いま世界中のゲームファンとドラマファンが固唾を飲んで見守っている続編、それが『ラストオブアス3(The Last of Us Part III)』です。
前作『The Last of Us Part II』の発売以来、
「これは賛否どころか、もはや家庭内でもディベートを巻き起こす!」
というレベルで話題になってきた本シリーズですが、現時点では残念ながら公式発表が一切なく、夢の続編がいつやって来るのかは見えません。
しかし、その一方で
「Naughty Dog(ノーティードッグ)のクリエイター陣は何やら動いている」
「リークによるとモーションキャプチャーまで進行しているらしい」
など、耳をダンボにしてしまうような噂も後を絶ちません。
本記事では、既知のリーク情報、業界メディアの分析、ファンコミュニティの沸騰具合、そしてソニーの次世代機動向まで含め、
「ラストオブアス3は本当にいつ発売されるのか?」
を徹底的に考察していきます。
まだ公式発表はないものの、濃厚かつ衝撃的な物語が再び姿を現すまでに、何が起きているかを超論理的かつ超俯瞰的に推測しつつまとめました。
長文ではありますが、なるべく読んでいただく方のツボを外さないように情報を網羅していますので、どうぞ気長にお付き合いください。
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公式発表ゼロから滲み出す“実は動いている”感「ラストオブアス3」は開発されているのか?
まず、最も気になるのは
「そもそもラストオブアス3は作られているのか?」
という疑問でしょう。
Naughty Dogやソニーは、2025年2月現在(あるいはそれ以降)に至るまで続編を正式発表していません。
もちろん、花火のようにカラフルなティーザーや大型イベントでのビッグサプライズもまだない。
公式から出てくるのは『The Last of Us Part II』の話や「ドラマ版がすごいよね」的なメディア出演のみで、「Part IIIがこうなる」「発売日はいつ」などは一言もございません。
しかしながら、インタビューでの何気ない言及や、リークの信頼度が高いインサイダーたちの発信内容を読み解くと、
「Naughty Dogのクリエイティブ・ディレクターであるニール・ドラックマン氏は、すでにアウトライン(物語の大枠)を執筆済み」
「コンセプト段階に入り、一部キャスティングも進行している可能性がある」
という噂が絶えません。
たとえばViewerAnon氏やDanielRPK氏といったインサイダーは
「モーションキャプチャーが始まっているかもしれない」
と言及しています。
ゲーム開発において、モーションキャプチャー作業は比較的初期~中期に行うパートではありますが、それでも「まったくの白紙」からはいきなり撮影は始めません。
この点からも
「少なくとも続編の準備は進められているのでは?」
という説得力が増しているわけです。
ただし、「動いている」イコール「フルパワーで開発中」とは限りません。
Naughty Dogは複数プロジェクトを同時に進める大手スタジオながら、人員的にもリソース的にも“優先順位”をつけざるを得ません。
現在は新規IP(SFテーマ)に注力しているとも言われており、ラストオブアス3がフル開発体制になるのはその後かもしれない──こういった見方も業界専門メディアでさかんに取り沙汰されています。
2027年以降説と、その背後にある長期開発サイクル発売日は一体いつ?
