こんにちは!
今日は懐かしの傑作RPG「ファイナルファンタジーVII」と革新的な「FF7リメイク」の違いについて、完全ネタバレありの徹底解説をお届けします。
この記事ではネタバレ全開でお送りしますので、未プレイの方はご注意を!
でも「早く全部教えてくれー!」という方には、まさに理想的な情報源になると思います。
私も1997年の発売日に学生バイト代を全部はたいて購入した思い出のあるFF7。
あの頃はまさか20年以上経ってこんな形でリメイクされるなんて夢にも思いませんでした。
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衝撃の"分作"戦略!ミッドガル脱出だけで1本のゲームにする大胆さ
1997年の原作「ファイナルファンタジーVII」(以下、FF7原作)は、当時としては革新的な3Dポリゴンキャラクターが画面を駆け回る演出で度肝を抜かれました。
私も当時は実家の長崎で「こんなん見たことか!」と叫びながらプレイしていたのを覚えています。
それがなんと、リメイク版では
「ミッドガル脱出」という原作序盤の範囲だけで1本の大作RPG
に仕上げるという英断。
これには原作ファンから「え?序盤だけで終わるの?」と心配の声が続出しました。
でも実際プレイしてみると「序盤をこんなに深掘りできるなんて!」と驚きの声が。
ミッドガルの薄暗くてエネルギッシュな街並みが現代技術で見事に再現され、プレイ時間も原作の5〜10時間が30〜40時間以上に拡大!
我が家の夫(原作世代)も「ミッドガルだけでこんなに遊べるなんて…」と感心していましたが、2年生の息子は「ママ、このゲームいつ終わるの?」と心配していました。
そりゃそうよ、私の熱中プレイが夕飯作りの時間を圧迫してましたからね…(苦笑)
「追加エピソード」であふれるリメイクの世界
リメイク版には、原作になかった新エピソードが山盛り。
例えば、ジェシーの実家を訪問するイベントはその典型例です。
元舞台女優だったジェシーの過去話なんて原作では触れられていなかったのに、リメイクでは「そうきたか!」というバックグラウンドが追加されて、脇役キャラの存在感が倍増しています。
さらに七番街スラムでクラウドが「なんでも屋」として住民の依頼を受けるサブクエストも多数。
これにより「あの世界の日常」がどんな感じなのかを実感できるようになりました。
毎朝満員電車で1時間かけて通勤する私からすれば、ミッドガルのプレート下の暮らしもある意味通勤ラッシュ並みの息苦しさを感じますね…。
運命をねじ曲げる衝撃的な再解釈
リメイク版の最大の特徴は、終盤に突如登場する「フィーラー(運命の番人)」という原作には一切なかった新設定。
これがもう衝撃的すぎて、夫と「えっ、そういうことなの?」と夜中まで議論したほど。
義両親は「そんなゲームの話で何時まで騒いでるの」と呆れていましたが…。
ミッドガル篇の終わりでセフィロスとガチバトルするなんて原作では考えられなかった展開ですが、このフィーラーが"原作の運命を守ろうとする力"として描かれているのがとにかく驚き。
七番街プレート崩壊時にセフィロスがバレットを刺したかと思いきや、フィーラーが「原作で死なないはずのバレットは死なせない」と修正するシーン。
あれを見たとき「そうだよね、バレットはここで死んじゃ困るよね…」と納得しつつも、「こんなメタ的な展開アリなの?」と混乱しました。
リメイク版のラストではクラウドたちがフィーラーを倒して「原作の運命というレール」を打ち破るという、もはやパラレルワールド的な展開に。
これにより「あの衝撃的なイベント」(原作プレイヤーなら分かるはず)が変わるかもしれないという期待と不安が入り混じり、大きな話題になりました。
ストーリーの再検証原作との違いはココがポイント!
