やれやれ、「ようじつ」3年生編は、これまでの常識をひっくり返すような混沌っぷりが待ち受けていそうです。
シリーズを追いかけてきた読者なら想像がつくかもしれませんが、綾小路が繰り出す“クラス間協力”という大胆不敵な発想に加えて、一之瀬の“退学しない&移籍しない”という第三の選択肢、龍園のさらなる暗躍、堀北のリーダーシップ強化など、どれを取っても一筋縄ではいかない要素ばかり。
そのうえ「ホワイトルーム」との絡みもチラつくなど、もう頭がフル回転しっぱなしで、なかなか寝つけない日々が続く可能性大です。
ここでは、既存の情報やこれまでのキャラクター性を踏まえながら、3年生編で
「こんな展開がありそう!」
という推測を盛りだくさんでお届けします。
さらに、記事の後半ではちょっぴりだけ日常ネタとして“プロパンガス変更”の話にも触れますが、あくまでもおまけ程度ですのでお気軽にどうぞ。
なお、以下で言及する内容は原作公式の確定事項ではありません。
筆者による推測・予測・妄想がてんこ盛りですので、「こういう可能性もあるのか」と楽しんでいただくスタンスでお願いします。
それではいってみましょう。
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ようじつ3年生編が始まる前の「状況整理」と綾小路の意図
1. 坂柳との別れがもたらした“プラン再考”の契機
綾小路といえば、常にクラスメイト(あるいは他クラス)をも巻き込むレベルの“高次思考”を持ち合わせており、これまでも大規模な策略を何度も展開してきました。
しかし、坂柳との決定的な対立が一旦落ち着き(別れとも言える形)、その後に待ち受けるのが3年生という最終盤。
受験や進路がリアルに迫ってくるだけに、クラス間バトルの重要度も増します。
- 坂柳と築いてきた張り合いの終焉
長らくAクラスの支柱として対峙してきた坂柳。
綾小路とは異なるアプローチで、人を操り、または誘導し、自らの理想を実現しようとする天才肌でした。
彼女が舞台から半分退き、新たな動きをする余地が生まれたことで、綾小路も“より大きな視点”でクラス運営を考える余裕ができた可能性が高いです。 - 3年生=最終決戦という意識
この学校においては、最終的にAクラスとして卒業しなければなりません。
しかし、クラス争いが白熱するにつれ、どうしても一部のクラスがポイントで大きくリードし、他は沈んでいく傾向が強まる。
そんな状態を放置すれば、
「下位クラスのモチベーションが下がって、まともに戦わない」
という事態になりかねません。
綾小路はそれを嫌っている様子がうかがえます。
2. “クラス間協力”で得られるメリットと難しさ
森下&山村への提案として、
「1年間を通してクラス間で連携しよう」
というプランが挙げられています。
これは過去にも小規模の協力関係はありましたが、ここまで長期で大々的に協力を図るのは前例がないと言われています。
- モチベーションの維持
協力体制を敷くことで、ポイントを大きく離されているクラスも「まだ勝ち筋がある」と希望を捨てずに済む。
上位クラスにとっても、下位クラスを完全に引き離してしまうと“共倒れ”が起こり、思わぬ形でリスクが高まる場合がある。
そうした危険を減らすため、あえてある程度接戦の形を保つメリットがあると考えられます。 - 難しさ:相互不信
とはいえ、自分のクラスが有利になってきたら、「もう協力なんていらない」と手を引きたくなるのが人の常。
あるいは、何かの特別試験で裏切って爆発的にポイントを稼ぐ方法を選ぶクラスが出てもおかしくありません。
こうした内在的リスクをどうコントロールするのかが、綾小路の腕の見せどころでしょう。 - 過去との類似事例
綾小路は「前にも似たようなことをやったから」としれっと言っているようですが、1年時や2年時の特別試験の一部をモデルに、さらに複雑化した協力体制を構築していると推測されます。
3. 大規模戦略に隠された綾小路の“本当の狙い”
ただ、綾小路は常に“裏”を持っているキャラクターです。
口では「クラスみんなを助けたい」と言いつつ、最終的には別の方向を見据えている可能性があります。
- ホワイトルームとの関連
何度か匂わされているホワイトルームの存在が、3年生編でどう関わってくるかは重要な焦点。
綾小路が自分の生い立ちや目的をどこまで表に出すのか。
あるいはそれを利用しようとする学校側の人物が現れるのか。
3年生編の大枠を左右する要素として、ホワイトルームに関する伏線は大いに注目を集めそうです。 - “どのクラスを勝たせたいか”は定まっていない?
