【最終・最終・最終警告!マジで読んだら戻れない禁断のネタバレゾーン】
ねぇ、そこのあなた。
『サガ フロンティア2』クリアしました? もしまだなら、悪いこと言わない、今すぐブラウザバック! ここから先は、このゲームの心臓部、一番美味しいところ、なんならラスボスが隠し持ってた秘密のレシピまで、ぜーんぶ暴露しちゃうエリアです。
エッグの正体? 当たり前じゃないですか。
物語の結末? もちろんです。
登場人物たちの「え、そんなことになっちゃうの!?」な運命まで、洗いざらい書いちゃいます。
「ネタバレ? どんとこい!」な猛者の方、そして既にサンダイルの歴史という名の沼にどっぷり浸かって、「もっと…もっと深い何かが知りたいのよ…」と渇望しているあなただけ、どうぞこの先へお進みください。
これは、ただの解説記事じゃありません。
失われた時代の怨念と、それに必死で抗った人間たちの魂の記録を、2025年の今だからこそできる深掘り考察と、私のありったけの愛(と若干のユーモア)を込めてお届けする、超特大ボリュームの特別寄稿です。
覚悟はいいですか? それでは、禁断の扉、オープン!
いやはや、何度思い出しても『サガ フロンティア2』(通称サガフロ2)って、すごいゲームですよねぇ。
1999年発売って、もう四半世紀以上前ですよ? うちの息子が生まれるずっと前! なのに、あの水彩画みたいなグラフィックの美しさ、そして何世代にもわたって紡がれる重厚な物語…今プレイしても全然色褪せない。
むしろ、年を重ねるごとに味わいが増す、まるで熟成されたヴィンテージワインみたいな。
で、そんなサガフロ2の中でも、ひときわ異彩を放ち、プレイヤーの心に「なんだったんだアレは…」っていう巨大な爪痕を残していく存在がいますよね。
そう、物語の最初から最後まで、ずーっと不穏な影を落とし続ける、あの《エッグ》です!
見た目はね、つるんとした卵型の石ころみたいで、ちょっと綺麗だから拾ってみたくなる感じなんですけど、その実態たるや!
触れた人間の魂を乗っ取っちゃうわ、歴史の裏でコソコソ暗躍して悲劇を生みまくるわ、おまけに最後の最後には悪夢みたいな姿に変身しまくってプレイヤーの心をへし折りにくるわ…もう、とんでもない厄介者! まさに「諸悪の根源」って言葉がピッタリ。
クリアした後も、ずーっと考えちゃうんですよね。
「結局、エッグって何者だったの?」「ただの悪いヤツ? それとも、もっと深い理由があったの?」「なんであんなにナイツ家の人たちばっかり狙うの? ストーカーなの?」って。
この記事では、そんな尽きない疑問と、私自身の長年の考察(と妄想)を総動員して、エッグという存在の本当の正体、そのぶっ飛んだ目的、サンダイルの歴史の裏でやらかしてきたアレコレ、そしてトラウマ必至の最終決戦で見せる形態変化と鬼畜な能力について、公式設定資料集『アルティマニア』の情報はもちろん、ファンの間で囁かれているディープな説まで踏み込みつつ、徹底的に、そして「え、そこまで考えちゃう!?」って角度から、ネチネチと(愛情込めて!)解き明かしていこうと思います!
これはもう、ただの解説じゃない。
エッグを巡る、愛憎渦巻く大河ドラマを、登場人物たちの心の叫びと共に追体験する、時空を超えた旅なんです!
この記事を最後まで読破した暁には、あなたはエッグに関するモヤモヤがスッキリ解消し、「なるほど、そういうことだったのかー!」と膝を打つこと間違いなし。
以下の疑問にも、バッチリお答えしますよ!
- エッグさん、ぶっちゃけ何者なんですか? そのルーツは?
- この世に生まれたからには理由があるはず…エッグさんの壮大な(そして迷惑な)人生の目的って?
- 数百万年単位で生きてるってマジ? その間、人類の歴史にどう絡んできたの?
- あのラスボス戦! なんであんなに変身するの? 各形態のヤバさと対策(今さらだけど!)は?
- 運命の赤い糸(黒い糸?)で結ばれたナイツ家とギュスターヴ家。彼らとエッグの因縁、その真相は?
さあ、心の準備運動はOK? 深呼吸して、お気に入りの飲み物でも用意して。
これから始まるのは、サガフロ2の核心に迫る、長くて、深くて、ちょっぴり怖いけど、最高に面白い物語。
エッグの全てを、今、ここで丸裸にしちゃいましょう!
これは、遠い過去からの呪いと、未来を諦めなかった人間たちの、壮絶な意志のバトルロワイヤルなのです!
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古代人が遺した、意識高すぎ(悪い意味で)な遺産エッグとは何ぞや?
さてさて、本題に入る前に、まずは基本の「き」。
そもそも「エッグって何なのよ?」ってところを、しっかり押さえておきましょう。
サガフロ2の世界では、物語の最初っから最後まで、ずーっとこのエッグってヤツが、まるで陰の主役みたいに、登場人物たちの運命に絡みついてくるんですよね。
見た目は、さっきも言った通り、意外と地味。
手のひらにコロンと収まるくらいの、滑らかな卵の形をした石。
道端に落ちてたら、うっかり拾っちゃうかもしれないレベル。
でもね、この見た目に騙されちゃいけません。
このエッグさん、サンダイルの世界にゴロゴロ転がってる他の「クヴェル(Quell)」とは、レベルが違う、次元が違う、ヤバさが違う!
「クヴェル」っていうのは、簡単に言うと、この世界にかつて存在したらしい、超スゴい古代文明が遺した、不思議な力を持つアイテムのこと。
多くは「アニマ」っていう、生命力とか魂のエネルギーみたいなものを燃料にして動いて、人々の生活を便利にしたり、武器として使われたりする、まあ、ファンタジー世界のハイテク古代遺物みたいなもんです。
ところが、このエッグは、そのクヴェルの中でも超ド級の異端児、問題児、というか、はっきり言って「邪悪」そのもの。
何がそんなに違うかっていうと、最大にして最重要のポイントは、エッグが単なる「モノ」や「道具」じゃないってこと。
なんと、明確で、しかもかなり高度な「自分の意思」を持ってるんですよ!
奥さん、聞きました? 石ころが自分の意思持ってるんですよ!? まるで、冷たくて硬い石の中に、すんごい計算高くて、性格の悪い魂がギュギュッと詰め込まれてる感じ。
しかも、その意思ってのが、常に外の世界にちょっかい出したがるタチの悪さ。
エッグに触れちゃった人は、もう大変。
なんかよく分かんないけど、ものすごーく惹きつけられちゃって、気が付いたら魂の奥の奥までジワジワ侵食されて、最後には完全にエッグの言いなり。
操り人形ですよ、操り人形!
エッグは、持ち主のアニマをチューチュー吸い取ってエネルギーにして、その人の魂を乗っ取って活動するんですから。
まさに「意識を持つ、寄生虫型クヴェル」!
普通のクヴェルが、人間の言うことを聞く便利なスマホだとしたら、エッグは「お前が私の言うことを聞け」って命令してくる、超絶ワガママで支配欲の塊みたいなスマホ。
しかも解約不可、強制契約。
…いや、スマホに例えるのもアレですけど、とにかく、他のクヴェルとは根本的に存在のあり方が違う、ヤバいヤツだってこと、分かってもらえました? この「意識がある」ってところが、エッグの全ての行動原理と、その恐ろしさの根源なんです。
エッグの正体:ぶっ飛びすぎ!古代人の「永遠に生き続けたい」が生んだ、時空を超えた呪い
じゃあ、そのエッグの中にいる、妙に意識高い系(悪い意味で)の魂って、一体誰なのよ? なんでそんなに性格悪いの? って話ですよね。
その答えを探るには、サガフロ2の舞台、サンダイル世界の歴史を、うーんと、うーんと遡って、人類が生まれるよりもずーっと昔、超古代までタイムスリップする必要があるんです。
エッグの正体…それはね、もうSFとファンタジーとホラーがごちゃ混ぜになったみたいな、とんでもない代物なんです。
一言で言うなら、「自分たちが滅びちゃう運命だって知っちゃった古代人(昔サンダイルに住んでた超すごい文明持ってた人たち)が、『いやだ!俺たち永遠に生きたい!』っていう、めちゃくちゃな願いを叶えるために、持てる技術と魂(と、たぶん大量の犠牲)を全部注ぎ込んで作り出した、自分たちの集合意識と生命エネルギーの保存カプセルであり、未来の生命を踏み台にして復活するための、究極の時限爆弾」…って感じでしょうか。
長い? 長いですよね、すみません。
でも、これくらい言わないと、エッグのヤバさが伝わらない気がして。
大昔々、今の私たちが歴史の教科書で習うよりも、ずーっとずーっと昔。
サンダイルの大地には、現代科学なんて目じゃないくらい、超高度な「アニマ文明」を築いた古代人がいたんですって。
彼らはアニマを自由自在に操って、クヴェルとか、星の動きすらコントロールできそうな巨大遺跡「メガリス」とかを作っちゃうくらい、マジで半端ない力を持ってたらしい。
でも、どんなにすごい文明も、いつかは終わりが来るもの。
彼らも、自分たちの種族が、もうどうやっても避けられない「滅亡」の危機に瀕してるってことに気づいちゃったんです。
理由はね、よく分かんないんですよ。
環境破壊しすぎたのか、内輪揉めしたのか、宇宙からヤバいのが来たのか…まあ、とにかく「あ、これ、詰んだわ」ってなった。
でもね、彼らは諦めが悪かった! 「滅び? やだね! 俺たちは永遠に存在するんだ!」って。
で、その無茶苦茶な願いを叶えるために、自分たちの文明の最高傑作にして、最後の切り札(であり、未来への最大の呪い)となる、究極のクヴェルを作り出したんです。
それが、エッグ。
彼らは、種族全員分の膨大なアニマ、みんなの意識、知識、技術、そして何よりも「復活してやる!絶対にだ!」っていう、執念の塊みたいなものを、全部この卵型のちっちゃな装置にギュギュ~~~ッと圧縮して封じ込めたんです。
想像できます? まるで、人類全員の魂と記憶と願いが詰まった、超高密度ハードディスクみたいなもんですよ。
で、このエッグに託されたミッションが、また壮大すぎて、正直ドン引きレベル。
それは…
- まず、古代文明が完全に滅び去るのを待つ。
- その後、サンダイルに新しい知的生命体(つまり、私たちのご先祖様、人類ですね)が生まれて、彼らがまたアニマを扱えるくらいに文明を発展させるのを、ひたすら、ひたすら、何百万年でも待つ。(気が長すぎる!)
