ドキドキとわくわくが入り混じったまま、毎日を無駄に消費してはいませんか。
2022年4月に突如発表され、圧巻のトレーラー映像が公開されたものの、その後しばらく続報が見当たらない『キングダムハーツ4』。
あの衝撃からすでに時間が経っているというのに、公式はなかなか発売日を教えてくれない――いったいいつになったら満を持して来てくださるのか!
と、ゲーム棚を眺めながら心の叫びを上げている方も少なくないはずです。
今回の記事では、その『キングダムハーツ4』の発売時期に関するリークや噂、さらにわかっている情報をじっくり調理してみます。
カレーを煮込むがごとくグツグツことこと煮詰めながら、これまでのシリーズからどんな期待が寄せられているのか、新作でどう物語が深まるのかを探っていきましょう。
未来の晩餐をおいしく待つように、今できる予習や考察を楽しみつつ、財布の支出を見直す術なんかも織り交ぜてみます。
時にはゲーム以外のことを片づけておくと、いざというとき心穏やかに発売日を迎えられるかもしれません。
さて、まな板の上に並ぶ食材(情報)を一緒に見ていきましょう。
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『キングダムハーツ』シリーズの経緯と「ダークシーカー編」からの切り替え
『キングダムハーツ』といえば、スクウェア・エニックスとディズニーによる超絶ファンタジーRPGシリーズです。
2002年に始まった一作目の衝撃は今でも色あせず、ディズニー作品のキャラクターとファイナルファンタジーのエッセンスを混ぜ合わせるという、当時としては異例のコラボが大成功。
リクやカイリ、そして主人公ソラの友情や冒険がシリアスかつ心温まる展開で描かれ、多くのファンの心をつかんできました。
やがてシリーズは様々なハードで派生作品を出しながら、いわゆる「ダークシーカー編」と呼ばれる長大な物語を大きく展開していきます。
2019年に発売された『キングダムハーツ3』は、このダークシーカー編の集大成としてリリースされ、多くの伏線が回収されました。
ところが、それでもまだ何かが残っているような余韻をもって物語は終わり、ファンに
「次はいったいどうなるんだろう」
と想像をめぐらせる余裕を与えたわけです。
そして2022年、シリーズ20周年イベントの場で電撃的に発表されたのが『キングダムハーツ4』でした。
ロストマスター篇と新たな舞台「クァッドラトゥム」
『キングダムハーツ4』は、新章「ロストマスター篇」が始動する作品。
公開されたトレーラーでは、
ソラが「クァッドラトゥム」という今までよりもリアル寄りの世界観で目覚めるシーン
が話題をさらいました。
見たところ舞台は現実の東京をモチーフにしたようで、渋谷の交差点風の場所が出てきたり、高層ビルが立ち並ぶ街並みが映し出されています。
もはやファンタジーというより、ほぼリアル。
……もうこの時点で
「今までのディズニーチックな空気はどこへ!?」
と驚いたファンも多いでしょう。
しかしトレーラー内では、ビルの壁を縦横無尽に駆け回り、キーブレードをグラップリングフックのごとくぶん回して移動するソラの姿が確認されました。
これが新作ならではのアクション要素なのか、はたまたまだ試作段階の演出なのか。
とりあえずは、
「ビルを駆け上がる姿のソラ」
という新鮮すぎる映像に心踊らされた人が続出。
さらに、この世界観とどうやってディズニーの世界が絡んでくるのか、今から妄想だけでご飯三杯はいけるかもしれません。
公式発表の状況は静かなまま発売日はいつなのか
ただ、2022年4月のイベントを境に肝心の発売日がさっぱりわからないまま。
スクウェア・エニックスが公式に
「いつ発売します」
とアナウンスをしていない以上、私たちはひたすら噂を拾うしかありません。
これがカレーの煮込みだったら焦げ付いていないか気になって仕方ないところですが、開発側も
かなりの大がかりプロジェクト
を進めているようで、今なお発表を温存しているようです。
リーク情報の玉石混交2025年説 vs. 2026年以降説
リーク情報を追えば、
「2025年には出るんじゃないか」
という説がささやかれています。
信頼できる海外のリーカーがSNSやコミュニティで発言したとか、過去に『キングダムハーツ3』の発売時期をほぼ当てたから信憑性は高い……
など、いろいろなうわさ話が広がっているわけです。
とはいえ実際のところ、開発のどこまで進んでいるかは公表されていないので何も確定ではありません。
一方、
「2026年だって怪しい」
「とっくに開発リブートしてるらしい」
といった不穏な話も無視できません。
最近のAAAタイトルの開発期間が長期化する流れを考えると、『キングダムハーツ4』もなんらかの難航要素が入り込んでいるのかもしれません。
『キングダムハーツ3』だって、エンジン切り替えやシナリオ改変などで
大幅に開発が長引いた歴史
があります。
大人になったら
「すぐ終わるわよ」
と言われつつも、いまだに出てこないマラソンを連想させる展開は、もはやシリーズファンにはおなじみの光景かもしれません。