綾小路自身は、最終的に
どのクラスがAクラスになってもいい
というスタンスを取っている可能性があります。
目的は「人間の成長を見たい」「あらゆる状況で自分の思考力を試したい」という動機かもしれない。
これまでのシリーズでも、彼は点数争いよりも“事態をどう動かすか”を楽しんでいる節があり、3年生編ではそれがさらに顕著になると推測できます。
一之瀬との“第三の選択肢”が提示する激震
1. 衝撃的な提案:退学かクラス移籍か
3年生編で語られる「3月30日の夜」、綾小路と一之瀬との密会が大きなポイントです。
まず、綾小路が出した条件は
「自分が移籍してAクラスを保証する。でもおまえは退学を検討しろ」
という、聞くだけでも驚きの内容。
- なぜ“一之瀬の退学”を条件に?
一之瀬はリーダーシップやカリスマ性がありながら、どこか優しさが先行してしまう人物。
場合によっては“誰かを犠牲にする決断”が求められても、それを選べない。
綾小路が最初に「退学」という選択肢を提示したのは、もしかすると一之瀬の“甘さ”を試すためかもしれない。
あるいは「綾小路が動き出すには、相応のリスクと対価が必要だ」と示す狙いも考えられます。 - 一之瀬が示す拒否反応
一之瀬はもちろん、この二択にOKを出すはずがありません。
彼女が望むのは「クラスの全員と一緒に上へ行く」ことであり、自分だけが退学になる道や、“誰かを切り捨てる”決断を潔しとしないキャラクターです。
2. “第三の選択肢”で綾小路を取り込む
そこで一之瀬が提示したのが、
「退学も移籍もさせず、綾小路というジョーカーを利用してAクラスに近づく」
という“第三の選択肢”。
表向きは綾小路の行動を制限しながら、裏では彼の才能を最大限に活かすプランと考えられます。
- 一之瀬の強かさ
優しげな表情の裏に隠された“一之瀬の強かさ”が、この提案ににじみ出ています。
仲間を守るためなら多少のリスクを厭わず、かつ綾小路の要求を完全にのむのでもなく、自分の都合の良いように交渉ラインを塗り替えてしまう。
一之瀬が深夜の男子来訪という危うい状況をあえて用いたのも、「絶対に他人に知られてはいけない秘密の話を進める」という意志の表れでしょう。 - 綾小路が第三の選択肢を受け入れた理由
綾小路は、一之瀬の“全部を助けたい”という想いをどこか面倒に感じつつも、“面白さ”を見出した可能性があります。
完全拒否するのではなく、彼女の人望やリーダーシップを利用することで、より大きなシナリオを動かしやすいと判断したのかもしれません。
3. 密会が持つ危険性と学校内スキャンダル
男子が女子の部屋を深夜に訪れるというのは、学校ルール的にもスキャンダルになり得ます。
なぜそこまでリスクを負ってまで極秘に話し合う必要があったのか? その答えは明白です。
- 学校側の監視を避ける
この学校には監視カメラや教職員の巡回があります。
特に綾小路の動向は高く注目されている可能性があるので、昼間や放課後の普通の時間帯での接触はリスクが大きい。
ゆえに門限後、他の生徒も就寝しているであろう時間帯を狙い、部屋で密室トークをするのがベストだったと推測できます。 - 一之瀬の“覚悟”