“開発しているらしい”となれば、次に気になるのは
「そんで、いつ出るの?」
でしょう。
ここが最大の焦点です。
結論から言うと、2025年時点で「発売日は○年○月」と公表している公式情報はゼロ。
まったく情報がない。
そのためメディアやアナリストは、Naughty Dogの開発サイクルとソニーの戦略から
2027年以降が最も現実的だ
と予測している状況です。
Naughty Dogの開発傾向
初代『The Last of Us』は2013年にPS3向けとしてリリースされ、そこから約7年後の2020年に『The Last of Us Part II』がPS4で登場。
Naughty Dogは作品にかける情熱とクオリティが非常に高く、一作あたりの開発期間が長期化する傾向があります。
とくにAAA級タイトルであれば、4〜5年は必要になりますし、技術面やストーリーの磨き込みを加味すると延期も決して珍しいことではありません。
Part II自体も、ラスト1年の磨き込みで発売日が何度か後ろ倒しになりました。
AAAタイトルの世間的な事情
近年はAAAゲーム全体が開発大型化する傾向が強く、7〜8年単位で発売するフランチャイズも少なくありません。
Rockstar Gamesの『GTAシリーズ』やBethesdaの『The Elder Scrollsシリーズ』などは一作に10年近い歳月を要しています。
『ラストオブアス』は物量が純粋にオープンワールドレベルに膨大というわけではなくとも、リアルな演技・ストーリーテリングで他タイトルと一線を画すので相当な時間がかかるのは想像に難くありません。
業界専門メディアの視点
- Digital Trendsは「ラストオブアス3は2027~2028年以降」という見方を固めており、さらに次世代機(PS6)の発表時期に噂される2028年頃との関連性を指摘。
- ComicBook.comは「PS6が2028年前後に出ると仮定すれば、ラストオブアス3がPS5末期の一大タイトルになるか、むしろPS6世代のローンチ~初期を盛り上げるキラーソフトになるシナリオもある」と報じています。
こっそり“2027年”と聞くと
「えぇ…あと数年待ちかよ…」
と嘆くファンがいるのも当然ですが、実際にNaughty Dog流の作り込みを考えると、それくらいの年月はかかるでしょう。
しかも、まだ本格的に開発に入ったという確証はなく、新規IPを優先している可能性が高い。
その事実を合わせると、「2027年以降」はむしろ“最速シナリオ”かもしれません。
エリーはどうなる? アビーは再登場するのか?Part IIが残した宿題
続編が「いつ」なのかも大事ですが、
「どんなストーリーなのか」
という点もファンの胸をざわつかせています。
そもそも『The Last of Us Part II』は、ジョエルの衝撃的な運命やエリーとアビーの血塗られた復讐劇、プレイヤーの視点をひっくり返してみせる二重構造など、あまりに濃密でした。
賛否両論が炎のように起こりましたが、その結果として
「このまま終わってほしくない」
「エリーはあのままですか?」
「アビーはどうするの?」
という声が絶えません。
いわゆる“続編で救済を期待する”層です。
エリーの贖罪
Part IIの最後、農場のシーンでディーナが姿を消し、エリーは指を失ってギターを弾けなくなり、ほとんど全てを失った状況が暗示されました。
プレイヤーの多くが
「復讐は何も生まない」
という教訓を重く背負わされる形でエンディングを迎えましたが、エリー本人の心境はどこに落ち着くのかは描かれないまま終わっています。
Part IIIでは、彼女が一体どの道を歩んでいくのかが最大の見どころになるでしょう。
再びどこかで穏やかな暮らしを見つけるのか、あるいはさらに強い罪悪感や喪失感を引きずり、新たなモチベーションを探すのか、まだ誰にも分かりません。
アビーとレブの旅路
復讐の果てにわかり合った…とは言い難いものの、最終的にエリーから命を許されたアビーとレブは、ファイアフライがいるという無線の情報を頼りにボートで旅立ちました。
もしそこにかつてのファイアフライメンバーが再結集しているなら、エリーの免疫を改めて研究しようとする展開もあるかもしれません。
アビーが持つ複雑な過去やキャラクター性は、Part IIで多くの議論を巻き起こしただけに、続編でも彼女の視点が描かれれば新たなドラマが爆誕する可能性は大いにあります。
新キャラクターと世界観の広がり
リーカーであるDanielRPK氏の話によると、荒廃した都市郊外の古いビクトリア様式の屋敷を拠点にした5人組の新キャラクターが中心的に登場するとの噂があります。
しかもエリーも引き続き登場し、そこに絡んでくるらしいという内容です。
公式には何一つ確定していませんが、Naughty Dogが複数主人公視点を得意とするスタジオであることを考えれば、新規キャラと既存キャラを組み合わせた群像劇になるシナリオは大いに考えられます。
ポストアポカリプスの世界がさらに広がり、人間同士のドラマや組織同士の対立などがより奥深く描かれるのかもしれません。
エリーの免疫という大きな伏線
初代からずっとシリーズの鍵となってきたエリーの免疫。
Part IIでは直接的には取り上げられず、「ジョエルが取った行動の余波」が主軸でした。
しかし、もしファイアフライが再び科学者を集めているのだとすれば、エリーの存在そのものが人類の希望になりうるテーマが再浮上する可能性があります。
はたしてPart IIIでは、その大きな設定が解決に向かうのか、それとも人間同士の対立の方が依然強いのか……
シナリオの予想が尽きません。
PS5、PS6、PC版展開の見通しどのハードで遊べる?
