全世界で驚異的な1000万本を突破し、これまでの格闘ゲームの枠すら超える勢いで大ヒットを記録してきた『ドラゴンボール ファイターズ』。
その続編にあたる「ドラゴンボールファイターズ2」（以下、仮称として「ファイターズ2」と表記）が登場するとしたら、一体どのような進化を遂げ、どんな時期に世に放たれるのか。
現状では公式に確かなアナウンスは見られず、発売日はもちろん、開発の事実すら明かされてはいません。
とはいえ、コミュニティやリーク情報、バンダイナムコエンターテインメントやアークシステムワークスの動向などを丹念に追っていくと、続編が生まれる可能性は十分に考え得る状況であるとも読み取れます。
本記事では、初代『ドラゴンボール ファイターズ』がどのように長期的成功を収めてきたのかを振り返りつつ、Sparking!シリーズをはじめとする他のドラゴンボールゲームとの競合や、開発会社・アークシステムワークスの多角的な取り組み、リーク情報の検証、ファンコミュニティでの期待点など、あらゆる視点から
「もしファイターズ2が出るならどうなるのか」
を徹底的に考察します。
さらに、公式が沈黙を守る理由や、発売時期を左右しそうな要素にも踏み込んでみたいと思います。
本記事では、続編の発売を強く望むファンが数多くいるという現実を踏まえながら、初代が獲得した商業的成功やeスポーツでの存在感を改めて総合評価し、次の一手となる可能性がある「ファイターズ2」の行方を多方面から推測していきます。
どのような新キャラクターが求められ、ネットコードはどう進化し、ストーリーモードにさらなる変化が期待されるのか。
リーク情報の真偽を比較し、Sparking!シリーズ新作が2024～25年を賑わす間に、ファイターズ2の計画がどう水面下で進行していると推測できるのか。
その全貌を、多角的・超論理的・超俯瞰的に探究していきましょう。
以下に記す内容は、現状で確認可能な公式情報、噂、リーク、ファンコミュニティの声などを基にまとめています。
いまだ確定情報が存在しないため、多くの部分は状況証拠や過去の事例、他作品との比較からの推測であることをお含みおきください。
しかし、初代『ドラゴンボール ファイターズ』という実績を踏まえれば、続編が生まれる必然性は非常に高いと言わざるを得ません。
そこに加えて、現行バージョンのDLC終了やPS5／XSX版へのリマスター、ロールバックネットコードの実装などが、いかに続編への橋渡しになるのかも注目していきます。
時にはユーモアを交えつつ、ドラゴンボールゲームへの熱い期待を抱く全ての方に向けて、膨大な情報を総合的にまとめました。
『ドラゴンボール ファイターズ』成功の背景
世界的大ヒットの経緯と長期的人気
世界累計1000万本突破
2018年に発売された『ドラゴンボール ファイターズ』は、発売週にして出荷200万本を超える好調なスタートを切りました。
そこからさらに勢いを落とすことなく伸び続け、2020年5月時点で500万本、2021年11月時点で800万本、そして2023年5月にはついに1000万本を突破。
格闘ゲームというジャンルでは破格とも言える数字で、過去にも格闘ゲームのヒット例はあるものの、これほどまでに世界的に拡散したタイトルはそう多くありません。
ドラゴンボールというIPの世界的知名度や人気もさることながら、格闘ゲームファンを含むゲーマーたちの間で評価が高まっていったのが大きな要因の一つです。
アークシステムワークスの技術力とドラゴンボールのIPパワー
この成功の要因としては、まず2Dアニメを立体的に再現するアークシステムワークスの卓越した技術力が挙げられます。
セル画調の見た目を3Dモデルで実現し、高速アクションやキャラクターの個性を原作の雰囲気に沿って巧みにまとめあげました。
さらに、誰もが知る“ドラゴンボール”という世界的ビッグコンテンツのパワーが相まって、発売前から強い注目を集めることに成功。
もともと格闘ゲームファンだけでなく、ドラゴンボールファンやライトユーザーまで一挙に取り込むポテンシャルがあり、発売直後から世界中で話題が爆発したのです。
なお、3対3のチームバトルというシステムもキャラクター同士の組み合わせやアシスト技を戦略的に活用できる点が評価されました。
eスポーツシーンでの躍進
発売後すぐ、世界最大級の格闘ゲーム大会EVO（Evolution Championship Series）でメイン種目に選出。
視聴者数が20万人を超える配信が行われるなど、競技シーンも非常な盛り上がりを見せました。
トッププレイヤーたちが熾烈なコンボや華麗なアシスト連携を駆使して争う様子は、観戦者にとってもドラゴンボール原作を彷彿とさせるアツい“格闘劇”に映ったのです。
こうしたeスポーツ界隈の盛り上がりは、さらなる新規ファンを呼び込み、コミュニティ全体がますます拡大していく流れを生みました。
DLCがもたらしたコンテンツ拡充
定期的な新キャラクター参戦
『ドラゴンボール ファイターズ』は発売当初からDLCを活用した長期運営方針を取っており、発売後も数年にわたり新たなキャラクターが続々と追加されました。
ジレン、ゴジータ（SSGSS）、ブロリー（劇場版）、さらに人造人間21号（白衣）など、原作ファンが
「これが来てほしい！」