もし誰かに見られれば、一之瀬本人のイメージダウンは免れません。
しかし、その危険をも顧みず綾小路を呼び出した背景には、クラスをAに導くための強い執念がある。
普段の一之瀬が見せる温厚な笑顔とは裏腹に、「ここまでしないと勝てない」という危機感が垣間見えます。
森下&山村への説明と“隠された核心”
1. 計画の全貌を明かさない理由
翌日、綾小路は森下&山村に概略を伝えるものの、どうやら本音の部分は隠しているようです。
森下が
「裏切りっぽくない?」
と疑問を投げかけ、山村が
「そんなの学校が許すわけ…」
と尻込みするあたり、綾小路がゴリゴリに説得しなければ、彼らが賛同するのは難しいでしょう。
- 伏せた部分が“勝敗を左右するキー”
綾小路自身は最後の最後で「どのクラスがAになるか」をコントロールしようとしている可能性があります。
森下&山村にそのシビアな部分を説明したら、「おまえだけいいとこ取りか!」と反発されるのは火を見るより明らか。
だからこそ、まずは大枠の協力体制を合意させ、細部(特に最後の勝利条件)の説明を先延ばしにしているのでしょう。 - 森下&山村をどう動かす?
彼らの性格や能力はまだ詳しく描かれていない部分が多いですが、少なくとも「疑り深い」「臆病」といった要素が漂っています。
綾小路としては、ふたりを上手くコントロールし、“クラス全体が従うように仕向ける”ための説得材料(ポイントの配分や特別試験での役割など)を持っている可能性が高いです。
2. なぜ森下&山村にだけ話したか
クラスメイト全員に一斉に話すのではなく、まず森下&山村という2人だけに話すという点にも意味がありそうです。
- 情報管理
計画初期段階で情報が漏れれば、他クラスに対抗措置を取られる危険がある。
ごく少人数の信頼できる(もしくは動かしやすい)メンバーにのみ先に知らせておくことで、リスクを最小限に抑えたい。
ここで注目したいのは「森下&山村は“信頼できる”のか、それとも“利用しやすい”のか」。
綾小路の真意は後者の可能性が高いとも考えられます。 - 内輪の説得から外部への拡大
まず2人を納得させる
→2人からさらに数名へと説得の輪を広げてもらう
→クラス全体が「うちのクラスもアリかも」と賛成に傾く――という流れを作るために、段階的に説明しているのではないでしょうか。
星之宮が見る“綾小路のジョーカー性”
1. 綾小路移籍の可能性が生む狂乱
星之宮のセリフで
「綾小路がうちに来てくれたら、全部ひっくり返せる」
という趣旨の発言があるとすれば、それは“綾小路の移籍”がどれほど爆発的な影響を持つかを表しています。
クラス対抗戦において、綾小路は“最強のカード”として扱われているわけです。
- 実際の移籍条件とハードル
学校のルール上、移籍には多大なポイントが必要であり、クラスメイトの納得も必要。
一之瀬が“第三の選択肢”を提示したのも、このポイント事情が絡んでいると考えられます。
つまり、星之宮が「移籍してくれれば勝てる」と言っても、簡単に実現できるわけではない。
一方で、もし綾小路が本気で移籍を選べば、一瞬で戦力バランスが激変するのも確か。 - 星之宮の目的は?