- そして、人類のアニマ文明が「食べごろ」になったと判断したら…
- その発展した文明が生み出す膨大なアニマを一気に吸収! それを燃料にして…
- エッグの中に眠ってる古代人たちの魂と意識を、現代の世界にドーンと復活させる!
…どうです? ヤバくないですか?
未来に生きる私たち人類を、自分たちが復活するための「苗床」か「エネルギー源」くらいにしか考えてないんですよ、この古代人たち! 自分たちのエゴのために、未来の生命全部を踏み台にする気マンマン。
まさに、時空を超えた壮大な「自分さえ良ければいい」計画! これが、エッグが存在する、たった一つの、そして恐るべき理由だったんです。
鉄壁の守り? それとも…? 鉛の棺とメガリスに隠された意図
さて、こんな途方もない計画を立てた古代人たち。
さすがに、自分たちが滅びてから人類がアニマ文明を築くまで、めちゃくちゃ時間がかかるってことは分かってました。
何百万年? 何千万年? 下手したら億年単位かもしれない。
その間に、せっかく作ったエッグが、まだ文明レベルの低い種族(例えば、原始人とか?)にうっかり発見されて、中途半端にいじられたり、壊されたりしたら、元も子もない。
そこで彼らは、エッグを「その時」まで安全に保管しておくための、超厳重なセキュリティシステムを用意したんです。
まず、エッグ本体を、特殊な鉛(たぶん、ただの鉛じゃない、なんかすごい合金)で作られた、分厚くて重そうな棺に納めました。
鉛って、放射線とかを遮断するイメージありますけど、この世界ではアニマの流れもシャットアウトする効果があるらしいんですね。
これで、エッグの中に詰まった強すぎる力が外に漏れるのを防ぎつつ、逆に外からの余計なアニマの影響(例えば、勝手に目覚めちゃうとか)も受けないようにしたわけです。
いわば、超ハイテクなアニマ遮断機能付きの、特殊な冷凍保存カプセルみたいなもんですね。
そして、その鉛の棺を、彼らがサンダイルのあちこちに建てた巨大遺跡「メガリス」の中でも、特に重要で、かつ、普通の人じゃまず辿り着けないような場所に隠しました。
それが、南大陸の広大な砂漠の、ずーっと地下深くに存在する「最初のメガリス」の、さらに一番奥の部屋。
メガリス自体が、古代の超技術で作られた難攻不落の要塞みたいなもんですし、周りが灼熱の砂漠っていう過酷な環境だから、文明が未熟なうちは、まず誰も近づけない。
これで、二重三重の鉄壁の守り! …と、古代人たちは思ったんでしょうね。
こうして、厳重に封印され、守られたエッグは、人類がアニマの力を再び見出し、その力でメガリスの深奥に到達できるほどに文明が成熟する、運命の「目覚めの時」まで、気の遠くなるような永い、永い眠りについたのです。
何百万年もの間、ただ静かに、新たな「収穫物」が育つのを待ちながら…。
…でもね、ここで一つ、ちょっと意地悪な見方もできちゃうんですよね。
本当に古代人たちは、エッグを「誰にも見つからないように」隠したかったんでしょうか? 鉛の棺やメガリスの守りは確かにすごいけど、永遠に誰にも見つけられない保証はない。
むしろ、「いずれ、自分たちが設定した条件(アニマ文明の再興)を満たした知的生命体によって"発見される"こと」を、最初から織り込んでいたんじゃないでしょうか? でないと、復活計画そのものが成り立たないわけですから。
だとしたら、この厳重な封印は、単なる保護じゃなくて、「ふさわしい者だけが辿り着ける試練」であり、「目覚めの時を告げるタイマー」のような役割も持っていたのかもしれません。
考えすぎ? でも、そう考えると、なんだか古代人たちの計画が、もっともっと深遠で、計算高いものに見えてきませんか?
さあ、物語はここから動き出します。
サガフロ2の本編で描かれるのは、まさにこの永劫の眠りからエッグが目覚め、古代人たちの恐るべき計画が数百万年の時を経て現代に蘇り、静かに、しかし確実に世界を侵食し始める、その瞬間からなのです。
そして、その古代の呪いに、運命の悪戯によって真正面から立ち向かうことになった一族――ウィル・ナイツとその子孫たちの、血と涙と執念の物語が、幕を開けるのです。
次章からは、この目覚めてしまった古代の悪意が、ナイツ家をはじめとする人々の人生を、どれほど残酷に、どれほど劇的に狂わせていったのか、その忌まわしき足跡を、具体的なエピソードと共に、じっくりと、ねっとりと(!)追っていきましょう。
これは、絶望の淵から這い上がり、未来を掴もうとした人間たちの、壮大な抵抗の記録なのですから。
血塗られた80年、ナイツ家との仁義なき戦いエッグさん、暗躍しすぎ!
さあ、お待たせしました! ここからは、いよいよサガフロ2の物語本編、エッグが目覚めてからの約80年間、サンダイルの歴史の裏でどんな悪事を働いてきたのか、そしてそれに翻弄され続けたナイツ家の皆さんの、涙なしには語れない(いや、マジで泣ける)壮絶な戦いの記録を、がっつり見ていきましょう!
これはもう、ただの年表じゃない。
愛と裏切り、復讐と犠牲、そして世代を超えて受け継がれる宿命の物語。
ハンカチのご用意はいいですか?
プロローグ:悲劇の幕開け - フォーゲラングの悪夢、全ての始まり (ゲーム内暦 1224年)
全ての元凶、全ての悲劇のスタート地点は、南大陸の灼熱の砂漠。
富と名声を夢見て、未知なるクヴェルを探し求めていたゼルゲン三兄弟(長男アレクセイ、次男ニコラ、三男ピーター)が、前人未到と言われた大砂漠を踏破し、ついに伝説の古代遺跡メガリスを発見しちゃったことから始まります。
いやー、この発見自体はすごい! 歴史に名を残す大偉業ですよ。
でもね、問題はその先。
遺跡の一番奥で見つけちゃったんですよ、あの怪しげな鉛の棺を。
「お宝だー!」ってなったんでしょうね、きっと。
好奇心と欲に目がくらんだ彼らは、古代の封印システム(アニマ遮断装置)を「えいっ」て解除して、パンドラの箱ならぬ鉛の棺を開けちゃった! その瞬間、数百万年の眠りから解き放たれたのが、我らが(?)エッグさんです。
で、最初にその魔力にやられちゃったのが、次男のニコラ。
思わずエッグに触れちゃった瞬間、もう大変! エッグさん、数百万年ぶりのお食事(アニマ)に大興奮! ニコラのアニマをものすごい勢いで吸い取り始めたんです。
そのパワーが凄すぎて、隣にいた三男ピーターは、その余波だけで「シュンッ」て消滅! えぐい! ニコラ自身も左腕を失う大怪我。
なのに、もうエッグから目が離せない、手放せない! あっという間にエッグに精神を乗っ取られちゃったんですね。
可哀想に…。
正気を失ったニコラ(というか、もはやエッグの操り人形)は、拠点にしてた街フォーゲラングに戻るなり、もう大暴れ! 目に入る人たちの魂を片っ端から吸い取るために、無差別攻撃開始! 平和だった街は一瞬で地獄絵図ですよ。
そこに「待てーい!」って颯爽と現れたのが、若き日のヒーロー、ヘンリー・ナイツ! さすが主人公の家系、強い! ヘンリーは、狂ったニコラと戦って、金属の棒(アニマを通さないから賢い!)で、なんとかニコラの手からエッグを叩き落とすことに成功します。
一瞬、ニコラは正気に戻ったみたいだけど、もう手遅れ。
アニマ吸われすぎて、力尽きて死んじゃいました…。
街は救われた! ヘンリーありがとう! …って、一件落着かと思いきや、ここからが本当の悲劇の始まり。
地に落ちてもなお、妖しい魅力を放つエッグ。
それに、なんと、街を救った英雄ヘンリー・ナイツ自身が、吸い寄せられるように近づいちゃうんですよ!
仲間が「やめろー!」「それ絶対ヤバいやつだって!」って止めるのも聞かずに、エッグを拾い上げちゃう。
そして、そのままフラフラ~っと、街から姿を消しちゃった…。
えええええ!? ヒーローが!? って思いますよね。
これがエッグの恐ろしさ。
どんなに強い意志を持った人でも、その魔力の前では抗えないことがある。
そしてこの瞬間こそが、ナイツ家とエッグの、長くて、辛くて、血塗られた因縁の、まさに始まりのゴングが鳴った瞬間だったんです。
ちなみに、弟二人を殺され、お宝(エッグ)まで奪われた長男アレクセイは、ヘンリーにブチ切れ。
「絶対に許さん!」って復讐を誓います。
このアレクセイの執念も、また新たな悲劇を生むことになるんですけどね…。
あー、もう、初っ端からヘビーすぎる!