Naughty Dogといえば、ソニー傘下のファーストパーティスタジオ。
これまで『The Last of Us』はPlayStation独占タイトルとして発売されてきました。
では『ラストオブアス3』はどうなるのか。
最も現実的なのはPS5でのリリースですが、次世代機PS6の噂と重なり合い、いくつかのパターンが考えられます。
PS5ではほぼ確定
たとえ2027年発売になったとしても、PS5はまだ現役機種。
ソニーの歴代コンソールを見ると、およそ6~7年周期で次世代機に移行しますが、旧世代機のサポートも数年は続きます。
そうなると、PS5向けにフルパワーを投入した『ラストオブアス3』が出るのは当然のシナリオといえましょう。
Part IIはPS4末期だったように、今回もPS5末期になるかもしれません。
PS6世代とのマルチ展開
PS6が2028年前後に登場すると噂される以上、『ラストオブアス3』がPS5専用ではなく、クロス世代タイトルになる可能性もあります。
例えばPS5版とPS6版を同時発売し、PS6版はさらに高精細なグラフィックやロード短縮などの強化が行われる…という形です。
初代ラストオブアスもPS3末期に出て、PS4向けにリマスター版が早期に登場しました。
今回も同様にPS5で先行し、PS6へのアップグレードやリマスターを展開するのは大いにあり得ます。
PC版リリースの加速
ここ数年、ソニーはPS独占タイトルをPCへ移植する方針を打ち出しており、『Horizon Zero Dawn』や『God of War』『Marvel’s Spider-Man』など、続々とPC版が発売されています。
『The Last of Us Part I』リメイクもPS5版から半年余りでPC版が登場しました。
売上面やブランド拡大の観点から、ソニーは「まずPSプラットフォーム独占→1~2年後にPC版移植」というモデルを定着させつつあります。
したがって『ラストオブアス3』も発売後しばらく経ってからPC版が来る可能性は非常に高いと言えそうです。
メディアミックス拡大の可能性ドラマ版『The Last of Us』の成功
2023年にHBOが手掛けて放映したドラマ版『The Last of Us』は
「ゲーム原作ドラマをバカにしたら、むしろこっちが泣かされたわ!」
というレベルの絶賛を浴び、視聴率も好調でした。
ペドロ・パスカル演じるジョエルとベラ・ラムジー演じるエリーは、ゲームとはまた違った魅力を世間に届けています。
このドラマ成功によって、『ラストオブアス』シリーズを知らなかった層までもが原作ゲームを手に取るようになりました。
新規ファン層の獲得
ドラマ版で初めて“ジョエルとエリー”の物語に触れた人々がPart I、Part IIをプレイし、その深みのあるストーリーテリングに心を打たれるケースが多発。
これによって続編である
「もしPart IIIが出るなら絶対買う!」
という新しいファンの母数が格段に増えています。
Naughty Dogがもし「ラストオブアス3」を投入すれば、間違いなくドラマ視聴者層と既存ゲーマー層の両方を巻き込み、大きな話題を呼ぶでしょう。
ドラマ版との連携
ドラマはシーズン2で『The Last of Us Part II』の物語を扱うと見られており、場合によってはシーズン3でPart II後半~オリジナル展開まで踏み込む可能性も。
そうなるとゲーム本編の続きをドラマが先んじて描くのか、それともゲームが先にPart IIIを出すのか、あるいはドラマでPart IIを完結させてからゲーム新作へとつなげるのか。
ソニーがどう戦略を組むかは未知数ですが、メディアミックスを大規模に行うなら、ドラマとゲームが同タイミングでリリースされるシナリオも考えられます。
これはもう世界的大イベントになること間違いなし。
映画や他メディア展開も視野
『アンチャーテッド』は、トム・ホランド主演の映画が公開されましたし、『Ghost of Tsushima』や『Horizon』シリーズも映像化の企画が走っています。
ソニーは自社が誇るプレイステーションIPをマルチメディアで展開していく方針を強化中。