星之宮自身がどのクラスに属しているのか(またはどの立場で動いているのか)が、今後の展開を左右します。
一之瀬クラス側なのか、別のクラス側で動いているのか。
もし星之宮も一之瀬と同じクラスなら、綾小路を取り込むために協力して裏工作を行う可能性もある。
逆に別クラスなら、“綾小路を引き込もうとする一之瀬”と直接対立する場面も考えられます。
2. ジョーカーとしての“利用価値”と“危険性”
綾小路は味方につければ超強力なアドバンテージをもたらす一方、裏を返せば「敵に回ったら最悪」というカードでもあります。
- 他クラスからの妨害工作
龍園クラスが「綾小路を引き込まれたら厄介すぎる!」と判断すれば、事前に綾小路の動きを封じ込めようと圧力をかけてくる可能性があります。
それこそ綾小路の過去や弱みを探られ、「何かしらのスキャンダルをぶちまけて信用を失わせる」など、龍園らしい強硬手段をとるシナリオは十分ありうる。 - 星之宮の思惑
星之宮が何らかの方法で綾小路を誘導しようとした結果、綾小路の“ダミー作戦”にはまってしまい、最終的に自分のクラスが不利になるという逆転劇もありえます。
いずれにせよ、ジョーカーを巡る争奪戦は3年生編の重要テーマとして浮上してきそうです。
“最終的なAクラス”とドラマチックな裏切り・逆転
1. 協力体制の崩壊は必須イベント?
綾小路が「1年がかりの大規模戦略」を提案し、多くのクラスを巻き込んで“同時協力”を進めていくとしても、最後まで平和に続くとは考えにくいです。
なぜなら“最終的なAクラス”は1つしか認められないから。
誰かが頭一つ抜けた瞬間、他クラスとの仲は一気に不穏な空気へと変わるでしょう。
- 裏切りのタイミング
ポイント差が拮抗した状態から、一気に特別試験で大量得点を稼ぐチャンスが訪れたとき、どのクラスも「今だ!」と手のひらを返す可能性がある。
それまで協力してきたクラスメイトや他クラス同盟を出し抜き、一気にトップに躍り出る展開があれば、ドラマとしても非常に盛り上がるでしょう。 - 綾小路の思惑と絡むハイライト
綾小路は協力体制を主導しているように見えて、実は“裏切りを誘発する仕掛け”を同時に用意しているかもしれません。
そうすることで、各クラスが極限状況でどんな選択をするのか観察し、誰を見捨てるのか、あるいは最後まで手を取り合うのか――そうした“人の本質”を見極めようとしている可能性が高いです。
2. 龍園や堀北はどう動く?
もちろん龍園や堀北といった既存の強キャラも放置されるはずがありません。
- 龍園の爆弾投下
彼の真骨頂は“強引な手段”で相手の意表を突き、かき乱すことにある。
3年生になり、より経験を積んだ彼がどうやって綾小路や一之瀬の手を封じるのか。
例えば
「他クラスのリーダーを退学寸前まで追い込み、交換条件としてポイントを譲り受ける」
「綾小路の周辺人物に揺さぶりをかけ、クラストップから崩す」
など、妨害策が盛りだくさんに出てきそうです。 - 堀北のリーダーシップ
堀北は“正攻法”で上を目指すタイプですが、3年生編では綾小路との距離感がどう変わるかが焦点。
2年生までの成長で、彼女なりに“裏技”を使わざるを得ない場面も増えるかもしれません。
あるいは、森下&山村が“堀北の新たな協力者”となる展開も面白そうです。
「綾小路の計画には乗らず、堀北サイドで別の連携作戦を進める」なんてこともあり得るでしょう。
3. 一之瀬との“契約”はどう転ぶ?
綾小路と一之瀬の“第三の選択肢”契約は、当初は「退学も移籍もない安全策」に見えますが、本当に最後まで安全とは限りません。
- 一之瀬の理想主義が崩れる展開
“全員を救う”という理想に、どこまで現実の厳しさが襲いかかるか。一之瀬が想定外の状況に陥り、誰かを切り捨てないとクラスが勝てない――そんな修羅場が訪れる可能性も十分です。
そのとき一之瀬は、綾小路の力を借りて「ギリギリまで犠牲ゼロ」を貫こうとするのか、それとも“第三の選択肢”を放棄してでも勝利を取りにいくのか。
彼女の葛藤が見どころとなりそうです。 - 綾小路の本音はどこに?