と願うキャラを的確に実装。
これにより、既存プレイヤーは飽きることなく遊び続けられ、新規プレイヤーもタイミングを見て参戦しやすくなったのです。
最終的には20体近くものDLCキャラクターが加わり、大ボリュームのキャララインナップを実現しました。
大会環境の変化とマンネリ防止
キャラ追加のたびにバトルバランスが変わるため、大会シーンやオンライン対戦の環境も変化。
そのたびにコミュニティが盛り上がり、トッププレイヤーたちが新戦術を生み出す様子が注目されました。
格闘ゲームは“アップデートが行われるたびに大会環境が変わる”ことで話題に事欠かず、長期的な人気維持につながります。
アークシステムワークスとバンダイナムコが共同でバランス調整を重ねてきた結果、初心者から上級者まで幅広く遊べる奥深いゲーム性が長期間にわたって支持されたのです。
長期サポートの方針と業界潮流
ドラゴンボールゲームの近年の流れ
ドラゴンボール関連のゲームは昔、ほぼ毎年のように新作が出ていた時期もありますが、近年は『ゼノバース2』のように1本を長く育てるスタイルに変わっています。
『ファイターズ』も2022年まで継続的なDLCやバランスアップデートを実施し、計4～5年にわたり“発売後も新鮮さを保つ”ことに成功しました。
この方針によって、プレイヤーコミュニティの定着率が上がり、購入したユーザーが長く遊び続ける環境が整います。
ユーザーコミュニティの育成
1本のゲームを長期的にサポートすれば、自然とコミュニティが深まっていきます。
大会を主催する人、戦略を研究する人、情報をまとめる人、配信や動画で盛り上げる人…多様な関わり方が生まれ、それぞれが相互に作用してゲームの寿命を伸ばします。
『ドラゴンボール ファイターズ』はこの“ユーザーコミュニティの育成”に大いに成功し、最終的には世界累計1000万本を突破する大台に到達。
それだけでなく、発売から数年経ってもオンライン対戦の人口が一定数以上維持されるという、格闘ゲームとしては珍しい状況を築き上げました。
公式発表と現時点の動向
続編に関する公式アナウンスの状況
現時点（2025年2月）で公式発表はなし
最も重要な事実として、「ファイターズ2」に関する公式な発表は一切存在しません。
バンダイナムコエンターテインメントの公式リリースやSNSアカウント、あるいはアークシステムワークスからの具体的なコメントは出ておらず、タイトルが“開発中”とも“企画中”とも明言されていない状態です。
コミュニティやリーカーたちの推測や噂は数多く飛び交っているものの、現段階では“公式な証拠”がないため、厳密には「何も決定事項はない」と言わざるを得ません。
2023年3月のバトルアワーではSparking!シリーズ新作発表
2023年3月に行われた「ドラゴンボール ゲームス バトルアワー」で、過去作から約15年ぶりとなる3D対戦アクション『ドラゴンボール Sparking! ZERO（Budokai Tenkaichi 4に相当する作品）』が電撃発表されました。
これはファンにとって大きなサプライズでしたが、このイベントで「ファイターズ2」に関する言及は一切なし。
その後のプロデューサーインタビューでも
「FighterZの世界大会やアップデートを継続していきたい」
と語られるだけに留まり、新作としてはSparking!シリーズを前面に押し出している印象を受けます。
商標登録やティザー情報の有無
商標登録データベース上の動き
ゲームタイトルが公表される前に、その名称が商標出願されてリーク的に発覚するケースもあります。
しかし、現時点で「ドラゴンボールファイターズ2」と明確に断定できる商標は見当たらず、少なくとも公には出願情報が漏れていません。
もちろん、名称が違う仮称やコードネームで出願されている可能性もゼロではありませんが、ファンが商標を探して見つけたという報告はなく、ティザー的な兆候は確認されていないのが実情です。
公式SNSでの予兆なし
バンダイナムコやアークシステムワークスが新作を匂わせる際、SNSやYouTubeで短い映像を流したり、ロゴだけを先行公開したりすることがよくあります。
しかしファイターズ2に関するそうした動きは全くなく、ただ静観が続いています。
いつか突如サプライズを仕掛けてくる可能性は否定できませんが、2025年2月時点でそのような噂や具体的な動きは見られません。
開発者コメントと曖昧な示唆
広木智貴プロデューサーの「新プロジェクト」発言
過去のインタビューで、バンダイナムコのプロデューサー広木智貴氏が
「新しいプロジェクトを準備している」
というニュアンスのコメントをしたことがあります。
ファンやメディアの一部はこれを
「ファイターズ2のことではないか」
と推測しましたが、実際に何のプロジェクトかは明示されていません。
他タイトルである可能性も充分にあり、続編を示唆しているかどうかは不透明です。
2023年10月インタビューでの態度
2023年10月の公式インタビューでは
「FighterZをこれからも大切に遊んでもらいたい」
というコメントや、
「新作はSparking!シリーズが目玉である」
という話題が中心。
ファイターズ2について具体的に尋ねられた際も
「現在はお伝えできる情報は何もありません」
とだけ回答される状況でした。