『ラストオブアス3』はドラマ版だけでなく、他の何かしらの映像プロジェクトと連携する可能性もあり、ゲーム発売時にはさらなるメディア拡大が進むかもしれません。
新規SFタイトルとマルチプレイ計画の影響Naughty Dogの内部事情
ラストオブアス3の開発がどこまで進んでいるかを考えるうえで、スタジオであるNaughty Dogのリソース配分は大きなポイントです。
彼らは現在、未発表のSF新規IP(2024年のThe Game Awardsで一部発表された『Intergalactic: The Heretic Prophet』)を優先しているとの噂があります。
加えて、『The Last of Us』のオンライン版を独立プロジェクトとして開発中(通称Factions 2)とされていましたが、2023年の再評価で
チームを縮小した
と報じられています。
新規IPを優先する理由
Naughty Dogは名作を数多く生み出してきたクリエイティブ集団ですが、常に新しいチャレンジを求めるスタンスを持っています。
“過去の名声にとらわれず、一度も手掛けたことのないジャンルや設定へ挑戦する”という姿勢がSF新規IPの背景にあるのでしょう。
制作リソースをSF新作に集中させる期間中は、『ラストオブアス3』が本格始動しないという推測が成り立ちます。
マルチプレイ版(Factions 2)の仕切り直し
当初は『The Last of Us Part II』のオンラインモードとして予定されていたFactions 2が独立タイトル化し、長期運営型のオンラインゲームに発展させようとした計画があったようです。
しかしソニー上層部のレビューで品質面や方向性を再検討することになり、チーム規模を大幅に縮小し仕切り直しになったとの報道が2023年にありました。
これにより、シングルプレイチームへ一部スタッフが合流し、「ラストオブアス3」や新規IPを進める後押しになる可能性がある、と見るメディアもあります。
ただし、このオンライン計画が完全中止ではない可能性も残っているので、スタジオの“手が空く”というわけでもなさそうです。
ニール・ドラックマン氏のスタンス
ドラックマン氏は、ファンから
「ラストオブアス3を作らないの?」
と尋ねられるとき、
「作りたい物語があればやる」
「どのプロジェクトをやるかは自分たちで決める」
と答えることが多いです。
Part IIが非常に重たく、賛否の大きな内容だっただけに、3作目に取り組むには相応のモチベーションと確信が必要でしょう。
「続編を出して当然だよね」
だけでは動かないからこそ、Naughty Dogらしい完成度をキープできているとも言えます。
そう考えると、SF新規IPで新しいクリエイティブ意欲を発散したあと、改めて『ラストオブアス3』に注力する形が自然なのかもしれません。
Redditでの妄想大会と、Twitterでの賛否再燃ファンコミュニティの熱量
『ラストオブアス2』が引き起こした大論争は、発売後に収束どころか、いまだに発火し続けています。
「ジョエルの扱いが…」
「エリーは可哀想すぎる…」
「いやアビーが最高!」
など、感情が複雑に交錯する議論が絶えません。
そんな中、「ラストオブアス3」が出るとなれば、ファンコミュニティは一層ヒートアップすることは確実です。
エリー救済派の声
特にPart IIではエリーが散々な目に遭ったことから、
「次こそ幸せになってほしい」
と願うファンは多数います。
あのギターすら満足に弾けない結末にショックを受けた人が、
「続編では彼女が憩いの場所を見つけ、ディーナやJ.J.との関係を取り戻す物語であってほしい」
といった希望を語る投稿も珍しくありません。
実際、この結末があまりにも辛い余韻を残したがゆえに、Part III待望論が加速しているという面もあるでしょう。
アビー継続派の視点
反対に
「アビーが最高だった」
「このキャラの行方をもっと見たい」
という層も確実に存在します。
特にアビーとレブのコンビは、後半の物語で「二人三脚によるサバイバル」を乗り越えて深い絆が生まれたため、続きを強く期待する声も多いです。