ディズニーコラボとUnreal Engine 5開発が難航しやすい理由
そもそも『キングダムハーツ』はディズニー作品とのコラボが大前提。
ディズニー側の監修を受けて、各ワールドの造形やストーリー展開を調整しなければなりません。
オリジナル作品に忠実であるうえで、ソラたちを自然に絡ませる必要があるため、シナリオや演出面でもひと苦労です。
さらに、今作では
Unreal Engine 5
という最新エンジンを導入しているとのこと。
リアルさを究極に追求できる分、開発側には新技術をものにするための実験と検証が絶えないはず。
こうした背景を考慮すると、
2025年や2026年に出てくれたらまだ早いほうかも……
なんて思えてくるのは筆者だけではないはず。
そんなに簡単に出てきた試しがない?過去シリーズの傾向
初代『キングダムハーツ』(2002年)から『キングダムハーツ2』(2005年)は3年のスパンでしたが、その後は携帯機向けスピンオフなど多数の派生作品を挟みつつ、ナンバリングタイトルである『キングダムハーツ3』は2019年にやっと発売。
シリーズの本筋としては
10年以上
も引っ張られたのです。
この大型タイトルの開発はとにかく時間がかかるとわかっているため、ファンの間では
「どうせならじっくり作ってほしい」
「待つのはもう慣れた」
といった雰囲気すら漂っています。
新たなアクションとシステム
トレーラーから確認できる情報によると、キーブレードがグラップリングフックのように使われたり、ビルをかけ上がったりと、従来シリーズのアクション要素が大きく進化しそうな気配。
さらに
「リアクションコマンドの復活」
「スクラップ&ビルド」
という新メカニクスの噂まであり、どうやらバトルシステムやフィールド探索に新風を吹き込もうとしているようです。
ビジュアル面ではフォトリアルな都市描写が話題になっていますが、それをいかに『キングダムハーツ』らしいファンタジーに仕立て上げるのか、制作陣の腕に期待が集まります。
ディズニーワールドとの融合はどうなる?
「クァッドラトゥム」というリアル寄りの街で目覚めたソラが、従来のディズニー作品世界をどのように渡り歩くのかは未確定。
ファンコミュニティでは、
「次はスター・ウォーズやマーベルが出るんじゃないか」
「もしかしてライオンキング2とか映画最新作まで網羅するのでは」
など、妄想が大洪水。
その無限の広がりこそが『キングダムハーツ』の強みと言えます。
実現するかどうかはまったくの未知数ですが、シリーズの醍醐味であるワールドめぐりは、やはり本作でも楽しみにしておきたいところです。
対応ハードの予想
公式からの発表こそないものの、ハードは
PS5やXbox Series X|S
が最有力候補でしょう。
前作『キングダムハーツ3』がPS4とXbox Oneで出た流れを踏まえると、マルチプラットフォームでの展開が当然見込まれます。
PC版も多くの大作で同時リリースされるようになってきたため、近年の傾向からすればPC対応もありそうです。
Nintendo Switchへの展開は、「クラウドでプレイする」形で『キングダムハーツ3』が配信された前例があるので、今回も同じくクラウド版として提供される可能性があります。
Switchの次世代機が出たらそちらでプレイできるかも……
という夢は尽きません。
シリーズ未体験の人にもおすすめ待ち時間をどう過ごすか
発売日が見えないまま待つのはなかなか骨が折れる……
と思いきや、実は「キングダムハーツ」の派生作品やリマスター版を遊んでいるうちに、気がついたら年を越しているなんて事態も珍しくありません。
シリーズはやや複雑ではあるものの、現行機向けに「1.5+2.5リミックス」「2.8 ファイナルチャプタープロローグ」といった形で大部分がまとまっているので、一気にストーリーを追いかけることができます。
期待と不安、しかし根底にはワクワクがある
過去作をしっかり遊んでおけば、『キングダムハーツ4』で新章が始動したときに「誰だこいつ?」と混乱することも減るはず。
あらかじめ予習しておくには、むしろこの発売未定期間は大きなチャンスかもしれません。
待っているうちに家計を見直す作戦もアリ
長期的な楽しみほど、心とお財布にゆとりを持って備えたいもの。
ゲーム好きにとって、ハードやソフトなど色々買い揃えるときの出費は痛く、かといって譲りたくもない。
そんなとき、思わぬところから家計をスリムにできるかもしれません。
たとえばプロパンガスの料金が、住んでいる地域や会社によってかなり違います。
比較検討できる「エネピ」みたいなサービスで料金を見直してみると、意外にも節約できるケースがあるのです。
こういう日々の生活コストをセーブしておくと、いざというときにPS5の新色や気になる限定版ソフトなんかにも手を伸ばしやすくなるかも……
と、そんな目論見を抱いてみるのも悪くない。
ゲームとは直接関係ないようでいて、ゲームを120%楽しむための下地づくりになるというわけです。
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イベントや公式SNSに注目今後の続報はどこで出る?