こうした受け答えから、公式としては少なくとも“まだ発表すべき段階に達していない”か、“本当に動いていない”か、いずれかと考えられます。
リーク・噂情報を徹底検証
主なリーク内容とその背景
2020年の「バンダイナムコ未発表ラインナップ」流出説
Redditなど海外フォーラムで
「バンダイナムコ社内の未発表ラインナップがリークされた」
という書き込みが複数出回り、その中には
ドラゴンボール ファイターズ 2.0（仮）を2021～2024年にリリース予定
などの記述がありました。
一部の情報は『鉄拳7のシーズン4が最終シーズンになる』といった点を当てたため、注目が集まりました。
しかし、2024年を迎えてもファイターズ2は発表されておらず、スケジュール自体が延期されているか、そもそもこのリークがフェイクだったのか、判断がつかない状態です。
2022年夏のハッキング流出「FighterZ Super」
2022年にバンダイナムコがハッキング被害に遭ったとの報道があり、その際“Dragonball FighterZ Super”というタイトルがリストに含まれていたと言われています。
そこには2023年度Q2に発売と書かれていたとも。
ただし、実際に2023年夏に発売されたのはPS5／XSX版のアップグレードで、ロールバックネットコード対応が実装された形であり、新作や続編とは程遠い内容でした。
リーカーたちも「FighterZ Superは新作ではなく現行のリマスター的存在を指していたのではないか」と推測しています。
信頼度の判断と過去の的中事例
DLCリーク実績から見える傾向
初代ファイターズでも、DLCキャラクターの追加情報が公式発表前にリークされ、後に正しかった例がいくつかありました。
ジレン、ビーデル、ゴジータ、ブロリーなどの参戦が事前にネットに出回り、「かなり的中している」と注目を集めました。
一方で、同時期に流れた噂の中には外れたものもあり、リーカーが常に正しい情報を掴んでいるわけではないことが分かります。
ファイターズ2に関するリークは、こうしたDLC程度の規模を超えるビッグプロジェクト情報であるため、情報管理も厳しく、誤報や不確定要素が一層入り混じっている可能性が高いと考えられます。
「関係悪化説」など真偽不明の噂
時々「バンダイナムコとアークシステムワークスが折り合い悪化して続編企画が停滞している」という説がSNSやYouTubeなどで語られますが、根拠となる証拠はほとんど示されていません。
むしろ他の格闘ゲーム開発で協力関係を続ける両社の動きを見ると、現実味は低いと推測できます。
企業間でトラブルがゼロとは言い切れませんが、少なくとも公に発覚するほどの大きな問題があるなら何らかの形で報道される可能性は高く、今のところそのような情報は確認できません。
リークから見える「開発遅延」説
計画はあるが公式発表を見送っている？
数々のリークや噂に共通するのは
「ファイターズ2のプロジェクトが存在し、すでにある程度開発が進んでいるが、何らかの事情で公にできない」
という推測です。
大きな要因として考えられるのは、社内でSparking!新作や他タイトルが優先されているため、ファイターズ2を堂々と発表できるタイミングが来ていないという点です。
開発スケジュールの兼ね合いや、競合タイトルとの売り上げ食い合いを避ける戦略など、企業の判断としてはいくらでも可能性があります。
ファンの根強い期待を裏付けるリーク
事あるごとにファイターズ2の噂が浮上しては注目を集める背景には、やはり初代の大成功とファンコミュニティの巨大さがあるでしょう。
続編を望む声が強ければ強いほど、“リークを装った噂”も自然発生的に出てきやすく、どれもゼロベースで否定しきれないため「やっぱりあるのでは」と期待が膨らむのです。
そうした噂の総量自体が、ファイターズ2に対する世間の強い需要を示しているとも言えます。
ファンコミュニティでの議論と期待
新キャラクターへの期待
最新形態・劇場版のキャラ参戦
『ドラゴンボール超』シリーズや近年の劇場版（例：『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』）などでは、新形態や新キャラクターが次々登場しています。
身勝手の極意悟空（兆～極形態）、ビースト悟飯、オレンジピッコロ、セルマックスなど、ファイターズには未実装の姿がまだ数多くあります。
これらを自由に操作できる日を夢見るファンは多く、「続編が出たら絶対に入れてほしい！」との声は尽きません。
マニアック枠や原作外枠
ガーリックJr.のようにアニメオリジナルに近いキャラや、栽培マンをもっと個別バリエーションで動かしたいという意見、あるいは劇場版限定の敵キャラたちをまとめて参戦させてほしいといった要望も見られます。
ドラゴンボールは原作、アニメ、映画、派生作品を含めて膨大なキャラが存在するため、ファン同士で
「これが出れば面白い」
「このキャラのモーションを想像するだけでワクワク」
と盛り上がっており、それが続編への期待をさらに高める要素となっています。
ゲームシステム・ネット周りの改善要望
ロールバックネットコードの標準搭載
前作は発売当初、ディレイベースのネットコードが使われており、オンライン対戦でのラグ問題がたびたびクローズアップされました。