そもそも父を殺された怒りから復讐を果たしてしまったアビーが、さらにどんな運命をたどるのかは興味深いところ。
エリーが再び登場するとすれば、二人が再会するのか、互いに干渉しない道を歩むのか──ファンの憶測は止まりません。
リークは“信じる派”と“怪しむ派”でバトル
視点を変えれば
「こんなにリークが出回っているが、開発段階で大幅変更もありうる。信じない方がいい」
と冷静な人々もいます。
実際、Part IIの開発ではストーリーやキャラクター配置が途中で変わり、
「リリース前に流れた噂とぜんぜん違った」
というケースもありました。
Naughty Dogに限らずAAAゲームは制作中に変更が当たり前なので、今出ている断片リークに振り回されすぎると、いざ公式が発表したときに肩透かしを食らうリスクもあるわけです。
「ラストオブアス3」は市場でどう目立つか?他のAAAタイトルとの兼ね合い
何年も先にリリースされるとして、その頃のゲーム業界はどうなっているでしょうか。
近年は『Marvel’s Spider-Man 2』や『モンスターハンターワイルズ』など、ビッグネームが連続して登場しており、今後も大作ラッシュは続くと予想されます。
その中で「ラストオブアス3」はどういう立ち位置を獲得するのかが気になるところです。
独自の魅力重厚なストーリーテリング
他のAAAタイトルがオープンワールドやオンライン要素、あるいはスーパーヒーローの大暴れをメインにする中、『ラストオブアス』シリーズは
ポストアポカリプスの世界で繰り広げられる人間ドラマ
という点で一線を画します。
あくまでキャラクターの葛藤、愛憎、道徳観の揺らぎなどを鋭く描くことで、映画やドラマに匹敵する没入感を生んでいるわけです。
ドラマ版でも証明されたように、その物語性がジャンルを問わず大衆に刺さる強烈な武器になるため、何年後であれ大きな注目を集めることは間違いありません。
PSプラットフォームのキラーソフト枠
Sonyは独占タイトルとして『God of War』シリーズや『Horizon』シリーズ、『Marvel’s Spider-Man』シリーズなど強力なラインナップを持ちますが、『ラストオブアス』はそれらと並ぶレベルの“顔”であり、メディアミックスにも向いたIPです。
特にドラマ版が成功し、世界中で話題を呼んだ今となっては、その知名度はさらに一回り上。
PS5あるいはPS6の時代に、
「これが遊びたいがためにハードを買った」
と言わしめるタイトルとなるだけのブランド力があるわけです。
ロングテールの展開
“万人受け”というよりは“重いテーマが刺さる層”に長期的に売れ続けるタイプのゲームとしての地位も確立しています。
初代もリリース後に口コミで評価が広まり、リマスター版やリメイク版を含めてジワジワ累計販売本数を伸ばしました。
Part IIでも発売直後に爆発的に売れて、その後も口コミでロングセールスを継続。
これは、キャラクターやストーリーを語り合うコミュニティ文化が根付いているからこそ成り立つ現象であり、続編が出ればまた数年間にわたって市場を賑わせる可能性が大いにあります。
予測「ラストオブアス3」は何をもたらすのか
ここまでの情報を総合すれば、「ラストオブアス3」はまだ数年先のリリースが有力視されながらも、ファンの期待値は天井知らず。
一方で、Naughty Dogが新規SF IPに注力している現状や、AAA開発の長期化を踏まえると、ファンは気長に待つ覚悟が求められそうです。
それでも
「なぜこんなに期待されるか」
といえば、前作までが提起した未解決要素や人間ドラマにまだ相当な奥行きが残っているから。
実際のところ、本シリーズは“希望や愛がポストアポカリプスの絶望下でどのように存続するか”というテーマを一貫して描いてきました。
その軸を前2作で徹底的に掘り下げた結果、新たなステージに突入するのが待ち遠しい、というのが多くのファンの本音でしょう。
可能性1エリーの物語集大成
Part IIIでエリーが再登場するなら、彼女の旅は“贖罪と救済”にどんな決着をもたらすのか。
彼女が大切な人を失いすぎた末に見つける“再生の道”が描かれるのか、それともさらなる孤独を選ぶのか。
