
「うちもプロパンガス料金が高いかも?」
と感じた方は、まずはエネピで一度見積もりを確認してみるのがおすすめです。
私のように家計を見直してみると、「ガス料金が年々こっそり高騰していたので、ガス会社を変更してよかった」と実感するケースが多いんですね。
↓ 詳しくはこちらの記事でチェック!
まとめ肛門腺トラブルもガス代も、早めの対策が大切
猫のおしりから出る茶色い体液の多くは、肛門腺液によるもの。
通常は大便とともに自然排泄されますが、溜まってしまうと肛門腺炎や破裂など深刻な症状を引き起こす場合があります。
「おしりをしきりに舐める」「床にこすりつけている」「肛門周辺が赤く腫れている」
などのサインに気づいたら、早めに獣医師に相談しましょう。
自宅での肛門腺絞りが難しいときは、無理をせず動物病院やトリマーに依頼すると安心です。
そして、家計への負担も油断は禁物。
私のように、普段から明細をあまり見ずに過ごしていると、思わぬところで出費がかさんでいる可能性があります。
特にプロパンガス料金は、地域や会社ごとに大きな差があるため、エネピのようなサービスで見直しをしてみると、新たな発見があるかもしれません。
浮いたお金を猫の医療費や健康管理に回せるのは、飼い主としてとても心強いことです。