一之瀬がどれだけ綾小路を信じても、綾小路は常に“自分の利益”や“興味本位”を優先するタイプです。
「最終的に一之瀬クラスを裏切るかもしれないし、あるいは他クラスを巧みに誘導して、一之瀬クラスにプレッシャーをかける」
といった動きも考えられます。
“全部を救う理想”にほころびが生じたとき、一之瀬と綾小路の間に生じる亀裂が最大の山場になるかもしれません。
具体的に予想される特別試験と試験外イベント
3年生編では、新しい特別試験やイベントが用意されているはずです。
ここからは、超妄想レベルで「こんな試験が来るかも?」という予測を並べてみます。
1. “合同チーム戦”形式
クラス対抗だけでなく、学年全体の一部が複数クラス混合チームを組んで戦う、という形式の試験が出てくるかもしれません。
- 狙い:新たな人間関係の構築
クラスの枠を越えたチーム編成により、普段は敵同士の生徒が強制的に協力しなければいけない状況が生まれます。
これによって、綾小路の“クラス間協力”構想が加速する一方で、裏切りが起きやすくもなる。
戦略に長けた龍園や堀北が「どうせ最後は自分のクラスだけのポイントに変換しよう」と画策する展開が想像できます。 - 一之瀬クラス&元Aクラスの混成チーム
もし一之瀬クラスと元Aクラスが同じチームになったら、綾小路が中心に立って「みんなでスコアを取る」ための作戦を立てるでしょう。
だが、その作戦が最終盤で逆手に取られる可能性も…?
2. “個人ポイント”による淘汰試験
学年末に近づくほど、“個人の成績”や“個人ポイント”が重視される試験が増えると予想されます。
そこではクラスとしての連携より、各個人がどれだけ自分を高く評価させるかが焦点になるかもしれません。
- クラス内に紛争が勃発
個人ポイント制度が導入されると、クラスメイト同士でも競争が起こります。
成績が悪い生徒が足を引っ張る形になり、最終的には「そいつを退学にしてポイントを節約しよう」という動きが起こりやすい。
綾小路の提唱する“みんなで協力して全員で勝つ”プランとは真逆の空気が生まれ、そこで誰がどのように動くのかが見どころ。 - 狙われる“一之瀬”
リーダーとして顔の広い一之瀬は、表向き優秀に見えるが、精神面では脆さを抱えている。
個人ポイントで他クラスから直接狙われたり、デマやゴシップを流されたりするリスクもありそうです。
そうなると一之瀬は仲間をかばいつつ、自分自身をも守らなければならず、綾小路にさらなるサポートを求める展開に発展するかもしれません。
3. “合同合宿”または“特別編入試験”
学校行事として、3年生最後の大イベントとして豪華な合宿が企画される可能性も。
そこに他校の生徒が参加する、あるいは1・2年生からの飛び級参加があるなど、新たなキャラが混ざる要素があればさらにカオスです。
- ホワイトルームの刺客
ホワイトルーム関係者が潜入し、綾小路を試す目的で“試験”を仕掛けるシナリオも。
表向きは学校行事だが、実は裏でホワイトルームからの指令が動いていて、綾小路の対応力を測る場になっている――といった二重構造が盛り上がりそうです。 - 特別編入生と綾小路の因縁
新キャラとして、綾小路の過去をよく知る人間が転入してくる展開があるかも。
彼らが“ようじつ”学校のバランスを乱し、綾小路の真の過去を暴こうと動くなら、3年生編のクライマックスに一気に火をつけるでしょう。
物語が向かうゴールと“成長”のテーマ
「ようじつ」シリーズの大きなテーマの一つは、“人間としての成長”です。
特に綾小路は冷徹な思考を持ちながらも、周囲との交流を通じてほんの少しずつ感情を揺さぶられていく姿が描かれてきました。
3年生編のラストでは、どのようなゴールが用意されているのでしょうか?