第1幕:愛ゆえの狂気、そして裏切り - ヘンリー夫妻の悲劇とウィルの慟哭 (1227年)
エッグを持って故郷に帰ったヘンリー・ナイツ。
でも、もう彼は以前の彼じゃありませんでした。
エッグは毎日少しずつ、確実にヘンリーの魂を蝕んでいきます。
勇敢で優しかった彼は、どんどん疑い深く、暴力的になり、時々、焦点の合わない目で虚空を見つめるように…。
愛する妻キャサリンや、可愛い盛りの息子ウィリアム(後のウィル・ナイツね!)との幸せな家庭は、もうそこにはありませんでした。
冷たい空気と、いつ爆発するか分からない緊張感だけが漂う家。
想像するだけで辛い…。
ヘンリーの妹で、ウィルにとっては優しい叔母さんになるニーナも、お兄ちゃんの変わりように心を痛めて、なんとか元に戻そうと頑張るんだけど、エッグの力は強すぎた。
どうにもならない。
そんな絶望的な状況の中、妻キャサリンは、もう正気の沙汰とは思えない、でも夫を愛するがゆえの、狂気の計画を思いついちゃうんです。
それはなんと、夫を追ってきてるはずの仇敵、アレクセイ・ゼルゲン(脱獄済み)と手を組むこと! 「私が夫を剣で刺す(急所は外す!)。
苦しんでる隙に、あなたがエッグを奪って!」って。
エッグさえなくなれば、きっと元の優しい夫に戻ってくれるはず…そう信じて。
もう、悲壮感しかないですよね、この計画。
そして、運命の夜。
キャサリンは震える手で、愛する夫を刺します。
苦しむヘンリー。
その隙を狙って現れたアレクセイが、エッグを奪い取る! 作戦成功! …かに見えた、その瞬間。
事態は最悪のどんでん返しを迎えます。
エッグを手にしたアレクセイもまた、一瞬でその魔力にやられちゃった! 彼の目から人間らしい光が消え、冷酷な殺意が宿る。
「用済みだ」とばかりに、瀕死のヘンリーと、自分を裏切った(と彼には見えた)キャサリンを、ためらいもなく殺害…。
キャサリンの最後の望みは、最悪の形で踏みにじられたのです。
ひどい、ひどすぎるよアレクセイ! いや、エッグか!
そこに駆けつけたのが、ニーナ。
目にしたのは、血の海に沈む兄夫婦の亡骸と、エッグの邪悪なオーラを纏って悪魔みたいに立つアレクセイ。
ニーナは恐怖で凍りつきながらも、兄夫婦の忘れ形見、まだ5歳で何が起こったかも分からず泣きじゃくるウィルを抱きしめ、命からがらその場を逃げ出すのでした。
たった一晩で、両親を、家を、全てを失ったウィル。
彼の心に刻まれたのは、言葉にならないほどの喪失感と、あの夜の恐怖、そして「エッグ」という存在への、決して消えることのない憎しみの種でした。
彼が生涯をかけて背負うことになる、重すぎる宿命の始まりです。
一方、邪魔者を消し、再びエッグを手に入れたアレクセイは、その力を存分に振るうべく、サンダイルの裏社会へとその身を投じていくのでした。
物語は、ますます暗く、救いのない方向へと進んでいきます…。
第2幕:復讐の連鎖、散りゆく命 - アレクセイとの死闘、失われた愛と光 (1228年~1239年)
さて、エッグパワーを手に入れたアレクセイ・ゼルゲンさん、もうやりたい放題です。
その力に引き寄せられた悪党どもを集めて、「アレクセイ一味」なんていう、そのまんまの名前の盗賊団を結成。
各地で金持ち襲っては金品奪い、ついでに他のクヴェルも強奪。
襲うたびに人々の恐怖や絶望をエッグがチューチュー吸い取って、アレクセイもエッグも、どんどんパワーアップしていく悪循環。
裏社会のボスに成り上がっていきます。
一方、ウィルを育てながら身を隠していたニーナ叔母さん。
もちろん復讐を諦めてません。
1228年、ウィルがまだ小さい頃に、一度アレクセイ暗殺を試みるんだけど、失敗。
仲間を殺され、自分もピンチに。
でも、ここでアレクセイの甘さが出る。
昔ニーナにちょっと惚れてたもんだから、見逃しちゃうんですねぇ。
この甘さが、後々響いてくるわけですが…。
そして時は流れ、1238年。
ウィルは立派な青年に成長。
ニーナ叔母さんから、ついに両親の死の真相を聞かされます。
母さんが父さんを刺した? その隙にアレクセイが二人を殺した? もう頭ぐちゃぐちゃですよね。
怒りと悲しみと混乱の中、ウィルは決意します。
「アレクセイ、絶対に許さん!」と。
彼には、共に育ち、愛を誓い合った婚約者、コーデリアという美しい女性がいました。
ウィルはコーデリアと共に、危険を承知でアレクセイ一味の本拠地に潜入!
…が、またしてもバレる! アレクセイに捕まったウィルは、「お前の母親が父親を殺そうとしたんだぜ?」なんて、心をえぐるような言葉を浴びせられます。
もう精神的にボロボロ。
そこにまたしてもニーナ叔母さんが助けに来てくれるんだけど、その混乱の中、悲劇が…。
ウィルたちを逃がすために戦ったコーデリアが、捕まって殺されちゃうんです! しかも、幼い子供を庇いながら…。
ウィル、愛する人まで失っちゃった…。
もう彼の心にあるのは、復讐心だけじゃない。
エッグという存在そのものへの、燃え盛る憎悪だけです。
コーデリアが死ぬ間際に遺してくれた情報、「石切り場のメガリス」。
そこがアレクセイの次なる拠点だと知ったウィルは、ニーナや新しい仲間たちと、最後の決戦に挑みます(1239年)。
アレクセイは、メガリスの力とエッグの力で、巨大なドラゴンみたいなモンスターを召喚! もう絶体絶命! ってなった、その時。
ニーナ叔母さんが、最後の切り札を使います。
自分の命、自分のアニマ全部を燃やして放つ、禁断の術!
眩しい光と共にニーナ叔母さんは消滅…でも、そのおかげで巨大モンスターも消滅! ウィル、育ての親であり、最後の家族だった叔母さんまで失ってしまった…。
でも、ニーナの犠牲は無駄じゃなかった。
最大の切り札を失い、精神的にも追い詰められたアレクセイは、もはやウィルたちの怒りと悲しみの力の前に敵ではありませんでした。
激しい死闘の末、ついに、ついにウィルは、長年の仇敵アレクセイを討ち果たします! 両親の、コーデリアの、ニーナ叔母さんの仇を! 長かった…本当に長かった復讐劇の終幕です。
…と、思いきや! アレクセイが倒れた拍子に、懐からポロリと落ちたエッグが、コロコロコロ~っと谷底へ! 行方不明に! あー、もう! ツメが甘いんだから! これで終わりかと思ったら、大間違い。
なんと、アレクセイの部下だったデレクっていう、地味~な男が、誰にも気づかれずに谷底からエッグをこっそり回収してたんです!
エッグさん、宿主失っても全然へこたれません。
すぐに新しい宿主(デレク)に乗り換え。
しかも、この戦いを通して、「ほう、ナイツ家の人間って、なかなか骨があるじゃないか。
アニマの質も良さそうだ…」なんて、ウィルたちナイツ家に妙な興味を持ち始めちゃった。
そして、デレクに寄生したエッグは、北方の街テルムへと姿を消し、次なる悪だくみを始めるのでした…。
復讐は終わっても、戦いはまだ続く。
なんてこった!
第3幕:神の名を騙る詐欺師? - 真アニマ教団と仕組まれた戦争 (1240年代~1256年)
アレクセイみたいな脳筋タイプ(失礼!)は、ちょっと扱いにくかったと反省したのか、エッグさんは次の戦略を練ります。
「もっと効率よく、安全に、大量にアニマを集める方法はないものか…」。
そこで目を付けたのが、人間の「信仰心」。
宗教ってやつですね。
うまくやれば、人々が自ら進んで、喜んで(!)精神エネルギー(アニマ)を差し出してくれる、最高の集金システムになりうる、と考えたわけです。
エッグ君、なかなかの策士っぷり。
で、新しい操り人形のデレクを使って、当時キてた新興宗教「真アニマ教」に潜入させます。
デレクはエッグパワーでカリスマ性を爆上げし、偽りの奇跡(信者には本物に見える)をバンバン起こして、あっという間に教祖様の座に!
そこからはもう、やりたい放題。
「さあ、皆さん、私に祈りを捧げなさい。そうすれば救われますよ~」なんて言って、日々の儀式と称して、信者たちの魂(アニマ)を合法的に(?)チューチュー吸い取りまくり! 信者たちは救われるどころか、生命エネルギー搾り取られてるだけなのにね…。
この巧妙な詐欺システムで、エッグは約10年間、ぬくぬくと力を蓄えていったのです。
でも、宗教だけじゃ、古代人全員復活させるほどのエネルギーには全然足りない。
もっとドカンと、一気に大量のアニマをゲットする方法…それはやっぱり「戦争」しかない! とエッグさんは結論づけます。
標的は、当時、もう一人の主人公、ギュスターヴ13世のおかげで、やっと平和になりかけてたメルシュマン地方。
「平和? つまらん! 争え! もっと争え!」って思ったんでしょうね、きっと。
1255年、エッグ(デレク)は動きます。
まず、地域の有力者、フィニー王国の国王フィリップ2世を暗殺! これで平和ムードはぶち壊し。
国々の間に疑心暗鬼が生まれて、一気にキナ臭い雰囲気に。
ギュスターヴ13世は、「これは真アニマ教団の仕業だな!」って確信(たぶんエッグの邪悪なオーラを感じ取ったんでしょう)して、教団討伐の軍を編成。
はい、エッグさんの思惑通り、戦争へのカウントダウン開始!