後年になってロールバックネットコードが実装されましたが、続編があるなら最初からロールバックを採用してほしいという意見が圧倒的です。
近年の格闘ゲームは世界中のプレイヤーがオンラインで競い合うのが当たり前になっているため、ネット通信品質の良し悪しがゲームの評価を大きく左右します。
ディフェンス面の充実
ファイターズは3対3のスピード感溢れる攻撃戦略が醍醐味ですが、その一方で
「攻め一辺倒になりがち」
「防御オプションが少なく、ダメージを受け始めるとワンサイドゲームになりやすい」
という批判もありました。
続編ではガードキャンセルや回避アクションなど、防御手段をもっと多彩にして駆け引きを深めてほしいという声が上級者層を中心に挙がっています。
初心者に優しく、かつ上級者には奥深い戦略性があるシステムをどう両立するかが大きなポイントとなるでしょう。
ストーリーモードやオリジナル要素
人造人間21号に続く新規キャラ
前作オリジナルの人造人間21号は高い人気を博し、公式やファンコミュニティでも評価が高い存在でした。
原作者・鳥山明氏の監修を経たオリジナルキャラということで、続編でも同様に“ゲームならではの新キャラ”を追加してほしいとの要望があります。
ドラゴンボールという広大な世界観を踏まえつつ、ゲーム独自の物語を展開できる余地はまだ大きいとも言えます。
演出面のさらなるアニメ化
『ドラゴンボール ファイターズ』は必殺技演出やキャラのイントロシーンなど、細かいところまでアニメ的に作り込まれていました。
ただ、原作ファンからすると
「もっとアニメや漫画の名場面を再現してほしい」
「ストーリーモードでアニメさながらの長いムービーやカットシーンを入れてほしい」
といった要望が常にあります。
続編では映像演出をさらに充実させ、“アニメを見る感覚”でゲーム体験が楽しめるようなアプローチも期待されています。
他ドラゴンボール作品との兼ね合い
Sparking!シリーズ（Budokai Tenkaichi）復活との調整
2023年3月発表のSparking! ZERO
長年途絶えていたSparking!シリーズ（海外名Budokai Tenkaichi）が『ドラゴンボール Sparking! ZERO』として復活することが2023年3月に発表されました。
このシリーズは3D空間での自由な飛行・移動やビジュアル演出が特徴で、ファイターズとは操作性やゲーム性が大きく異なるとはいえ、同じドラゴンボール対戦ゲームというジャンルで多少の重なりもあります。
大きなIPの新作が出るタイミングで同ジャンルの別タイトルを並行リリースすると売り上げが分散しかねないため、バンダイナムコとしてはタイトル同士のリリース時期を慎重にずらす可能性が高いです。
同時期投入のリスク
もしファイターズ2が近い時期に出るとなれば、Sparking!新作とプロモーションやユーザー層がぶつかるリスクがあります。
たとえば2024～25年はSparking! ZEROの話題が盛り上がる年になると予想され、ファイターズ続編を同年にぶつければドラゴンボールファンがどちらを優先購入するのか混乱を招きそうです。
ドラゴンボールゲームとしてIPを最大活用したいバンダイナムコにとって、同ジャンルの自社タイトル同士が競合するのは避けたい展開でしょう。
ゼノバース2やカカロットとの長期運営
ゼノバース2の継続DLC
3DアクションRPG寄りの『ドラゴンボール ゼノバース2』は2016年発売ながら、2023年時点でも新DLCを次々投入してロングヒットを続けています。
映画キャラや超の新形態などが実装されるたびにファンが戻ってくる仕組みができあがっており、公式が
「まだゼノバース2を拡張し続ける」
と語る状況です。
ファイターズ2の開発を急いで発表すれば、ゼノバース2のDLC売り上げを食う可能性があり、ビジネス上の都合からもリリースのタイミングは計画的に調整されるでしょう。
カカロットやブレイカーズの存在
『ドラゴンボールZ カカロット』はアクションRPGとして独自のユーザー層を得ており、こちらも追加ストーリーDLCなどで拡張が続いています。
非対称対戦ゲーム『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』も2022年に登場。
バンダイナムコはドラゴンボールIPを多方面で同時並行的に展開しているため、特定の時期に大きなタイトル同士がかぶると互いに売り上げを奪い合う恐れがあるとも考えられます。
ファイターズ2を打ち出すなら、こうした他タイトルのリリース時期やDLC投入計画と慎重にすり合わせる必要があるでしょう。
バンダイナムコとアークシステムワークスのスケジュール
鉄拳8へのリソース集中
バンダイナムコは『鉄拳』シリーズもメインの格闘ゲームIPとして抱えており、最新作『鉄拳8』を2024年初頭にリリース予定としています。
開発チームはこの大型プロジェクトに力を注いでいるため、同じ格闘ゲームというカテゴリのファイターズ続編を同時並行で大々的に進めるのは難しいかもしれません。
鉄拳8がローンチしてある程度落ち着いた後で、次の格闘ゲームとしてファイターズ2がクローズアップされるシナリオは十分に考えられます。