いずれにせよ、ドラックマン氏ならばプレイヤーの感情を鷲づかみにする劇的な展開を用意していそうです。
可能性2アビーとファイアフライ再興
もしアビーやレブ、そしてファイアフライの再結成計画がメインに据えられるなら、エリーの免疫が再び世界の命運に関わるかもしれません。
ジョエルの決断で止まったはずの“ワクチンへの道筋”が復活するかどうか。
そこに新キャラクターの思惑や、他の勢力の対立が絡めば、世界規模の混乱や希望の光が同時に描かれる可能性も考えられます。
さらに政治的・宗教的な要素が絡んでくれば、Part IIを超える大規模な人間模様が展開されることも十分あり得るでしょう。
可能性3全く違う形のラストオブアス
Naughty Dogがシナリオの大胆な変化やキャラクター交代を平然とやってのけるスタジオである以上、Part IIにも登場しないまったく新しい主役を据え、エリーやアビーは物語の一部にとどまるという路線も否定できません。
世界がさらに荒廃し、新たな地域や勢力を中心に描くことで“ラストオブアスの世界観”そのものの拡張を図るかもしれません。
いずれにせよ、シリーズ全体を通じて描いてきたテーマである
「愛、復讐、選択、そして希望」
という基軸は失われないでしょう。
その時まで長い目で待てるか?結論:Naughty Dogが本気を出す日はいつか来る
『ラストオブアス3』は、公式発表はおろか噂レベルの情報しか出ていないのに、これほど世間を騒がせるほどのブランド力を持つタイトルです。
改めてポイントを整理しましょう。
- 公式アナウンスはない
Naughty Dogやソニーが「Part IIIを作っています」と宣言した例は現時点でありません。 - リークやインタビューが示唆する“コンセプト段階”
ニール・ドラックマン氏自身がアウトラインを完成させているらしいことや、モーションキャプチャーが行われているとの噂を複数のインサイダーが報じている。 - 発売時期は2027年以降が有力視
新規IPの開発優先、AAAタイトルの長期化、PS6との兼ね合いなどを考えると、2027年~2028年あたりが最速シナリオという専門家見解が多い。 - ストーリーへの期待が高い
Part IIで残されたエリーやアビー、ファイアフライの動向、新規キャラクターとの群像劇などがどう収束するか、多くのファンが“救済”や“再会”を望む声をあげている。 - プラットフォームはPS5/PS6クロス? PC版も視野
ソニーのファーストパーティタイトルとしてPS5が中心になるのは確実だが、発売時期次第でPS6とのクロス世代対応が考えられる。近年の流れからPC版展開もほぼ確実視される。 - ドラマ版の成功と相乗効果
HBOドラマ版が新規ファンを開拓し、さらにメディアミックス拡大が見込まれる。
ゲームとドラマをセットで盛り上げることで、歴史的ブームを引き起こす可能性も。 - Naughty Dog独特の完璧主義
リマスター版やリメイク版へのこだわり、オンラインプロジェクトの再評価などを見ても分かる通り、スタジオは常に品質・テーマに納得できるまで徹底的に時間をかける方針。
そのため中途半端に急がず、ファンも“数年先でも構わない”と腹を括るしかない状況。
これらを考慮すると、『ラストオブアス3』は
「数年先のリリースに備えてNaughty Dogが水面下でじわじわと仕込んでいるプロジェクト」
だと言えます。
かといって期待を裏切るかといえば、過去作で見せてきた品質やドラマ性から察するに、いざ動き出したときの衝撃は計り知れません。
ドカーンと発表される日が来れば、ゲームファンのみならずドラマ視聴者や映画界まで巻き込んだ世界的“お祭り状態”になる可能性も。
ファンとしては何をすべきかあとがきに代えて
ここまで『ラストオブアス3』にまつわる噂やリーク、開発事情、ドラマ版との関連を余すことなく考察してきました。
結論は一つ。
「まだ公式発表がなく、発売日のメドは立っていない。それでも続編はほぼ確実に動いている」
と言わざるを得ません。
となれば、シリーズファンとしては、ひとまず「気長に待つしかない」と腹を括るのが得策でしょう。