1256年、ギュスターヴ軍が真アニマ教団の本拠地「ハンの廃墟」に総攻撃! でも、そこに偶然(いや、必然か?)エッグの臭いを嗅ぎつけたウィル・ナイツ一行も乱入! 戦場はもう、ギュスターヴ軍 vs 教団 vs ウィルたちっていう、三つ巴の大乱戦! わけわからん!
このドサクサに紛れて逃げようとしたデレク(エッグ)だけど、なんか失敗して行方不明に(死んだ? エッグに見捨てられた?)。
教団も壊滅。
エッグさん的には、これは大失敗。
安定収入源(教団)と便利な手駒(デレク)を失っちゃった。
「うーん、宗教ビジネス、意外とコスパ悪いな…」って判断したんでしょうね。
で、デレクの体(生きてたか死んでたか不明)をポイ捨てして、戦場の混乱の中、次の乗り換え相手を探します。
そして見つけたのが、海賊の頭目オルフェ。
「よし、今度は海賊だ!」って感じで、エッグは再び闇に紛れ、新たな舞台へと移っていくのでした。
転んでもただじゃ起きない、このしぶとさ!
第4幕:海賊王に俺はなる!? - 海の上の追跡劇と、しばしの別れ (1257年~1275年)
新しい宿主、海賊オルフェに乗り換えたエッグさん。
陸地は追手がうるさいから、今度は広大な海を拠点に活動開始です。
オルフェ率いる海賊団を使って、船を襲っちゃアニマを奪い、ギュスターヴ軍や、しつこく追いかけてくるウィル・ナイツから、ひらりひらりとかわし続けます。
まるで、海賊版「ルパン三世」…いや、やってることは極悪非道ですけどね。
でも、ウィル・ナイツの執念は、海に出ても衰えません。
「エッグ、絶対に逃がさん!」とばかりに、今度は大海原での追跡劇がスタート。
ウィルは、一世一代の大博打に出ます。
偽の情報を流して、オルフェ一味を「夜の町」っていう港町におびき寄せる作戦! で、奴らが上陸して油断してる隙に、ウィルが単身海賊船に乗り込んで、エッグ(オルフェ)を叩く!っていう、もう映画みたいな計画。
しかも、この無茶な作戦に、まさかの大物助っ人が! なんと、あのギュスターヴ13世本人が協力してくれるんですよ! なんで!? って思いますよね。
理由は謎ですけど、たぶんギュスターヴも、エッグっていう存在のヤバさに気づいてて、「こいつは放置できん」って思ったのかも。
あるいは、ウィルの諦めない心に、何かシンパシーを感じたのか…。
「目的のためなら、手段は選ばん!」って感じで、二人の英雄が一時的に手を組む、胸熱展開です!
作戦決行の夜。
ギュスターヴと、ウィルの頼れる相棒タイラーが地上で陽動してる間に、ウィルは闇に紛れて海賊船に潜入成功! 船の中で大立ち回り!
そして、ついに船長室でエッグ(オルフェ)と一騎打ち! 追い詰められたエッグ(オルフェ)は、「ちくしょー!」って感じで、海にドボーン! ウィルも追いかけるけど、エッグはオルフェの体ごと、暗くて冷たい海の底へと沈んでいきました…。
これで、とりあえずエッグは海の底に封印された形に。
ウィルの長年の追跡も、一旦はここで区切りがつきます。
ウィル自身は、この戦いの後、公式には行方不明(死んだと思われた)ってことになって、故郷のワイドで静かに隠居生活に入ります。
でも、彼の戦いは終わってなかった。
息子リッチや、これから生まれる孫たちの未来のために、そして、いつかエッグが再び這い出してくる日に備えて、彼は陰ながら世界を見守り続ける、孤独な監視者となったのです。
一方、海の底に沈んだエッグさん。
もちろん、これで終わりじゃありませんでした。
宿主は失ったけど、本体は無事。
そして、約18年もの間、海流に乗ってプカプカと漂流を続けた結果…なんと、西の大陸ヴェスティアの砂浜に流れ着いちゃった! 運命って怖い!
そこでエッグを拾ったのが、まだ幼い、純真無垢な少女ミスティ。
エッグは「しめた!」と思ったでしょうね。
「今度の宿主はこの子だ。
じっくり育てて、最高の駒にしてやろう…」って。
古代の悪意は、少女の無垢という仮面をかぶり、再び静かに、しかし確実に、次なる計画のために動き出すのでした。
あー、嫌な予感しかしない!
第5幕:純粋さは狂気と紙一重 - 少女ミスティと禁断のアニマ錬金術 (1275年~1291年)
美しい卵(エッグ)を拾った少女ミスティ。
彼女の中で、エッグはまるで冬眠するみたいに、静かに、でも着実に力を蓄え始めます。
同時に、エッグはミスティの魂に囁きかけ、彼女の才能を目覚めさせていきます。
特に、アニマ(術)の才能が異常なほど開花! 周りからは「天才少女!」なんて呼ばれたかもしれないけど、それはエッグが彼女を自分の計画に都合のいいように「チューニング」してただけなんですよね。
怖い怖い。
そんな中、1277年。
運命の歯車がギギギ…と音を立てます。
ウィルの息子で、父の意志を継いで冒険者になったリッチ・ナイツが、ヴェスティア島で偶然ミスティと出会っちゃうんです!
リッチは、ミスティが持ってる卵から、父が言ってたあのヤバい気配を感じ取って、すぐに父ウィルに報告。
「親父! あの卵、絶対ヤバい!」って。
報告を受けたウィル爺さん(もう結構なお年頃)、背筋が凍ったでしょうね。
「やっぱり生きてたか…しかも今度は子供に…」。
でも、相手はまだ子供。
下手に手出しできない。
監視を続けるしかない…苦渋の決断です。
ナイツ家二代目とエッグの、静かな睨み合いが始まりました。
そして、十数年の歳月が流れ、ミスティは美しい娘に成長(1290年頃)。
エッグは「よし、そろそろ本格始動だ!」と判断。
ミスティ(を操るエッグ)は、北大陸に渡って、とんでもない「実験」を開始します。
それは、特殊なクヴェルを使って、町の住民から強制的にアニマを吸い取って、みんなを昏睡状態にしちゃうっていう、非道にもほどがある行為! で、集めたアニマをどうしたかっていうと、近くの「化石洞窟」に持って行って、そこに眠ってた巨大な古代生物の化石に注入! そしたら、なんと! 化石がムクムク動き出して、禍々しいモンスターとして復活!
これ、ただの破壊活動じゃないんですよ。
エッグ(古代人)にとっては、「ほら見ろ! 人間のアニマ使えば、死んだものだって蘇らせられるんだぞ!」っていう、自分たちの存在意義、復活計画の正当性を証明するための、超重要な実証実験だったんです。
そして、実験は見事に成功。
エッグは確信します。
「よし、人間のアニマ、使える! これで俺たち復活できるぞ!」って。
最終計画に向けて、大きな一歩を踏み出した瞬間でした。
でも、こんな悪魔の所業、ナイツ家が見逃すはずがない! 町の異変を察知したリッチが、化石洞窟に駆けつけます。
そして、復活した化石モンスターと死闘! なんとかこれを倒して、エッグの計画を阻止します。
でも、エッグは別に悔しがってなんかない。
「ふーん、邪魔したな、ナイツの息子。
だが、お前、なかなか良いアニマ持ってるじゃないか…実験体より、お前自身の方が、もっと良い『器』になりそうだ…」なんて、リッチにターゲットを変更! こっち見んな!
1291年、北大陸の「巨虫のメガリス」。
ここで、ミスティ(エッグ)はリッチを待ち構えます。
でも、目的はリッチを倒すことじゃない。
もっと狡猾で、もっと残酷な罠を仕掛けてたんです。
それは、リッチ自身の手でミスティを殺させること。
そして、リッチがエッグに触れた瞬間に、ミスティから吸い取った最後のアニマパワーで、リッチの魂を乗っ取る!っていう、もう悪魔もドン引きレベルの非道な計画!
メガリスの奥で対峙する二人。
ミスティの瞳には、もはやかつての無垢な少女の面影はなく、冷たい計算と古代の悪意だけが宿っていました。
リッチは、父の意志、人々の未来、そして家族を守るために、心を鬼にしてミスティを斬ります。
ミスティが倒れ、エッグが転がり落ちる。
リッチがそれを手に取った、まさにその瞬間! エッグの罠発動! ミスティの魂を燃料にした、凄まじい精神攻撃がリッチを襲う!