アークシステムワークスの多タイトル展開
一方のアークシステムワークスも、『GUILTY GEAR -STRIVE-』『ダンジョン＆ファイター デュエル』『グランブルーファンタジー ヴァーサス：ライジング』など、他社IPを含めて多数の格闘ゲームを手がけています。
自社IPの開発・運営も並行しているため、ファイターズ2という大規模コラボタイトルを本格的に作るにはスケジュールが合うタイミングを待たなければいけないでしょう。
複数の開発ラインを走らせるとしても、ビッグプロジェクトはそう簡単には開始できないのが現実です。
eスポーツシーンと競合タイトル
格闘ゲーム新作ラッシュの現状
ストリートファイター6やモータルコンバット1などの新章
2023年には『ストリートファイター6』が世界的に大反響を呼んで発売され、同年以降にも『モータルコンバット1』『鉄拳8』などの大作格闘ゲームが立て続けに登場しています。
近年の格闘ゲームジャンルは、いわば“新作ラッシュ”と呼べる盛況ぶりで、どれも高クオリティや最新ネットコード対応を前面に打ち出してプレイヤーを取り込んでいます。
注目を集めるには発表時期が重要
格闘ゲーム界隈にビッグタイトルが複数かぶると、ユーザーの時間やお財布事情、メディア露出などが競合しかねません。
ファイターズ2を出す場合、競合とタイミングをズラしてリリースすれば話題を集めやすいという利点があります。
逆にラッシュ期間に投入すれば、他タイトルの影に隠れがちになるリスクも。
バンダイナムコにとっては、鉄拳8やSparking! ZEROだけでなく、他社タイトルの動向も勘案しながら最適な発表・リリーススケジュールを見極める必要があるでしょう。
新作登場による大会シーンの再活性化
EVOなど大規模大会でのメイン化
『ドラゴンボール ファイターズ』初代はEVOで異例の盛り上がりを見せ、視聴者数も格闘ゲーム史に残る高水準に到達しました。
続編が出れば再びメインタイトルとして採用される可能性が高く、新キャラや新システムを駆使したハイレベルな対戦が大いに注目を集めるでしょう。
eスポーツシーンで改めて大ブームを起こすポテンシャルを十分に秘めています。
オンライン大会・観戦の充実
近年の格闘ゲームはオンライン対応が格段に進歩し、コミュニティ運営の独自大会や配信も盛んに行われます。
ロールバックネットコードやクロスプレイ機能が初期搭載されていれば、世界中のプレイヤーがスムーズに対戦しやすくなり、大会運営側もイベント企画がしやすくなるはずです。
さらに観戦機能や大会モードが整備されれば、各コミュニティ主催のトーナメントが頻発し、継続的な盛り上がりを見せるでしょう。
続編で期待される新要素
ネットワーク関連の進化
発売時点からのロールバック対応
初代では後からロールバックを導入したため、最初からその快適さを味わえたわけではありません。
もしファイターズ2が出るなら、発売当初からロールバック対応していることがほぼ必須と考えられます。
これにより「オンライン対戦のラグが大きい」という負のイメージを回避し、発売直後から全世界で盛り上がりやすい土壌を作れるでしょう。
クロスプレイ機能の導入
PS5とXbox Series、PC（Steam）などのプレイヤーが互いにマッチングできるクロスプレイ機能は、現代の格闘ゲームにおいて大きなアドバンテージです。
カプコンの『ストリートファイター6』やアークシステムワークス自社タイトル『GUILTY GEAR -STRIVE-』が導入しているように、クロスプレイ対応はユーザープールを広げ、過疎を避けるためにも重要視されつつあります。
ファイターズ2でも最初からこれが実装されれば、対戦相手に困らない環境を確保しやすくなるでしょう。
キャラクターラインナップの拡張
ドラゴンボール超・劇場版の最新形態
身勝手の極意（兆～極形態）、ビースト悟飯、オレンジピッコロなど、ファイターズ1作目のDLCでもカバーしきれなかった新形態キャラは豊富に存在します。
これらを公式クオリティで動かせるとなれば、多くのファンが喜ぶことは間違いありません。
映画版ならではの設定を盛り込んだ技やカメラ演出を期待する声も根強く、新キャラ参戦が続編最大の目玉要素になる可能性は極めて高いです。
既存キャラのアクション刷新
続編では初代からのキャラクターをそのまま引き継ぐだけでなく、技や演出を大きく変えてくる可能性があります。
例えばゴクウブラックやベジット、ゴジータなど人気キャラも新モーションや新必殺技を追加されれば、“続編ならでは”の新鮮味を演出できるでしょう。
ファイターズのハイスピードなバトル演出をさらに洗練させた形でリメイクするのか、全く新しいシステムを用意するのか、ファンの想像は尽きません。
グラフィック・演出面のさらなる飛躍
次世代機のスペックを活用した2.5Dアニメ表現
PS5やXbox Series X|SはPS4やXbox Oneに比べて処理能力が格段に高く、より高度なグラフィックを実現できます。
ファイターズも2.5D表現の美しさが評価されていましたが、次世代機環境であれば画質やフレームレートをさらに向上させたり、ステージ破壊や背景演出をより豪快にしたりと、さらなる進化が期待できます。
ドラゴンボールらしい“迫力のぶつかり合い”をいっそう鮮明に描けるはずです。