スクウェア・エニックスは、E3や東京ゲームショウといった大型イベント、あるいは独自のオンラインショーケースで新情報を発表する流れが多いです。
ディズニー側もD23 Expoなどのイベントを開催しているので、そちらで突然爆弾的な続報を落とされる可能性もゼロではありません。
発表日より1年先に実際の発売が設定されるパターンもあれば、余裕をもって2年先を予定する場合も。
とにかくいつ何が起こるかわからないのが大作ゲーム界隈の宿命です。
リーカー情報が当たることもあれば、途中で
「開発方針が変わりましたー!」
で全部台無しになることもあるでしょう。
けれども、こうした不確実さがシリーズの空気感だったりもします。
『キングダムハーツ3』を待つあいだ、多くのファンが考察サイトやSNSで
「まだか、まだなのか」
と一喜一憂する様子はある意味お祭りでした。
今回も
「気づけば日々それを追うのが生きがい」
という流れになる人がいるかもしれません。
そう思うと、待ち時間もエンターテインメントの一部という考え方もできるでしょう。
期待と不安、しかし根底にはワクワクがあるまとめ
以上を整理すると、以下のようなポイントが浮かび上がります。
- 公式からの発売日発表は一切なし。
- 2025年リリース説、2026年以降説、もっと遅れる説など様々。
- 大作RPGの開発環境やディズニーとの連携、Unreal Engine 5の採用などを考えると時間がかかりそう。
- トレーラーで見せた「クァッドラトゥム」のリアル路線と新アクションはかなり魅力的。
- PS5、Xbox Series X|S、PC対応が有力視され、クラウド技術でSwitch対応の可能性も。
- 待ち時間を利用して過去シリーズを復習したり、家計の見直しをしたりすると気持ちも落ち着く。
確定情報がまだない以上、いまはリーク話やファン同士の考察でわいわい盛り上がりつつ、ひとまず心を落ち着けて待つしかありません。
ただし、スクウェア・エニックスの大作が遅れがちというのは既定路線みたいなもの。
ある日突然
「来月出ます」
なんて爆弾を落とされる可能性も絶対にゼロじゃないので、公式情報のチェックは欠かせないでしょう。
「新章の『キングダムハーツ』が想像を超えたクオリティでやって来るはずだ」
という根拠のない自信、なんだかんだ言いながら誰もが持っているような気がします。
ディズニーキャラとファイナルファンタジー風RPGの融合は、なかなか真似できない唯一無二のコンセプト。
シリーズ本編で長く描かれた「光」と「闇」の物語が新たにどう花開くのか、友や仲間との絆をどう再確認させてくれるのか……。
そこには大いなる期待と、長年のファンだからこそ許される多少の不満も含め、全体が待つことに慣れている空気感があります。
もしかしたら、あと数年先になったとき、何度目かの延期発表で「またか!」と地団駄を踏む場面があるかもしれません。
それでも、ようやく発売されたときにはきっと多くのファンがその物語に夢中になり、新しくシリーズを知った人も巻き込んで大きな盛り上がりになるでしょう。
いつの時代も「待つものがある人生」は意外と悪くないものです。
待っている間にプロパンガス料金を見直し、浮いたお金でゲーム環境をパワーアップさせるもよし、手持ちのタイトルで腕を磨いておくもよし。
未来への投資はいろんな方向に可能性を広げてくれます。
皆が熱くなるような発表が来る日を楽しみに、SNSや公式サイトなどこまめにチェックしながら、気長にクァッドラトゥムへの扉が開くのを待ちましょう。
『キングダムハーツ4』がこの先どんなワクワクを届けてくれるのか。発売日こそまだ闇に包まれているとはいえ、長年築かれてきたシリーズの集大成と新章の融合が鮮烈な体験になることは間違いありません。
いつしか発せられる「発売日決定」の一報、そして次のトレーラー公開まで、ファンの妄想は止まりません。
いっそこの待つ時間もひとつのイベントとして楽しみながら、ゲーム棚と財布の整理整頓をしておくと、いざ来たときにもう全力で飛び込めるはず。
さあ、その日までしっかり健康管理をして、家計管理もして、人生のイベントを1つ増やす気持ちで『キングダムハーツ4』をお迎えする準備を始めてみてはいかがでしょうか。