「ぐああああああ!」リッチは必死に抵抗します。
父から聞いていたエッグの恐ろしさ。
でも、抵抗も虚しく、自分の意識がエッグに塗り替えられていく…。
自分が、父が憎んだ存在の新たな器になってしまう…。
それを悟ったリッチは、最後の力を振り絞り、己に残された最後の選択をします。
それは、忌まわしきエッグを、胸に強く抱きしめたまま、メガリスの深い谷底へと身を投じること! 「父さん…ジニー…許せ…!だが、これ以上、お前たちの未来を奪わせるわけにはいかないんだ!」 エッグを道連れにするための、壮絶な自己犠牲! 父が守ろうとした世界、愛する家族の未来を守るための、あまりにも悲しく、しかし英雄的な最期でした…。
リッチの尊い犠牲によって、エッグは再び宿主を失い、谷底で行動不能に。
ナイツ家二代目の戦いは、ここで一旦幕を閉じます。
彼の犠牲がなければ、物語は間違いなく破滅していたでしょう。
でも、エッグ本体はまだ生きていた。
谷底で静かに、次なる獲物を待つだけ…。
そして、ナイツ家とエッグの呪われた因縁は、ウィルの孫であり、リッチの忘れ形見、ジニー・ナイツへと、否応なく引き継がれていくのです…。
ああ、もう、涙で画面が見えない…。
第6幕:偽りの英雄、終焉へのプレリュード - 偽ギュスターヴの乱と最後の"収穫祭" (1297年~1305年)
リッチの自己犠牲から6年後。
巨虫のメガリスの谷底で、泥にまみれて眠っていたエッグさん、またしても発見されちゃいます。
今度の拾い主は、ナー国の青年将校デーニッツ。
鉱脈調査中に偶然見つけ、「お、なんか綺麗な石!」くらいのノリで(たぶん違うけど)持ち帰っちゃった。
そして、エッグの魔力に魅入られたのか、軍を抜けて行方不明に。
はい、エッグさん、新しい宿主ゲットで復活です! しぶとい!
さて、度重なる経験(と失敗)から、エッグさんは最終結論に至ります。
「古代人全員復活させるには、もう、大陸全土を巻き込む、超ド級の大戦争しかない!」と。
でも、ただ戦争起こしても、みんなついてこない。
そこで考えたのが、超ウルトラCな作戦。
それは、「伝説の英雄の名前を騙っちゃえ!」作戦!
1300年、エッグ(デーニッツ)は歴史の表舞台にカムバック! でも、名乗った名前は、なんと、あの偉大なる英雄、ギュスターヴ13世(もちろん、とっくに故人)の「隠し子(の子孫?)」! 「偽ギュスターヴ」の爆誕です!
「腐った今の世の中をぶっ壊して、ギュスターヴ様の理想の時代を再び!」なんて演説ぶったら、現状に不満を持つ人たちが「おおー!」って集まってきちゃった! ギュスターヴ人気、恐るべし!
エッグの狙いは、この偽りのカリスマで、サンダイル全土を巻き込む大戦争を引き起こし、そこで死んでいく無数の魂(アニマ)を、最後の晩餐よろしく、根こそぎ「収穫」すること! もう、悪魔の所業ですよ、これ。
さらに、軍事力をアップさせるために、禁断の「エーデルリッター計画」を実行! 「石切り場のメガリス」で、兵士たちの魂を無理やり融合させて、超強力な人間兵器「エーデルリッター」を次々開発! 火のサルゴン、樹のラウプホルツ、石のネーベルスタン、水のトーマス…彼らを切り札に、偽ギュスターヴ軍は破竹の勢いで勢力を拡大していきます。
1305年、ついに偽ギュスターヴ軍は、旧体制派のヤーデ伯チャールズ軍と激突(ハン・ノヴァの戦い)。
エーデルリッターの力は凄まじく、チャールズさんは戦死…。
大陸はもう大混乱!
エッグさん的には「計画通り!」ってほくそ笑んでたでしょうね。
戦場から大量のアニマを吸い上げて、復活エネルギーは着々と溜まっていきます。
でも、もちろん、これで終わりじゃない! ギュスターヴ家の正統な末裔デーヴィドとか、チャールズさんの部下とかが、「偽物め、許さん!」って反撃の準備を進めてました。
そして、この混乱の時代に、ついにナイツ家最後の戦士が立ち上がります! ウィルの孫娘で、リッチの娘、ヴァージニア(ジニー)・ナイツ! まだ14歳の少女だけど、祖父ウィル(まだ生きてる!)から一族の宿命を聞き、戦うことを決意。
仲間たち(その中には、ギュスターヴ家の末裔グスタフも!)と共に、偽ギュスターヴ軍の本拠地ハン・ノヴァに潜入! でも、ナイツ家の気配はエッグにバレバレ。
「また来たか、ナイツの虫けら!」って感じで、刺客サルゴンを差し向けられます。
なんとか撃退するけど、ジニーもまた、エッグとの戦いから逃れられない運命にあることを、改めて思い知らされるのでした。
同年、南の砦サウスマウンドトップで、偽ギュスターヴ軍と、デーヴィド率いる正統ギュスターヴ派が再激突! 劣勢だったデーヴィド軍だけど、ジニーたち増援のおかげで大逆転! 偽ギュスターヴ(デーニッツ)軍は敗走! 偽りの英雄譚は、ここに幕を閉じました。
でもね、エッグさん的には、戦争の勝ち負けなんてもうどうでもよかったんです。
目的だった「アニマの大量収穫」は、この戦争でほぼ達成済み!
「ふふふ…ごちそうさまでした」って感じで、エッグ(デーニッツ)は、残ったエーデルリッターたちを引き連れて、最後の、そして真の目的を果たすための場所へと、静かに姿を消します。
その場所とは、サンダイルの全てのアニマが集うという、北の果ての伝説の古代遺跡――「星のメガリス」。
いよいよ、最終決戦の舞台が整いました…!
フィナーレ:星降る夜の決着 - 三代の想い、鋼の剣、そして未来へ (1306年)
さあ、物語はついにクライマックス! 偽ギュスターヴの乱で、古代人復活に必要なアニマをたんまり溜め込んだエッグさん。
最後の仕上げは、そのエネルギーを解放して、エッグの殻をパッカーンと破り、中にいる古代人の魂たちを現代に「こんにちは!」させること。
つまり「孵化」ですね。
そのための最高の舞台として選んだのが、北の果てにある超巨大遺跡「星のメガリス」。
ここは、なんかもう、宇宙と繋がってるパワースポット的な場所らしくて、ここで儀式をすれば、ただ復活するだけじゃなくて、神様レベルの存在になれちゃうかも!?ってエッグさんは考えたのかもしれません。
壮大すぎる野望!
星のメガリスの最深部に着いたエッグ(デーニッツ)は、孵化の準備を進めつつ、最後の邪魔者、しつこく追いかけてくるナイツ家とその仲間たちを迎え撃つ準備も万端。
なんと、残ってたエーデルリッターたちと自分自身(エッグ本体)を、無理やり合体させちゃった! デーニッツ君の意識は完全に消え去り、そこにはもう、複数の強力な力を歪に融合させた、巨大で禍々しい、異形の怪物と化したエッグがいるだけ。
最終決戦仕様にパワーアップです!
一方、ジニーたちも、決死の覚悟で星のメガリスに突入! 複雑な遺跡の中を進んでいくと、途中で火のエーデルリッター・サルゴンと再会。
でも、彼はもう敵じゃなかった。
エッグの支配に苦しみながらも、最後の力でジニーたちに真実を告げます。
「エッグの正体は古代人の復活装置だ!奴らを止めろ!そして…私を殺してくれ…!」って。
悲痛な叫び…。
ジニーたちは苦しみながらもサルゴンを倒し、彼の魂を解放。
そして、エッグを倒す決意を新たに、最深部へと向かいます。
そして、ついに! メガリスの最深部、まるで宇宙空間みたいな神秘的な広間で、ジニー一行はエッグの最終形態と対峙します! もう、人間の形なんてしてません。
巨大で、グロテスクで、いろんな力が混ざり合って、今にも生まれ出ようと脈打ってる感じ。
ナイツ家三代、80年以上にわたる因縁の戦いが、ついに、ここで決着の時を迎えるのです!
エッグは、溜め込んだアニマとエーデルリッターたちの力を全部使って、もう、ありえないレベルの猛攻を仕掛けてきます! 後で詳しく話しますけど、最大10回も姿を変えながら、こっちのLP(生命力そのもの!)をゴリゴリ削ってくるわ、石化させてくるわ、もう悪夢のオンパレード!
でも、ジニーたちだって、ここまで数々の死線を乗り越えてきた勇者たち! 祖父ウィルの執念、父リッチの犠牲、そして仲間たちとの絆を力に変えて、必死に戦います! 特に、ギュスターヴ家の末裔グスタフの持つ、あの特別な剣が、なんだかエッグに対して妙に効果があるみたい…?
激闘の末、ついにジニーたちの連携攻撃が、エッグの核を捉える! 異形の怪物は断末魔の叫びを上げて、崩れ落ちました!
やったー! 勝ったー! …と、誰もが思った、その時! エッグさん、最後の最後で悪あがき! 本体(卵の状態)だけ、なんとかメガリスから脱出! でも、アニマ溜め込みすぎて重くなりすぎたのか、外の雪原で動けなくなっちゃった。
ジニーたちが駆けつけるけど、エッグの殻がカッチカチで、全然攻撃が効かない! どうする!? 万事休すか!?
その時! 一人の男が前に進み出ます。
そう、ギュスターヴ家の末裔、グスタフ! 彼の手には、一族に伝わる伝説の剣、ギュスターヴ13世が魂込めて鍛えた鋼の長剣「ファイアブランド」が!
グスタフは、仲間たちの祈り、ナイツ家の想い、そして自分に流れるギュスターヴの血、その全てを込めて、ファイアブランドをエッグに突き立てる!