しかし「待つ」といっても、指をくわえているだけでは退屈かもしれません。
たとえば、以下のような楽しみ方ができます。
- ドラマ版シーズン2の動向を追う
Part IIに相当する内容をドラマがどう再現するのか観察し、新規ファンの反応をSNSで眺めるのも乙なものです。 - Part Iリメイク版やPart IIを再プレイ
伏線や演出を深く味わい直すと、新たな気づきや考察が生まれるはず。
特に「エリーの心情」「アビーのバックストーリー」を再検討すると、次回作の可能性がもっと見えてくるかもしれません。 - コミュニティで考察を共有
RedditやTwitter、ファンブログなどで意見交換を楽しむのも一興。
みんな妄想と推測が大好きなので、意外と盛り上がれるかも。 - Naughty Dogの過去作をプレイして制作姿勢を知る
『アンチャーテッド』シリーズや初期作品を通じて、Naughty Dogの“細部へのこだわり”や“キャラクターの描き方”を味わっておくと、Part IIIが来たときに理解が深まります。
“いつ出るか分からないゲームを待ち望む”というのは、ある種の修行かもしれませんが、大抵の場合、Naughty Dogクラスのスタジオはファンを長く待たせても裏切らない仕事をしてくれます。
Part IIですら発売延期でやきもきしたものの、最終的に出てきた作品は賛否両論を超えて“歴史に残る”評価を多数獲得しました。
それと同じか、それ以上の衝撃を目の当たりにするのを楽しみに、今は待つしかありません。
まとめ
- ラストオブアス3は公式発表なし。
ただし構想やアウトライン、初期段階のリークは多数 - 発売時期は2027年以降が有力。
AAA長期化&新規IP優先、PS6との兼ね合いなどあり - ストーリーはエリーの贖罪やアビーの再登場、新キャラの5人組など多くのリークが交錯
- プラットフォームはPS5が軸だがPS6とのクロス展開も視野。
PC版リリースもほぼ確実 - HBOドラマ版との連動がより拡大すれば世界的なメディアミックスへ発展する見込み
- Naughty Dogは新規SFプロジェクトやオンライン計画の再編中であり、完全にフル開発には至っていない可能性が高い
- ファンコミュニティの熱量は衰えず。
賛否両論を越えPart III待望の声が膨れ上がっている
以上の通り、『ラストオブアス3』に関しては確定情報が乏しいにもかかわらず、それでもあふれるほどの期待や憶測が飛び交っています。
荒廃した世界観の中で、愛と憎悪、復讐と赦しを深く描いてきたシリーズだけに、続編が持つインパクトは計り知れません。
もしNaughty Dogが再び満を持して“覚悟の物語”を作り上げるならば、世界のプレイヤーを感情的・思想的に揺さぶる傑作が誕生することでしょう。
果たしてエリーはあの農場の先で何を見つけるのか、アビーはどんな希望や苦悩を抱えるのか、新たなキャラクターの視点がどう絡むのか——とにかく想像は膨らむばかりです。
「公式から何もアナウンスがないなんて、もどかしすぎる!」
と思うのは自然なことですが、一方で
「未知の物語を自由に予想できる期間もオツなもの」
という楽しさがあります。
いずれ数年先、ある日突然Naughty Dogから新トレーラーがドカーンと公開され、全世界がざわめく瞬間を想像するだけでニヤニヤしてしまうもの。
PS5とPS6、さらにはPC展開まで見据えた超大作が人類の眼前に現れ、そのストーリーが再び私たちを泣かせ怒らせ、そして心を揺さぶる……。
そんな期待感を胸に、いまはPart IやPart IIをリプレイして、ドラマ版を楽しみながら「ラストオブアス3」がいつか訪れるその時を心待ちにしてはいかがでしょうか。
以上が、現在入手し得る情報を組み合わせ、さらに“超論理的かつ超俯瞰的”な目線でまとめ上げた『ラストオブアス3』発売日とストーリーに関する徹底考察でした。
公式発表を日々チェックしながら、またリークに一喜一憂しつつ、“待っている時間も楽しむ”という境地で過ごしてみるのが長期戦のコツかもしれません。
やきもきと期待を胸に抱えつつ、いつの日か解放されるであろう新章の到来を、心して待ちましょう。