壱番魔晄炉爆破から早くも大きな違い
物語冒頭の魔晄炉爆破作戦は原作でもリメイクでも同じですが、細部がかなり違います。
ポイント
原作:爆弾セット→ドッカーン→そのまま逃走。
割とあっさり派手に爆破してサクッと終わる感じ。
リメイク:実はアバランチの爆弾だけではあそこまでの破壊は起きず、神羅側が追い打ちをかけるように自作自演で被害を拡大させていた。
さらにクラウドがセフィロスの幻影を早々に目撃する。
この「神羅が被害を拡大してアバランチをテロリスト扱いする」設定が、リアルな政治的駆け引きを感じさせてゾクゾクします。
私も職場の陰湿な社内政治を見ていると「まさに神羅だわ…」と思うことしばしば(笑)。
スラムでのサブクエストでキャラクターが立体的に
リメイク版では七番街スラムのアバランチメンバーが大幅に掘り下げられます。
原作では名前だけの存在だったジェシー、ビッグス、ウェッジが、リメイクでは
- 元舞台女優で父親が魔晄中毒
- 孤児院支援をしている
- 猫好きの愛嬌キャラ
といった背景が与えられ、一気に立体的なキャラクターに。
クラウドもなんでも屋として住民の依頼を解決することで、スラムの現状をプレイヤーが体感できるようになりました。
この「階層社会の格差」を描く部分は、東京に来て初めて都会の貧富の差を目の当たりにした田舎者(私)の視点に通じるものがあります。
長崎の実家ではみんな似たような暮らしでしたが、東京は上級国民と下級国民がクッキリ分かれてますもんね…(ちょっと毒舌)。
ウォールマーケット原作のコミカル要素が爆発的進化
ウォールマーケットは原作でも女装イベントなどインパクト大でしたが、リメイクではそのスケールが倍増!
コルネオ・コロッセオという闘技場が登場し、クラウドとティファ、エアリスでタッグを組んだり、蜂蜜の館でクラウドがダンスを披露したり、「やりたい放題すぎでしょ!」と笑いが止まりませんでした。
特に女装クラウドのド派手演出には「こんなガチな女装ショーを見せられるとは…」と思わず息子の前でスマホを隠してしまうほど(笑)。
朝の電車内でそのシーンを思い出してクスクス笑っていたら、周りのサラリーマンから怪訝な目で見られたのは内緒の話。
七番街プレート崩落と仲間たちの運命の変化
ミッドガル編の山場、七番街プレート崩壊も、リメイク版ではより悲劇性が強調されています。
原作ではビッグス・ウェッジ・ジェシーがあっさり死亡する形でしたが、リメイクでは彼らへの描写が増えている分、「本当に死んでしまうの?」という絶望感が増します。
ところが、結末には重大な違いが…
- ウェッジは一度生還するように見えて、神羅ビルでフィーラーに襲われた描写があり消息不明に
- ビッグスはエンディングで孤児院のベッドで目覚め、生存が判明
- ジェシーは瀕死シーンがあるものの、後に彼女のグローブが見つかり生死不明に
これには原作ファンとして「えっ!?生きてるの!?」と夜中に叫んでしまい、義母に「何事かと思った」と怒られる事態に。
でも夫は「うんうん、わかるよその気持ち」と共感してくれました(笑)。
神羅ビル脱出でのセフィロス戦という衝撃
神羅ビル脱出では、原作とは大きく異なる展開が待っています。
原作ではセフィロスがプレジデント神羅を殺した痕跡だけが残されていましたが、リメイクではプレジデント神羅がまだ生きていて、セフィロスが現れてバレットを一度刺し殺し…
フィーラーが介入して復活し…という展開に頭が「???」状態に。
その後のバイクチェイスも原作の「モーターボール戦」だけで終わると思いきや、フィーラーの群れが現れて異空間へ。
最終的にはクラウドvsセフィロスのバトルという、「まだ序盤なのに最終決戦並みの演出!?」というスケールの大きさに圧倒されました。
息子に「ママ、なんでそんなに目が輝いてるの?」と言われるほど私は熱中してしまい、翌日の会社は眠すぎて資料を逆さまに上司に提出するという失態を犯しました…反省。
ザックス生存の示唆がファンの心を揺さぶる
リメイク1作目のエンディングといえば、衝撃の
ザックス生存シーン。
原作や「クライシス コア」を知っているファンなら「ザックスはミッドガル直前で戦死し、クラウドを逃がした」ことは常識のはず。
なのにリメイクではザックスが死ななかった可能性が示唆され、背景のスタンプ犬のデザインが違うなど、パラレルワールドを匂わせる描写も。
私はこのシーンを見て思わず「ざ、ザックス生きてるの!?」と声を上げてしまい、義父母との団らん中だったにも関わらず、義父に「ゲームの中の人でそんなに騒ぐな」と呆れられました。
でも、ゲーマーとしては「エアリスの運命も変わる?」「クラウドの精神崩壊イベントはどうなる?」と考えずにはいられない展開です!