「これで、終わりだァァァッ!!」
鋼の剣は、魔法でも術でもない、純粋な「人の意志と技術の力」で、エッグの硬い殻を見事に貫いた! 亀裂から、眩しい光と共に、中に閉じ込められていた古代人の魂と、犠牲になった無数のアニマが、まるで解放を喜ぶかのように天へと昇っていく…。
そして、エネルギーを失ったエッグの殻は、サラサラと砂のように崩れ落ち、雪原に消えていきました…。
こうして、数百万年の時を超えた古代人の野望は完全に潰え去り、エッグは消滅。
ナイツ家三代の長き戦いは、ギュスターヴ家が遺した「鋼の力」によって、ついに、本当に、終わりを迎えたのです。
雪が、全てを洗い流すかのように、静かに降り続いていました…。
エピローグ:そして「鋼の時代」へ - 受け継がれる意志、語り継がれる物語
エッグから解放された大量のアニマは、大地に還り、世界に新しい恵みをもたらしたとか。
古代の呪縛から解き放たれた人類は、新しい時代を迎えます。
それは、奇しくも、ギュスターヴ13世が夢見た世界。
アニマや術に頼りすぎるのではなく、人間の知恵と努力、つまり「鉄と技術」で未来を切り拓く、「鋼の時代」の幕開けでした。
長き戦いを見届けたウィル・ナイツ爺さんは、もう80歳を超えていました。
孫娘ジニーたちの勝利を静かに見届けた後、波乱万丈だったけど、決して諦めなかった人生に、満足して旅立ったそうです。
彼の執念がなければ、この結末はなかったでしょうね。
エッグにとどめを刺した英雄グスタフは、故郷フィニー王国を再興し、名君として名を残しました。
ジニーや他の仲間たちも、それぞれの道を歩み始めます。
エッグはいなくなったけど、彼らが残した傷跡や、古代文明の謎は、まだたくさん残っています。
でも、人々はもう過去の亡霊に怯えることはない。
自分たちの手で、未来を作っていく力を手に入れたのですから。
サガフロ2の物語は、歴史という大きな流れの中で、一人一人の人間がどう生きて、何を選び取っていくのかを描いた、壮大で、そしてとても人間らしい物語だったんですねぇ。
なぜあんなに強いのか? 形態変化の謎にも迫る!エッグさんのヤバい能力分析
さて、物語を追体験して、エッグがいかにとんでもない存在か、よーく分かりましたよね。
でも、ゲームをプレイした人なら、もう一つ忘れられないのが、その「鬼畜っぷり」とも言える強さ! 特にラスボス戦は、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けました(私も含む!)。
ここでは、エッグがなんであんなに強かったのか、その能力と形態変化の秘密に、もうちょっとマニアックに迫ってみましょう!
魂レベルでハッキング!? 精神支配のメカニズム(妄想込み)
エッグの基本にして最強の能力、それは人の心を乗っ取っちゃう精神支配。
これ、どういう仕組みなんでしょうね? 公式設定では「アニマを介して精神を支配する」ってことになってますけど、もうちょっと突っ込んで考えてみましょうよ、せっかくだから!
- アニマ=魂のOS説?: もしかしたら、この世界のアニマって、人間(や生物)の魂を動かしてる基本ソフト(OS)みたいなものなのかもしれません。で、エッグ(古代人の集合意識)は、そのOSの脆弱性(セキュリティホール)を突いて、外部からアクセスして乗っ取っちゃう、超高度なハッキング技術を持ってる…みたいな? だから、アニマを持たないギュスターヴには手出しできなかった(OSが違うからハッキングできない)とか。
- 共感? 同調? 精神汚染のプロセス: いきなり乗っ取るんじゃなくて、最初は持ち主に「ねぇねぇ、あなたの悩み分かるよ~」「もっと力が欲しいんでしょ?」みたいに囁きかけて、精神的に弱ってるところや、欲望に付け込んで、徐々に信頼させて、依存させていく…っていう、カルト宗教の洗脳プロセスに近いのかも。で、完全に心がエッグに同調しちゃったら、もう抜け出せない。気づかないうちに、魂がエッグの色に染められちゃう…うわ、怖っ!
- 記憶や知識も利用?: エッグはただ操るだけじゃなくて、宿主が持ってる知識や経験、技術も利用してるっぽいですよね。デレクの宗教知識とか、デーニッツの軍事的才能とか。これって、宿主の脳(魂?)のデータに自由にアクセスして、自分たちの目的のために使ってるってこと? まるで、他人のパソコンの中身を勝手に見て、必要なファイルだけコピーしていくみたいな。
プライバシーもへったくれもない!
こう考えていくと、エッグの精神支配って、単なる魔法とかじゃなくて、もっと高度で、システム的で、そしてタチの悪い、魂レベルでのハッキング&クラッキング行為なのかもしれませんねぇ。
そりゃあ、普通の人間が抗えるわけないですよ…。
アニマ、吸いすぎ問題! エネルギー源としてのエッグ
エッグのもう一つのヤバい能力は、生物からアニマ(生命エネルギー)を吸収して、自分のパワーにしちゃうこと。
しかも、その量がハンパない!
- 燃費悪いの? それとも大食い?: なんであんなに大量のアニマが必要だったんでしょうね? 古代人全員を復活させるのが、それだけ大変なことだったのか。それとも、エッグ(古代人)自体が、ものすごいエネルギーを消費する存在だったのか。あるいは、単に欲張りで、「もっと!もっとパワーを!」って感じで、際限なく吸い続けちゃうタイプだったとか? 個人的には、復活に必要なエネルギー量+維持費+α(保険とか?)で、ものすごい量を要求してたのかなーって思いますけど。
- アニマの「質」も重要?: エッグが特にナイツ家の人たちに執着した理由の一つとして、「彼らのアニマの質が特別良かったから」っていう説がありますよね。これ、結構ありそう。ただ量を集めるだけじゃなくて、復活に必要な「特別な成分」みたいなのがあって、それがナイツ家のアニマには豊富に含まれてた…とか? あるいは、古代人の魂と「相性」がいいアニマだったのかもしれません。
もしかしたら、ナイツ家の先祖って、古代人と何か関係があったりして…? 妄想が捗ります!
- 術の行使=アニマの変換?: エッグやその宿主が使う強力な術。あれも、吸い取ったアニマをエネルギー源にしてるわけですよね。ってことは、エッグの内部には、吸収したアニマを、様々な現象(ドラゴンの召喚、死者蘇生、強力な攻撃術など)に変換するための、超高度な「アニマ変換エンジン」みたいなものが搭載されてるのかも。
古代人の技術力、恐るべし!
エッグって、いわば「歩く(転がる?)超巨大アニマバッテリー兼、超高性能アニマ変換装置」みたいな存在だったのかもしれませんね。
そりゃあ、エネルギー切れの心配なんて、ほぼ皆無でしょうよ…。
悪夢の七変化(最大十変化)! ラスボス形態変化の謎と対策
そして、きました! 全国のサガフロ2プレイヤーのトラウマ製造機、ラスボス戦での形態変化! あれ、なんなんですかね、ほんと! なんであんなにコロコロ姿変えるの!?
- エーデルリッターとの融合=機能の統合?: 最終決戦前のエッグは、デーニッツの体に、生き残ったエーデルリッターたちを取り込んで融合してましたよね。もしかしたら、あの形態変化って、融合したエーデルリッターたちが持ってた能力(属性とか特殊攻撃とか)を、順番に切り替えながら使ってただけなのかもしれません。水将の力を使う時は水形態、火将の力を使う時は火形態…みたいに。
だから、事前に将魔を倒しておくと、その形態が出なくなるっていうのは、融合するパーツが減ったから、その機能が使えなくなった、って考えると、すごく理にかなってる気がします。
- サンダイル世界の法則をハッキング?: もう一つ、もっとぶっ飛んだ説として。エッグ(古代人)は、サンダイル世界の根源的な法則、いわば「世界のプログラムコード」みたいなものにアクセスできたんじゃないでしょうか? で、最終決戦の舞台「星のメガリス」っていう、世界のエネルギーが集まる場所で、その法則をハッキングして、自分自身を一時的に様々な属性や存在(水、火、樹、石、獣、音など)に書き換えてたんじゃないか、と。だから、あんなに多様な姿と能力になれたし、普通の物理法則を超えたような攻撃(LP削りとか耐性無視とか)も可能だった…とか。
こう考えると、エッグのヤバさが、さらに一段階アップしますね!
- なぜ最大「10」形態?: なんで最大数が10だったんでしょうね? これ、もしかしたらサガフロ2の世界を構成する基本的な「属性」や「概念」の数と関係があるのかもしれません。あるいは、古代人が使ってた数字の数え方(十進法じゃなかったとか?)が関係してたり…? 深読みしすぎ? でも、こういうところに何か意味が隠されてるんじゃないかって考えちゃうのが、サガの魅力ですよね!
- 今さらだけど、対策のポイント(精神論含む):
- とにかく将魔は倒す!: これはもう鉄則! 特に石将(エインシェントカース)と樹将(世界の合言葉は森とか)は、絶対に倒しておくべき! これだけで難易度が全然違いますから! 面倒くさがらずに、ちゃんと寄り道しましょう!
- 連携命!: 長期戦は不利。各形態が出てきたら、短期決戦で確実に潰す! そのためには、強力な連携技を狙って出せるように、技の構成やキャラの配置(陣形)を工夫することが超重要!
- リヴァイヴァは心の保険: いつ即死級の攻撃が飛んでくるか分からない! 自動復活の「リヴァイヴァ」は、常に全員にかけておくくらいの気持ちで!
- LP死は覚悟の上で…: スタークェイクはどうしようもない時もある! LP回復アイテム(ラストリーフ)は貴重品なので、使いどころを見極めて。最悪、誰かがLP死しても、残ったメンバーで勝つ!くらいの覚悟も必要かも。
- 諦めない心!: 結局これ! 何度全滅しても、「次は勝つ!」って信じて、戦略練り直して、再挑戦する! その強い意志こそが、エッグを打ち破る最大の武器なのかもしれません!(精神論!)