必殺技演出やカメラワークの強化
ファイターズシリーズは必殺技の発動時にカメラが大きく動いて迫力を強調する演出が人気です。
続編ではそこをよりアニメ的に、あるいは映画のように派手に仕立て上げられるでしょう。
新規モーションだけでなく、複数キャラが連携して演出を行うなど、さらに凝った表現も期待できます。
現代のゲーマーは見た目のインパクトに大きな満足を感じやすいため、演出面が大きく進化すれば大々的なセールスポイントにもなります。
ストーリーモードの強化
原作追体験＋完全新作ストーリー
前作は人造人間21号を中心にしたオリジナルストーリーが展開され、賛否両論ながら好評な意見も数多くありました。
ファイターズ2が出るならば、原作の人気エピソードを再構成した追体験モードや、全く新たな悪役や物語を作ることが期待されます。
ドラゴンボールという豊潤な素材をどのように再構成し、そこにゲームオリジナル要素をどれだけ盛り込むかは制作サイドの腕の見せどころでしょう。
映像演出・ムービーパートの刷新
ストーリーモード全体をアニメのように展開させ、随所に豪華ムービーを挟む手法は、最近の格闘ゲームでは珍しくありません。
ドラゴンボールであれば、それをより大々的に行っても違和感はなく、むしろファンが待ち望むところです。
悟空たちのセリフ回しや、劇的な展開に合わせてゲーム的アクションが連動するなど、単に格闘パートを並べるだけでなく物語演出を強化することで、シングルプレイでも“ドラゴンボール体験”ができる魅力的なモードに仕上げられるでしょう。
発売時期の考察
直近1～2年でのリリースは低確率
Sparking!新作優先説
2024～25年にかけてはSparking! ZEROが主力タイトルとして大きく宣伝・展開される見通しであり、その間に2D格闘のファイターズ2を重ねて出すメリットは薄いと見られます。
公式に続編を用意しているとしても、Sparking!新作が落ち着いてからの発表のほうが話題を独占しやすく、ユーザーの購買意欲の分散を防ぎやすいと考えられるでしょう。
鉄拳8や既存作品のDLC展開との競合
バンダイナムコ内では格闘ゲーム部門が鉄拳8に注力し、ドラゴンボール部門ではゼノバース2やカカロットなど既存作品のDLC拡張が続くため、2024年～2025年前半にファイターズ2をあえて投入する理由はあまり見当たりません。
運営サイドとしても“同時並行で大作をぶつける”より、一つずつ丁寧に展開し、それぞれで売り上げやファンコミュニティの盛り上げを最大化したい思惑がある可能性が高いです。
2025年～2026年以降説
リークの「2024年までに発売」からの延期見込み
2020年頃のリークでは
「2024年までにはファイターズ2が来る」
という話が多かったですが、実際にそのラインを迎えても情報が出ていない以上、開発スケジュールが延長されているか、そもそも当初から誤報だったのかもしれません。
ただ、一度出てきた話が完全に消えずに流れ続けるという点からは“水面下での計画”はあり得ると推測され、結局は2025～2026年ごろまで視野を広げる必要が出てくるのです。
発表から発売まで1年以上かかる可能性
格闘ゲームに限らず、大型タイトルは“発表→プロモーション→発売”まで少なくとも1年以上かけるのが一般的です。
もし2025年のE3や東京ゲームショウ、あるいはドラゴンボールの公式イベントで突然「ファイターズ2」の存在が明かされたとして、実際の発売が2026年以降になるのは十分考えられます。
こうしたビッグネームは開発期間も長期にわたるため、電撃発表からすぐに遊べるわけではないケースが多いです。
サプライズの可能性
バンダイナムコの告知手法
バンダイナムコはSparking! ZEROも唐突にトレイラーを披露し、大きなインパクトを与えました。
ファイターズ2も同様に「準備が整ったら一気に大きなイベントでPVを公開」というスタイルをとるかもしれません。
特にドラゴンボール関連のイベントは世界的注目度が高く、大々的に発表すれば瞬く間に話題をさらうでしょう。
イベントスケジュールへの注目
E3やTokyo Game Showのほか、ジャンプ関連のイベントや「ドラゴンボール ゲームス バトルアワー」といった公式企画など、新作発表の舞台となりうるイベントは数多く存在します。
ファンはこれらの開催時期になると
「ファイターズ2の情報が出るのでは？」
と期待を寄せる傾向があり、バンダイナムコがサプライズを仕掛けるならそのタイミングが最も盛り上がるはずです。
そもそも続編は本当に来るのか？
“シリーズ化”の可能性は高い
ヒット作をシリーズ化するバンダイナムコの傾向
ドラゴンボールのゲームは、売れ行きが好調であればシリーズ化や続編展開されるのが通例です。
『ドラゴンボール ゼノバース』は1作目がヒットした結果、すぐに2が登場し、さらに7年以上DLCが続く長期シリーズになりました。
ファイターズほど世界的な売り上げを叩き出したタイトルなら、“一作限りで終わる”よりも“続編でさらに拡大する”ほうが企業として自然な流れでしょう。
初代のDLC完結が次への布石
ファイターズは2022年をもってDLC追加が事実上終了し、その後2023年にはPS5／XSX対応版がリリースされ、ロールバックネットコードを実装する形でゲーム寿命を延ばしています。