1. 綾小路の成長:真の感情と向き合う日が来る?
ホワイトルーム出身ゆえに“普通の人間的な感情”が欠落していると評されがちな綾小路。
ところがシリーズを通じて、彼自身にも友情や愛情に近い感覚が芽生えている様子がうかがえます。
- 一之瀬、堀北、櫛田、そしてクラスメイト
綾小路と最も深く関わっている主要キャラたちが、彼にとって“初めての他者”として重要な存在になりつつあるのではないか。
3年生編の終盤で、仲間を庇う姿勢や、自己犠牲を辞さない決断を見せる可能性もゼロではありません。 - 卒業後の進路
綾小路は卒業後どうするのか、ホワイトルームとの決着はどうつくのか――この点がシリーズの最終目標にもなり得ます。
もし3年生編のラストでホワイトルームの干渉を完全に断ち切り、綾小路が“普通の人生”を歩む兆しを見せるなら、感動的なクライマックスになるでしょう。
2. どのクラスがAクラスになるのか問題
物語的には、「最終的にどのクラスがAクラスとして卒業するか」が大きな山場。
- 本命は一之瀬クラス?
綾小路のサポートがあれば、一之瀬クラスが大逆転してAクラスに上り詰める展開が本命視されます。
とはいえ物語的には“波乱”が付きものなので、どこかのタイミングで龍園クラスに抜かれたり、堀北クラスとの接戦になったり、予断を許さないでしょう。 - サプライズで別クラスが浮上?
森下&山村が実はとんでもない切り札を隠し持っていて、ギリギリで爆発的にポイントを稼ぐ展開も夢ではありません。 - 綾小路自身はAクラスへの執着がない
「どのクラスがAでもいい」と言わんばかりの綾小路が、最終的に“全クラスをいい感じに育てて満足して終わる”というオチもありそう。
ただ、それだとシリーズとして“誰がAになったのか”を明示しないまま終わる可能性もあるため、読者の好奇心を煽りまくりながら完結する手もあります。
日常の小話プロパンガスの乗り換えについて
ここまで「ようじつ」3年生編の濃厚な展開予想をひたすら繰り広げてきましたが、最後に少しだけ“日常小ネタ”として触れておきたいのがプロパンガスの乗り換え話。
シリーズの混沌とした世界を追いかけるあまり、現実の家計をうっかり見逃すことがあるかもしれませんので、ささやかにお役立ち情報をおまけとして書いておきます。
- プロパンガス料金の見直し
「あれ、なんだか今月のガス代が高い…」
と感じたら、思い切って別のプロパンガス会社に乗り換えを検討してみる価値は大いにあります。
比較サイトや一括見積もりを活用すると、数社から条件を提示してもらえるので、案外すんなり安いプランが見つかるかもしれません。 - “クラス移籍”ならぬ“ガス会社移籍”
シリーズのクラス争いのごとく、自分に有利な条件を提示してくれる相手を選ぶのが現代の生活防衛手段。
ただし、ガス会社の変更には地域や設備状況の問題も絡むので、事前の確認は忘れずに。
慌てて契約すると、後から思わぬ落とし穴がある場合もあります。
このあたりはあくまで現実の暮らしの話ということで、一つの参考にしていただければ幸いです。
もちろん、「ようじつ」3年生編の展開とは大きく関係ありませんので、おまけ程度に。
>>ガス代が高すぎる!ガス料金の比較チェックはコチラの記事から
まとめ3年生編は“最強のカオス”が生む最高のエンタメ
ここまで、「ようじつ」3年生編の予想や妄想を掘り下げてきました。
ポイントを再度ざっくり整理すると、以下のような結論が見えてきます。
- 綾小路の大規模戦略
- 1年間を通じてクラス間協力を進めながらポイントをコントロールし、どのクラスもモチベーションを失わないように配慮するという壮大なプラン。