いやはや、エッグの形態変化、改めて考えても本当によくできた(そして意地の悪い)システムですよね。
プレイヤーの戦略と根性を、これでもかってくらい試してくる。
だからこそ、乗り越えた時の達成感が、ハンパないんですけど!
HDリマスター版の刺客「未知なるエッグ」…あれは何だったのか?
2021年のHDリマスター版で追加された隠しボス「未知なるエッグ」。
将魔を全員倒した先に待ち受ける、本編ラスボスを遥かに超える強敵…あれは一体何だったんでしょうね?
- エッグの「真のコア」?: もしかしたら、本編で倒したエッグは、エーデルリッターとかを取り込んだ「外殻」みたいなもので、「未知なるエッグ」こそが、その中心にあった、純粋な古代人の意識の集合体、そのものだったのかもしれません。
- パラレルワールドのエッグ?: あるいは、別の時間軸、別の可能性の世界から迷い込んできた、もっとヤバいエッグだったとか? サガシリーズって、そういうマルチバース的な要素も時々ありますしね。
- 開発者の挑戦状?: 単純に、「サガフロ2を極めたプレイヤーへの、開発チームからの最後の挑戦状」っていうのが、一番現実的な解釈かもしれませんけどね。「ここまで来たなら、これくらい倒せるよね?」っていう、愛のこもった(?)メッセージだったのかも。
いずれにせよ、「未知なるエッグ」の存在は、エッグという存在の底知れなさ、そしてサガフロ2の戦闘の奥深さを、改めて私たちに教えてくれた気がします。
倒せた人、本当に尊敬します! (私は…ええ、まあ、その…頑張りましたよ、ええ…)
鋼とアニマ、ナイツとギュスターヴ、そしてエッグという結節点運命の糸は誰が引く?
さあ、物語も佳境、考察も佳境に入ってきました! エッグを巡る物語の中心には、悲劇と執念のナイツ家がいます。
でも、忘れてはいけないのが、もう一つの主役、鋼の意志を持つギュスターヴ家。
この二つの家系、一見すると全然違う道を歩んでいるように見えて、実はエッグという存在を介して、深く、そして複雑に絡み合っていたんですよね。
この関係性、めちゃくちゃ面白くないですか!? ちょっと、ここも深掘りしてみましょうよ!
なぜエッグはギュスターヴをスルーしたのか? - 術不能者の真価と鋼の意志
物語の中で、エッグはナイツ家の人たちには、もうストーカーみたいに執着してくるのに、ギュスターヴ13世には、ほとんど直接手を出そうとしませんよね? なんでだと思います?
- 「術不能」=「干渉不能」説: 一番分かりやすいのは、やっぱりギュスターヴが「術不能者」でアニマを持ってないから。エッグの得意技、アニマ経由の精神ハッキングが効かない相手だった、っていう説。エッグからしたら、「こいつ、OS違うからウイルス送れないわ…つまんね」って感じだったのかも。
- 「鋼の意志」>「古代の呪い」説: でも、それだけじゃない気がするんですよね。ギュスターヴって、ただ術が使えないだけじゃなくて、「アニマなんかに頼らねえ!俺は鋼の力で未来を切り拓くんだ!」っていう、めちゃくちゃ強い意志を持ってたじゃないですか。もしかしたら、その強靭すぎる意志、既存の価値観を覆そうとする革命的な精神力そのものが、エッグの精神支配を跳ね返す、強力なバリアになってたんじゃないでしょうか? エッグ(古代人の集合意識)って、ある意味、過去の常識や秩序に囚われた存在とも言える。
だから、それを根本から覆そうとするギュスターヴの「新時代の意志」は、理解不能で、恐ろしくて、近づけなかった…みたいな。
- 利用価値がなかった? それとも…?: あるいは、単純に、ギュスターヴを支配しても、エッグの目的(アニマ集め、復活)には直接役立たない、って判断されただけかもしれません。でも、それにしては、偽ギュスターヴを演じるくらい、彼の名前と影響力は利用してるんですよね…。もしかしたら、エッグはギュスターヴの力を恐れていて、直接対決を避けていた…なんて可能性も、ゼロじゃないかも?
結局のところ、真相は謎ですけど、ギュスターヴの「特異性」が、エッグにとって非常に扱いにくい、計算外の存在だったことは間違いなさそうですね。
ナイツ家はなぜ狙われた? - アニマの質? それとも運命のカウンター?
逆に、なんでナイツ家はあんなに執拗に狙われたんでしょう?
- 「極上アニマ」説: やっぱり一番有力なのは、ナイツ家の人たちが持ってるアニマが、エッグにとって「最高級品」だったっていう説。純度が高いとか、古代人の魂と相性がいいとか、復活に必要な特殊な成分を多く含んでるとか。だから、エッグはナイツ家の人を見つけると、「お、極上素材発見!」って感じで、しつこく追いかけてきた、と。
- 「抵抗因子」=「興味の対象」説: でも、ウィル爺さんのあの異常なまでの執念を見てると、もしかしたらナイツ家って、エッグの精神支配に対して、他の人よりもちょっとだけ「抵抗力」があったんじゃないか、とも思えるんですよね。完全に支配しきれない、自分たちの思い通りにならないからこそ、エッグはナイツ家に興味を持ち、研究対象として、あるいは危険因子として、排除しようとした…とか。
- 「星の意志」の代行者説?: もっとスピリチュアルな話をしちゃうと、もしかしたらナイツ家って、エッグという異物(古代の呪い)から、この星(サンダイル)自身を守るために、運命によって選ばれた「カウンター存在」だったのかもしれません。だから、エッグは本能的にナイツ家を危険視し、排除しようとしたし、ナイツ家の人たちもまた、個人的な感情を超えた、星を守るための使命感みたいなものに突き動かされていた…とか。ウィルの執念は、彼の個人的なものだけじゃなかった? うーん、ロマンありますね!
まあ、これも結局は想像の域を出ませんけど、ナイツ家がただの「被害者」じゃなくて、エッグにとって何か特別な意味を持つ存在だった、って考えると、物語がより一層、深みを増す気がしませんか?
鋼とアニマ、交わる時 - ファイアブランドが象徴するもの
そして、物語の最後。
エッグを完全に破壊したのは、ナイツ家の術でも、他の誰かの強力なアニマ攻撃でもなく、ギュスターヴが遺した鋼の剣「ファイアブランド」でした。
これ、めちゃくちゃ象徴的ですよね!
- 「人の意志」が「古代の呪い」を破った瞬間: アニマっていう、ある意味、自然や神秘の力、コントロールしきれない力の象徴であるエッグ。それを、人間の知恵と努力、理性と意志の結晶である「鋼」の力が打ち破った。これって、「過去の呪縛に囚われるな!自分たちの手で未来を切り拓け!」っていう、サガフロ2全体のテーマを、これ以上ない形で見せてくれたシーンだと思うんです。
- ファイアブランド=概念兵器?: あの剣、本当にただの「よく斬れる剣」だったんでしょうか? もしかしたら、ギュスターヴが込めた「鋼の時代を創る」っていう強い意志が、剣自体に特殊な力を与えていたのかもしれません。アニマ(=エッグ)が存在する法則そのものを否定し、破壊する力。いわば、「アニマ絶対主義」の世界に対する、「鋼の意志」という名の概念兵器…みたいな。
だから、どんなアニマ攻撃も効かなかったエッグの殻を、唯一破壊できた。
…なんて考えたら、ちょっとカッコよすぎます?
- ナイツとギュスターヴ、二つの力の融合: そして、その剣を振るったのが、ギュスターヴ家の血を引きながらも、ナイツ家のジニーたちと共に戦ってきたグスタフだった、っていうのもポイントですよね。ナイツ家が繋いできた「エッグへの抵抗の意志」と、ギュスターヴ家が遺した「未来を切り拓く鋼の力」。この二つが、グスタフという存在と、ファイアブランドというアイテムを通して、最後の最後で一つになったからこそ、エッグを倒すことができた。
アニマだけでもダメ、鋼だけでもダメ。
両方の力が、それぞれの役割を果たし、協力し合ったからこその勝利だったんじゃないでしょうか。
いやー、深い! 深いよサガフロ2! 一つのRPGの中に、これだけの歴史と、文明論と、運命論が詰まってるなんて、本当にすごい作品ですよね。
公式設定の裏側と、尽きない妄想タイムエッグの謎、さらに深掘り!
さてさて、物語も能力も関係性も見てきましたけど、エッグと古代文明には、まだまだ謎がいっぱい! 公式設定資料集『アルティマニア』を読んでも、「で、結局そこはどうなのよ!?」ってツッコミたくなる部分、たくさんありますよね?
ここからは、公式設定で語られてることの裏側を勝手に推測したり、残された謎について、私の妄想力(と、世の考察好きの知恵)をフル回転させて、さらにディープに迫ってみましょう! レッツ、妄想タイム!
- 古代人の姿、見てみたい! …けど見れない?
- 結局、エッグ作った古代人って、どんな見た目だったんでしょうね? 人間っぽかった? それとも、全然違う、異形の存在? アルティマニアにも「先住種族」としか書かれてないんですよね。もしかしたら、彼らは肉体すら持たない、純粋なアニマ生命体だった…とか? あるいは、あまりにもおぞましい姿だったから、あえて描かれなかった…? 想像が膨らみます。エッグの最終形態も「あれは古代人そのものじゃない」って言われてますしね。
じゃあ、本当の姿は…? 永遠の謎!