この動きは
「現行ファイターズをやれるだけやり切った」
という印象もあり、次のステップとして続編が企画されていても不思議ではありません。
長期的視野で見れば、DLC完走→次世代機への移行→続編発表、という流れを想定していた可能性もあると推測されます。
前作の「終わり」と新作の「始まり」
次世代機リマスターとロールバック対応の狙い
2023年に公開されたPS5／XSX版では、映像美の向上やロールバックネットコード対応が実現しました。
これにより、ファイターズをまだまだ遊びたいプレイヤーを引き留めることができ、“すぐには続編を出さない”方針の裏返しとも受け取れます。
裏を返せば、続編をリリースするまでの“繋ぎ”や、次世代ハード向けのノウハウ蓄積といった狙いがあるのではないか、という見方も成り立ちます。
“公式インタビュー”で語られない理由
続編を開発中でも、公式が発表前にその存在を認めるわけにはいかないのは、ゲーム業界では当たり前のことです。
インタビューで尋ねられても「今は何も言えない」と答えるのが定石であり、FighterZを伸ばしていく話題を表向きにするしかありません。
ビジネス上、発表タイミングをコントロールするのは非常に重要であり、何かしら進んでいたとしても現時点では伏せるという選択肢は普通に考えられます。
他タイトルとの整合性
鉄拳8終了後のシフト
鉄拳8が2024年以降に本格的に展開され、DLCシーズンも進んで落ち着いたころ、バンダイナムコの格闘ゲームチームは新しいプロジェクトに本腰を入れやすくなるはずです。
そのタイミングで改めてドラゴンボールの2D格闘路線を動かすというのは、企業的にも理想的な流れでしょう。
鉄拳チームとファイターズチームは分かれている部分もあるとはいえ、全体方針としてリリースがかぶると宣伝費やスタッフリソースが圧迫されるため、避けたい思惑があると考えられます。
ドラゴンボール最新作の順番
Sparking!新作、ゼノバース2のDLC、カカロットの拡張、ブレイカーズなど、ドラゴンボールゲームは複数の柱を同時進行的に育成する戦略が続いています。
ファイターズ2を投入すれば大きな話題を呼ぶのは間違いありませんが、他タイトルのリリース時期や拡張DLC発売スケジュールとも衝突しないように段取りを組む必要があるでしょう。
バンダイナムコとしては2D格闘枠を温存し、3D格闘枠やRPG枠を順番に盛り上げるという長期的プランを描いている可能性が高いと考えられます。
もし『ファイターズ2』が発売されたら…
さらなるゲーム体験の深化
華麗な高速バトルと独自システムの再構築
初代ファイターズは3対3のチームバトルでテンポの良い攻防が好評でしたが、続編ではその土台をさらにブラッシュアップし、新しいメカニクスを投入する可能性があります。
例えば攻守のバランスを調整する新ゲージシステムや、チームアシストの使い方を拡張する仕組みなど、既存ユーザーにも驚きを与える大幅刷新があれば注目度は一気に高まるでしょう。
攻撃寄りのゲーム性を保ちつつも、防御や読み合いの要素を強化して奥深さを増す方向を望む声がコミュニティには多くあります。
ビギナー向けチュートリアルの充実
ファイターズはコンボの出しやすさやシンプル操作が初心者に好評でしたが、それでも格闘ゲーム特有の難しさや敷居の高さを感じる層もいました。
続編では段階的に高度なテクニックを学べるチュートリアルや、初心者同士が気軽に対戦できるマッチングシステム、スキルに合わせた部屋分けなど、新規参入を促す工夫がいっそう求められるでしょう。
eスポーツでの大規模盛り上がり
新キャラ・新システムによる環境刷新
初代ファイターズでもDLCでメタが変化するたびにトッププレイヤーの試行錯誤が始まり、大会や配信が盛り上がりました。
新作ともなれば、最初から大幅な新キャラや新システムが投入され、既存勢も手探り状態からのスタートとなります。
その混乱と発見のプロセスこそがeスポーツ的には大きな盛り上がりを生み、各国の強豪プレイヤーが工夫を凝らして新環境で覇権を争うドラマが展開されるわけです。
継続大会とコミュニティ主催イベント
ファイターズは公式大会だけでなく、海外を中心にコミュニティ主催のイベントも数多く開催されました。
続編がリリースされれば、そうしたコミュニティが再び活動を活発化させ、オンライン・オフライン問わず大会シーンが活気づくはずです。
ロールバックネットコードとクロスプレイが整備されていれば世界的なオンライン大会も容易になり、これまで以上に多彩なイベントが開かれるでしょう。
ドラゴンボールファンの夢実現
時代を超えたキャラクター競演
ドラゴンボールゲームの魅力は、原作の時代やパラレルワールドを超えたキャラクターが共演し、夢のような対戦カードを楽しめる点にあります。
ファイターズ2ではさらなる新形態や映画キャラが参戦すれば、“原作ではあり得ない対決”が容易に再現でき、ファン同士の妄想が一気に現実化するでしょう。
原作愛が深いユーザーほど、その組み合わせを楽しみたい欲求が強いのは想像に難くありません。
ファンサービス演出の強化
アニメ再現度や原作の“ここぞ”という名場面を意識した演出は、ファイターズ初代の大きな魅力でした。