- しかし、その裏には綾小路独自の思惑(ホワイトルームとの決着や、クラスメイトの成長観察)が潜んでいる可能性大。
- 一之瀬との“第三の選択肢”
- 退学や移籍を伴わず、綾小路を利用してクラスを強化するプラン。一之瀬が夜中に危険を冒してまで密会をしたのは、それだけデリケートな作戦だから。
- 実際には綾小路と一之瀬の間にも信頼関係が100%成立しているわけではなく、最後の最後でどちらかが裏切る可能性も。
- 星之宮や森下&山村の動向
- 星之宮は「綾小路=ジョーカー」と認識しており、彼の移籍が戦局を大きくひっくり返すことを示唆。
- 森下&山村には計画の核心部分を伏せているようで、後々の展開次第では彼らが計画の不穏な実態を知り、騒動を引き起こす恐れがある。
- 最終的なAクラスをめぐる裏切り・駆け引き
- 年間を通した協力関係も、最後の1クラスしかAクラスに残れない以上、どこかで崩壊するのは必至。
- 龍園や堀北が仕掛ける策、綾小路が設定する“裏切り誘発装置”など、物語としては最高潮の盛り上がり要素が詰まっている。
- 日常の落とし穴(プロパンガス)
- シリーズに没頭していると現実の家計をおろそかにしがちなので、ガス料金などは定期的に見直しておこう。というちょっとした実用情報。
>>ガス代が高すぎる!ガス料金の比較チェックはコチラの記事から
総じて、3年生編は
「全キャラの思惑が交差し、クラスの垣根を超えた複数連合が生まれながら、最後は壮絶な裏切りの応酬が待ち受ける」
という、まさに超カオスな展開が予想されます。
綾小路、一之瀬、龍園、堀北、そして森下&山村や星之宮――彼らの誰が味方で、誰が敵か。
それすら流動的に変化していく可能性が高いのです。
この“先の見えなさ”こそ、「ようこそ実力至上主義の教室へ」シリーズを読み続ける醍醐味の一つ。
読者としては、今後も公式からの新情報や刊行ペースを見守りつつ、妄想を膨らませるしかありません。
「もしかしてこんな展開もあるのでは?」という自由な想像力こそが、本シリーズをより楽しむコツだといえます。
果たして誰が最終的にAクラスに君臨するのか。
綾小路は本当の意味で“学校”や“仲間”を受け入れられるのか。
3年生編の行方を追いかけるうちに、寝不足になるファンが続出することは間違いなさそうですね。
あとがき(という名の締め)
さて、長大な記事を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
ここまで書いてきた予想のほとんどは、あくまでも“可能性”や“妄想”の域を出ません。
しかし、「ようじつ」シリーズの面白さは公式の展開だけでなく、ファン同士で語り合う推測や考察にもあると実感しています。
そして、読書に没頭しすぎるあまり家事や生活をおろそかにしてしまうと、気づいたら冷蔵庫が空っぽ…なんてことも起こり得ます。
プロパンガスの話も含め、
「あ、ちょっと現実の節約術を見直さなきゃ」
と思った方がいたら、ほんの少しでもお役に立てたかもしれません。
もちろん、「いや、私は物語の混沌だけで充分」と思う方もいるでしょうが、そこはお好みに合わせて。
いずれにせよ、3年生編はシリーズ最大級の山場となること必至。
最新刊や公式情報が出るたびに、多くの読者が
「このキャラがこう動くなら、次はこんな試験が来るかも?」
と盛り上がる姿が目に浮かびます。もしこの記事で少しでも考察のヒントや楽しみ方が広がったなら幸いです。
それでは、次の情報解禁を首を長くして待ちながら、時々現実の家計管理も忘れずに! 今後も「ようじつ」ワールドを全力で楽しんでいきましょう。