キャラクター別に見る原作との違い
序盤から不安定な精神状態が露わにクラウド
原作のクラウドは「ちょっとクールな雰囲気の青年」という印象でしたが、リメイク版では頭痛シーンやセフィロスの幻影に苦しむ描写が多く、「何か変だぞ…?」感が序盤から表現されています。
これは中盤以降の「クラウドが実はソルジャーではなかった」という真相を早くから示唆する形になっています。
セフィロスもやたらとクラウドの前に現れて「運命を乗り越えてみせろよ」と煽るため「そんなにクラウドのこと好きなの?ストーカーかよ」とツッコミたくなります。
息子は「ママ、なんで銀髪のお兄さんはずっとクラウドさんを追いかけてるの?」と真顔で聞いてきて、説明に困りました(笑)。
優しさと葛藤がより深く描かれるティファ
リメイク版ティファは原作同様の優しさを持ちつつ、テロ行為への葛藤がより描かれています。
爆破後の被害を見て「ほんとにこれでよかったのかな…」と悩むシーンは原作では軽く流されていました。
また、クラウドに対しても「昔とは違う」と感じつつも、それでも彼を想う気持ちが伝わってきます。
夫婦で見ていて、夫が「ティファいいよな…」とボソッと言うので「え?なに?」と聞き返したら「いや、なんでもない」と慌てて誤魔化されました(怪しい)。
未来を知っているかのような不思議な言動エアリス
エアリスはリメイク版でより茶目っ気あふれる性格になりつつも、「すべてを悟っているような発言」が目立ちます。
例えば「私のこと、好きにならないでね」というセリフ。
原作プレイヤーには「エアリスは自分の運命を知っていて、クラウドを巻き込みたくないのでは?」と思わせる言葉です。
リメイク版ではエアリスがフィーラーを認識し、星や運命について何か知っているような描写があり、「ただのヒロインじゃなく重大な秘密を抱えたキャラ」という奥行きが増しています。
私は電車通勤中にこの考察をしていて、うっかり乗り過ごして遅刻したことがありました。
上司に「ゲームのせいで遅刻とか中学生か」と言われましたが、40代でもゲームにハマるんですよ!
熱血漢に加わった父親らしい優しさバレット
バレットは原作でもアバランチのリーダー格でしたが、リメイクではマリンへの思いを語る父親らしい一面がより強調されています。
私も小2の息子がいるママとして、バレットの「娘を守らねえと星も守れない!」という説得力に共感しました。
それにしてもバレットが神羅ビルでセフィロスに刺されるシーンはヒヤヒヤ。
フィーラーが介入して蘇生される展開には「あんたマジで死ぬとこだったよ!」と声をかけたくなりました。
息子が「ママ、画面に向かって話しかけてる…」と引いていましたが(笑)。
脇役じゃなくて主役級にジェシー・ビッグス・ウェッジ
原作では「序盤で死ぬモブキャラ」程度だった3人ですが、リメイクでは大活躍。
特にジェシーはクラウドへの積極的アプローチもあり、バイクで一緒に走るシーンなどはニヤニヤが止まりませんでした。
「ジェシー派」という新たなヒロイン勢力が誕生するほどの存在感で、ティファ派の夫と「ジェシーもなかなかいいよね」「いや、ティファ一筋だ」と夫婦喧嘩(?)になりました。
義母に「ゲームの女の子で取り合いするなんて」と呆れられましたが、これがゲームの醍醐味なんですよね〜。
バトルシステムの進化が素晴らしい!
原作:当時は革新的だったATBシステム
原作FF7のバトルシステムは当時のスクウェア作品らしいATB(アクティブタイムバトル)。
敵味方のゲージが溜まったらコマンド選択し、魔法やリミット技を使うスタイルでした。
マテリアシステムの自由度が高く、召喚獣の派手なアニメーションも当時は画期的でした。
とはいえPS1時代の表現なので、今見るとかわいらしいポリゴンがちまちま動く感じ。
プレイヤーは「俺のターン!」と順番を待つターン制でした。
当時の私は「すごいリアル!」と感動しましたが、今の子供たちからすれば「ママの時代のゲームってダサい」と言われそうで悲しい…。
リメイク:アクションとコマンドの絶妙な融合
リメイクではアクションゲーム風の操作感とATBコマンドが融合。
敵を攻撃してゲージを溜め、ATBが貯まったらコマンドメニューを開いて魔法や必殺技を使うスタイルです。
このときタクティカルモードで時間がスローになるので、アクションが苦手な私でも戦略的に戦えるのが嬉しいポイント!
キャラごとの操作感の違いも魅力で、クラウドの剣さばき、ティファのラッシュコンボ、バレットのガトリング射撃、エアリスの魔法攻撃など、キャラを切り替えるだけで違うゲームをプレイしている感覚になります。
夫は「アクションRPGは苦手」と言っていましたが、リメイクをプレイしたら「これなら俺でもいけるわ」と夢中になり、休日は息子と取り合いに。
「パパもママも大人なのにずるい!」と息子に怒られる日々です(笑)。
グラフィックと演出の進化が凄すぎる!