- 結局、エッグ作った古代人って、どんな見た目だったんでしょうね? 人間っぽかった? それとも、全然違う、異形の存在? アルティマニアにも「先住種族」としか書かれてないんですよね。もしかしたら、彼らは肉体すら持たない、純粋なアニマ生命体だった…とか? あるいは、あまりにもおぞましい姿だったから、あえて描かれなかった…? 想像が膨らみます。エッグの最終形態も「あれは古代人そのものじゃない」って言われてますしね。
- 古代人、なんで滅びかけたの? 自業自得説濃厚?
- 高度なアニマ文明持ってたのに、なんで滅びかけたんでしょう? これも謎。でも、あれだけの力を持ってたら、環境破壊とか、アニマ兵器の暴走とか、なんか自分たちでヤバいことやらかしちゃった可能性、高くないですか? あるいは、進化しすぎて、種としての寿命が来ちゃったとか? 他の星からの侵略者説もロマンあるけど、個人的には「高度になりすぎた文明の末路」的な、ちょっと皮肉な理由だったら面白いなーって思います。で、その尻拭いを未来の人類に押し付けようとした、と。
うーん、やっぱり古代人、自分勝手!
- 高度なアニマ文明持ってたのに、なんで滅びかけたんでしょう? これも謎。でも、あれだけの力を持ってたら、環境破壊とか、アニマ兵器の暴走とか、なんか自分たちでヤバいことやらかしちゃった可能性、高くないですか? あるいは、進化しすぎて、種としての寿命が来ちゃったとか? 他の星からの侵略者説もロマンあるけど、個人的には「高度になりすぎた文明の末路」的な、ちょっと皮肉な理由だったら面白いなーって思います。で、その尻拭いを未来の人類に押し付けようとした、と。
- メガリスネットワーク、実は生きてる?
- サンダイル中に点在するメガリス。あれって、ただの遺跡じゃなくて、今も何らかの機能を持って、互いに繋がってる巨大なネットワークシステムだったりして? で、エッグはそのネットワークの一部、あるいは制御キーみたいな存在だったとか。だから、星のメガリスっていう、ネットワークの中枢みたいな場所でしか、完全な復活(孵化)ができなかった、とかね。
もしそうなら、エッグはいなくなったけど、メガリスネットワーク自体はまだ存在してて、いつかまた別の形で人類に影響を与えてくる…なんて展開も、ありえなくはないかも?
- サンダイル中に点在するメガリス。あれって、ただの遺跡じゃなくて、今も何らかの機能を持って、互いに繋がってる巨大なネットワークシステムだったりして? で、エッグはそのネットワークの一部、あるいは制御キーみたいな存在だったとか。だから、星のメガリスっていう、ネットワークの中枢みたいな場所でしか、完全な復活(孵化)ができなかった、とかね。
- クヴェルの真の目的、全部エッグのため?
- 世の中には、便利なクヴェルもたくさんありますよね。でも、もしかしたら、あれらのクヴェルって、元々は全部、古代人が自分たちの復活計画、つまりエッグをサポートするために作ったものだったりして? 例えば、人々の生活を豊かにするクヴェルは、人類のアニマ文明の発展を促すためのもの。武器になるクヴェルは、戦争を起こさせてアニマを集めるための道具。
メガリスも、アニマを集めたり、エッグを守ったりするための装置。
ぜーんぶ、エッグっていう最終目的のための布石だったとしたら…? ちょっとゾッとしますけど、古代人の計画性を考えると、ありえなくもない話かも。
- 世の中には、便利なクヴェルもたくさんありますよね。でも、もしかしたら、あれらのクヴェルって、元々は全部、古代人が自分たちの復活計画、つまりエッグをサポートするために作ったものだったりして? 例えば、人々の生活を豊かにするクヴェルは、人類のアニマ文明の発展を促すためのもの。武器になるクヴェルは、戦争を起こさせてアニマを集めるための道具。
- 「鋼の時代」って、本当にハッピーエンド?
- 物語の最後は、エッグが倒されて、アニマに頼らない「鋼の時代」が来た、って感じで終わりますよね。めでたしめでたし! …って、本当にそうかな? アニマっていう、自然の力、魂の力を否定して、技術や理性だけで進んでいく未来って、それはそれで危うい気もするんですよね。環境破壊とか、新たな格差とか、別の問題が生まれちゃうんじゃないか、って。
もしかしたら、サガフロ2のエンディングって、単純なハッピーエンドじゃなくて、「一つの時代が終わり、新たな課題を持つ次の時代が始まった」っていう、ビターな現実を示唆してるのかもしれません。
考えさせられますねぇ…。
- 物語の最後は、エッグが倒されて、アニマに頼らない「鋼の時代」が来た、って感じで終わりますよね。めでたしめでたし! …って、本当にそうかな? アニマっていう、自然の力、魂の力を否定して、技術や理性だけで進んでいく未来って、それはそれで危うい気もするんですよね。環境破壊とか、新たな格差とか、別の問題が生まれちゃうんじゃないか、って。
- 『ロマサガRS』とかのエッグは、本人? それとも…?
- 最近のスマホゲーム『ロマンシング サガ リ・ユニバース』とかに、サガフロ2のキャラや、時にはエッグ自身が登場することありますよね。あれって、どういう位置づけなんでしょう? 原作のエッグそのものが、なんかのはずみで別世界に来ちゃった? それとも、パラレルワールドの別個体のエッグ? あるいは、原作とは設定が違う、お祭りゲーとしてのゲスト出演? 個人的には、あんまり深く考えずに「ファンサービス!」って楽しむのが一番かなーって思いますけど、ああいうの見ると、また原作の謎について考えたくなっちゃいますよね!
いやー、語りだしたらキリがない! エッグと古代文明の謎、本当に底なし沼ですよ。
公式設定で明かされてる部分と、あえて謎のまま残されてる部分のバランスが絶妙だから、いつまでもこうやって、ああでもないこうでもないって考察(妄想)できちゃう。
これぞサガの醍醐味! ですよね!
エッグとは、私たちに突きつけられた「過去と未来への問い」だった結論
さあ、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました! エッグという、サガフロ2における最重要にして最凶の存在について、その誕生の秘密から、歴史の裏での暗躍、恐るべき能力と形態変化、そしてナイツ家やギュスターヴ家との宿命的な関係性、さらには残された謎に至るまで、私の持てる知識と考察(と、ほんの少しのユーモア)を総動員して、徹底的に掘り下げてみました。
改めて、エッグとは何だったのか? その核心を、ぎゅっと凝縮してまとめてみましょう。
エッグの正体は、「滅亡に瀕した超古代文明の先住種族が、種族の"永遠"という歪んだエゴイズムを叶えるため、未来の生命を踏み台にすることを前提に遺した、集合意識と膨大なアニマを封じ込めた、究極の復活装置であり、時空を超えた呪いのタイムカプセル」でした。
その唯一にして絶対の目的は、「人類が発展させたアニマ文明を根こそぎ利用し、古代人自身を現代に復活させ、再び世界の支配者として君臨すること」。
未来への配慮ゼロ、自分たちのことしか考えてない、壮大すぎる計画です。
物語の中で、エッグはその「意識」を武器に、所有者の心を蝕み、アニマを吸収しながら、時に暴力的に、時に狡猾に、歴史の影で暗躍し続け、数えきれない悲劇を生み出しました。
しかし、その絶対的とも思える古代の呪詛に対し、人間たちは決して屈しませんでした。
特に、ナイツ家の三世代にわたる、血と涙と執念の抵抗。
そして、アニマの時代に異を唱え、未来への道を切り拓こうとしたギュスターヴ家が遺した「鋼の意志」と「鋼の力」。
この二つの、全く異なるベクトルを持つ人間の「意志」が、奇跡的に結実した時、ついにエッグという長年の呪いを打ち破ることができたのです。
ゲームのラスボスとしては、最大10形態にも及ぶ悪夢の変身と、LP削りや耐性無視の石化といった理不尽極まりない攻撃で、プレイヤーにトラウマレベルの絶望と、それを乗り越えるための挑戦を与え続けた、シリーズ屈指の強敵として、私たちの記憶に永遠に刻まれることでしょう。
でも、エッグって、ただの「倒すべき敵」じゃなかったんですよね。
その存在は、私たちプレイヤーに、いろんなことを問いかけてくるんです。
「過去の世代が遺した負の遺産や、達成できなかった夢に、私たちはどう向き合うべきなんだろう?」
「自然や魂の力(アニマ)と、人間の知恵や技術(鋼)、どっちが大事? それとも、両方必要なの?」
「どんなに絶望的な状況でも、諦めずに意志を持ち続ければ、運命だって変えられるんじゃない?」
エッグという存在を通して、サガフロ2は、単なるファンタジーRPGの枠を超えた、深遠で、普遍的なテーマを、私たちに投げかけているのかもしれません。
だから、エッグについて深く知ることは、ゲームの謎解きを楽しむだけじゃなく、この美しくも残酷な世界の歴史や、そこで生きた人々のドラマに深く共感し、そして、もしかしたら、私たち自身の生きる現実や、これから向かう未来について、少しだけ立ち止まって考えてみる、良いきっかけになるんじゃないかなって思うんです。
この記事が、あなたのサガフロ2愛をさらに深め、サンダイルの世界をより味わい尽くすための一助となれたなら、ライター冥利に尽きます。
エッグの物語は、ゲームの中だけじゃなく、私たちの心の中で、様々な問いかけとして、きっとこれからも生き続けていくのでしょうから。
さーて、長文書き上げたらお腹すいた! 今夜は長崎ちゃんぽん…じゃなくて、夫と息子と義両親と、みんなで餃子でも作ろうかな!
サガフロ2、またプレイしたくなったら、ぜひ! 何度やっても新しい発見がある、本当にすごいゲームですよ!