続編ではさらに演出を細かく盛り込み、
「あのシーンの技演出がゲーム内で完璧に再現されている！」
と盛り上がるような要素が期待されます。
例えばバトル中に特定のキャラの組み合わせで特殊演出が発動するなど、ファンサービスを積み重ねるほどコミュニティが熱狂し、SNS上でも拡散しやすくなるでしょう。
まとめと展望
ここまで見てきたように、“ドラゴンボールファイターズ2”に関する公式発表は2025年2月現在一切なく、発売時期や開発状況は未知数であるにもかかわらず、多くのファンやコミュニティがその可能性を信じ、噂やリークを追いかけ続けています。
初代が世界累計1000万本を超えるセールスを記録し、eスポーツシーンでも圧倒的な存在感を示したという前例がある以上、続編の登場が“まったくない”とは考えにくい側面があります。
しかし、バンダイナムコエンターテインメントがSparking!シリーズ新作や鉄拳8などビッグタイトルの準備・リリースに注力している現状を見ると、ファイターズ2の公表を後回しにしているのでは、という見方も強まります。
アークシステムワークス側も多数の格闘ゲームIPを運営しながら新作を手がけており、社内リソースの都合も含めて発表のベストタイミングを探っているのかもしれません。
実際、かつて2024年までに発売されると噂されたものが実現せず、
今は2025年～2026年以降を視野に入れた長期的スケジュール説
が浮上しています。
もし新作が出る場合は、発売当初からロールバックネットコードとクロスプレイを備え、超・劇場版の最新キャラを投入し、グラフィックや演出面を次世代機向けに大幅強化する――そんな進化が期待されているのは、ユーザーコミュニティを見れば一目瞭然です。
開発・運営の側としても、初代ファイターズで培ったノウハウや技術、コミュニティの声を活かすことで、さらなるビッグヒットを狙えるポテンシャルがあります。
DLCによる長期展開、eスポーツ界隈の盛り上がり方、ドラゴンボールという強力なIPの歴史――あらゆる要素が揃っており、2が登場したあかつきにはまた大きな旋風を巻き起こすことでしょう。
最終的には、公式がどのタイミングでベールを脱ぐかが勝負の分かれ目です。
大規模イベントや突然のティザー公開でファンを驚かせるシナリオも十分に考えられます。
それまでの間、コミュニティやリーカーたちは推測と願望を膨らませながら、ロールバック対応で遊びやすくなった初代ファイターズを突き詰めて楽しむという構図が続くのかもしれません。
いずれにせよ、ドラゴンボールゲームの中でもトップクラスに評価の高い『ドラゴンボール ファイターズ』が続編を迎えるポテンシャルは極めて大きいと断言できます。
世界中のファンが
「次はこんなキャラを使いたい」
「ネット対戦を最初から快適に遊びたい」
と希望を寄せている事実が、その可能性をさらに高めているのです。
今はまだ曖昧な噂が多い状況ですが、ゲーム業界には
突然のサプライズ発表で一気に情報を解禁し、注目を一挙に集める
という常套手段があります。
その日がやってきたら、SNSやゲームメディアを中心に大きな話題が巻き起こるのは容易に想像できます。
身勝手の極意と超サイヤ人4の対決、ビースト悟飯やオレンジピッコロの圧倒的火力、さらにアークシステムワークスの筆致による新規必殺技モーションの数々――考えただけでもファンとしてはワクワクが止まらないものです。
夢のようなバトルを妄想しながら、今はリリースに備えて初代ファイターズを遊び倒し、“来るかもしれない”続編にそなえてコントローラーを握る毎日を送るのも乙なものかもしれません。
実際、ドラゴンボールというIPの歴史上、人気タイトルが続編を出さずに完全終了するケースはほとんどありません。
何年かのブランクを挟み、やがて満を持して復活する流れが“シリーズ物”として確立されている感があります。
ファイターズのeスポーツ実績、1000万本突破の商業成果は、バンダイナムコにとっても大きな財産であり、諦める要素はむしろ見当たりません。
だからこそ、水面下で準備を進めつつ発表時期を見定めている説に信憑性が高まるわけです。
最後に繰り返しますが、2025年2月の時点で公式発表はゼロ、発売日や開発進行の具体的証拠もありません。
それでもファンやメディアがこれほど続編を渇望するのは、初代『ドラゴンボール ファイターズ』が残した実績と面白さが際立っていたからに他なりません。
いつの日か、バンダイナムコとアークシステムワークスが「今だ！」と判断して大々的に情報を解禁してくれることを祈りつつ、現行ファイターズや他ドラゴンボール作品を楽しみながらその瞬間を待ちたいと思います。
以上の情報を総合すれば、
ファイターズ2はあり得るが、直近1～2年では期待薄、2025年以降になる説が有力
というのが現状の推測です。
ビジネス戦略の都合や開発会社のスケジュール、Sparking!シリーズ復活のインパクト、鉄拳8との兼ね合いなどが複雑に絡み合い、発表タイミングは簡単には読めません。
しかし、ドラゴンボールゲームの世界観やファンが待ち望む声の大きさを考慮すれば、その可能性は決して小さくはないでしょう。
来るべき“続編の時代”に向けて、情報のかけらや企業の動向を注視しながら、いまは想像を膨らませて楽しむのもまた一興ではないでしょうか。