原作:ポリゴンキャラとプリレンダ背景が当時は革命的
FF7原作は2Dから3Dへの転換期のタイトルで、
「ドット絵じゃなくポリゴンでキャラが動く!」
「ムービーがめちゃくちゃ綺麗!」
と革新的でした。
ただ今見ると、カクカクしたポリゴンモデルで解像度も低く、「エアリスかわいい」と言いつつも顔がよく分からなかったり…。
リメイク:現代技術による圧倒的なリアリティ
リメイク版は街の景観からキャラクターの表情、服の質感、髪の毛の動きまで現代技術で描かれ、没入感が段違い。
ミッドガルの高層プレートを見上げる圧迫感や、スラム街の雑多な雰囲気が臨場感たっぷりに表現されています。
キャラクターの表情も細かく、クラウドやティファ、エアリスの微妙な感情変化や目線の動きが映画のように描写されているため、会話シーンだけでも見入ってしまいます。
イベント演出も圧巻で、七番街プレート崩落シーンは思わず息をのむほど。
この迫力に「うわぁ」と声が出てしまい、夜中だったので義父に「いい年して騒ぐな」と怒られましたが、感動を抑えられるわけがない!
ファンはこう受け止めた!賛否両論の反応
大絶賛された点
- 「こんなに丁寧にリメイクしてくれて感謝」
原作ファンは思い出の街並みやイベントを高精細グラフィックで再体験でき大満足 - 脇役キャラの掘り下げが素晴らしい
ジェシー、ビッグス、ウェッジへの愛着が増した人が続出 - バトルシステムが想像以上に快適
アクション要素に懸念を持っていたプレイヤーも「やってみたらハマった」と高評価
批判や戸惑いの声も
- フィーラー設定は蛇足?
原作ストーリーが好きだった層からは「なぜ運命をいじるのか」という不安の声 - セフィロスの出番が多すぎる
「神秘的な悪役」として少しずつ恐怖を煽る原作の魅力が薄れるとの意見も - 分作形式による中途半端感
「ミッドガルを出たところで終わる」と知らずに購入した人は「え、終わり?」と戸惑うケースも
私自身は「原作愛に溢れたリメイク」として大満足でしたが、義父は「そんなに騒ぐほどのものか?」と理解できない様子。
ゲーム世代と非ゲーム世代の温度差を実感しました。
リメイク1作目が語りかけるもの「運命からの脱却」という挑戦
リメイク1作目の最大の特徴は「原作という運命を乗り越える」というメタ的なテーマです。
ザックス生存の可能性、フィーラーとの戦い、エアリスの未来を知っているような言動…
これらは単なるリメイクを超えた「原作の物語の再解釈」という大胆な挑戦を示しています。
エアリスの運命は変わるのか?
クラウドの真実の記憶はどう描かれるのか?
セフィロスの真の目的とは?
これら疑問が渦巻く中、リメイク1作目は常に語り継がれる"原点"となっています。
通勤電車で「FF7リメイクのエアリスはループしてる説」について考えるのが私の日課になってしまい、乗り過ごす回数が増えた結果、上司から「最近遅刻が多いけど大丈夫?」と心配されるという悲劇も(笑)。
でも、それだけ考えさせられる奥深い作品なんです!
リメイク1作目がもたらした衝撃と感動まとめ
『ファイナルファンタジーVII リメイク』1作目は、原作の序盤だけを徹底的に掘り下げつつ、新たな「運命との戦い」という要素を加えた革新的な作品です。
ミッドガルという舞台を丁寧に描き、脇役キャラにも命を吹き込み、バトルシステムも進化させました。
原作ファンは懐かしさと新鮮さを同時に味わい、新規プレイヤーは現代のハイクオリティRPGとして楽しめる、絶妙なバランスを実現しています。
リメイク1作目で撒かれた伏線は現在も議論の的となり、続編での展開に大きな期待が寄せられています。
今では小2の息子も「クラウドかっこいい!」と言うようになり、家族3人で「ジェシーは生きてる説」で盛り上がる日々。
義両親は「ゲームごときで…」と呆れていますが、3世代同居の我が家では、FF7がもたらした感動は確実に受け継がれています。
未プレイの方はぜひこの機会に遊んでみてください。
1997年当時に衝撃を受けた原作の記憶と、現代の技術で生まれ変わった新たな物語が化学反応を起こし、あなたも虜になること間違いなしです!
私のように、リアル社会での立場(会社員・妻・母)を忘れて夢中になってしまうかもしれませんが…
それもまたFF7の魅力です!