こんにちは。
今日は、あの『クロノ・トリガー』について徹底的に考察していきます。
往年の名作RPGとして、1995年にスーパーファミコン向けに登場して以来、多くのファンにとって
「人生を変えた一本」
とまで言われるほど愛されてきた作品ですね。
かくいう私も、初めて遊んだときは大学…ではなく高卒後、上京してほどなくして新生活でバタバタしつつも、夜な夜な遊び倒しておりました。
あれから四半世紀以上(計算すると年齢がバレそうなので控えたいものですが……)、未だに根強い支持を集める傑作RPGです。
本記事では、
「クロノ・トリガーのリメイクや新作はいつ来るのか?」
というテーマを中心に、リーク情報やスクウェア・エニックスの過去事例、さらにはファンコミュニティの動向まで、あらゆる視点で超論理的&超俯瞰的に深堀りしていきます。
私はいわゆるゲーマー主婦(そうは言っても、フルタイムで会社勤めもしてますから、家族の目を盗んでゲームするのが大変なんですよね……)かつウェブライターとしても活動中の身ですが、今回は「タイムトラベルをテーマにした大冒険RPG」を冷静かつ熱量たっぷりに語っていきたいと思います。
というわけで、気付いたら息子を塾に送る時間が迫っていたり、義両親から「ごはんまだ?」と声をかけられたりしつつ、しれっとパソコンに向かって書き上げた超大作記事です。
どうぞごゆっくりお読みください。
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オリジナル版『クロノ・トリガー』の偉大さと歴史
まずは原点回帰ですね。
1995年にスーパーファミコン向けにリリースされた『クロノ・トリガー』は、スクウェア(当時。エニックスと合併する前)とエニックスの垣根を越えた豪華スタッフ陣によって生み出されました。
- 坂口博信(ファイナルファンタジー)
- 堀井雄二(ドラゴンクエスト)
- 鳥山明(ドラゴンボールやドラクエのキャラクターデザイン)
という、ゲーム好きならだれもが反応してしまう“ドリームチーム”の結成です。
これを聞いただけで、
「うわーもう最強…!」
と当時のゲーマーたちは大騒ぎ。
実際のプレイ体験もそれに違わず、スーパーファミコン後期のRPGを象徴する作品として一大旋風を巻き起こしました。
斬新すぎたタイムトラベル要素
『クロノ・トリガー』はなにより、
タイムトラベルで時代を行き来する
というテーマが斬新でした。
原始時代、中世、現代、未来、果てには世界崩壊後のディストピアにいたるまで、プレイヤーはクロノたちと一緒にいろんな時代を飛び回ります。
もうね、全時代でイベン…いや、事件が起きるわ起きるわ。
しかも、その時代ごとにキャラクターたちのファッションや生活文化も違うから世界観が豊かで、
「あっちの時代で善行をしたらこっちの時代に影響が出るじゃん!」
なんて気付きがもうワクワクを止めないんですよ。
さらに、シナリオが秀逸です。
作品の舞台となる世界が“ラヴォス”という存在によって滅びへと導かれる運命にあり、プレイヤーは歴史を改変してラヴォス誕生の謎や真実に迫ります。
周回前提で20を超えるエンディングが用意され、それぞれが
「なるほど、こういう歴史分岐になるのか」
と納得しつつも意外性に富む締め方をしてくれる。
私が当時初めてマルチエンディングを見たときは、本当に頭がクラクラするほど興奮しました。
「こんなにゲームって自由度あったんだ!?」
という衝撃でしたね。
いや〜、あの頃に戻りたい(ゲーム内では戻れるのが素敵)。
戦闘システムの魅力
そして戦闘システムも革新的です。
FFシリーズでおなじみのアクティブタイムバトル(ATB)の発展形を採用し、キャラ同士で「連携技(2人・3人技)」を繰り出せるのが特徴でした。
仲間同士の技を合体させて大ダメージを与える様子は、ドット絵でありながら今見てもほれぼれするアニメーション。
初見の頃は、
「カエルとクロノが一緒に技を打ったらこうなるのね!」
なんて胸を躍らせながら、ずっと連携技の組み合わせを試しまくっていました。
ドットの見せ方が上手いから、キャラクターたちの動きがとにかく“ヌルヌル”していて心地よいんですよね。
ファンコミュニティの熱狂
当時の『クロノ・トリガー』の売上は、日本国内で200万本以上。
海外も合わせると初動だけでも大ヒットを記録し、その後の移植を含めて累計500万本超えとも言われています。
レビュー雑誌やメディアが口を揃えて「神ゲー!」と絶賛していましたし、今なお「史上最高のRPGランキング」でも不動の常連です。
海外のゲーマーからも熱い支持を得ているのは、やはり
鳥山明氏の絵柄+斬新な世界観+完成度の高さ
がグローバルに受け入れられたからでしょう。
私自身も当時、同じアパートの友達に
「中世に行って王女様がいなくなるイベントで、あれどう解決した?」
なんて情報交換をしまくっていました。
みんなで少しずつ違うプレイスタイルを試して、発見を共有するのが楽しすぎたんですよ。
当時はSNSもなかったので、口コミパワーだけでここまで盛り上がる作品はそうそうなかったです。
過去のリマスター移植と未踏の“フルリメイク”
『クロノ・トリガー』はその後、複数回にわたり移植やリマスターが行われています。
「あれ、すでにリメイクってなかったっけ?」
と思う人もいるかもしれませんが、これらは
基本的にオリジナルの内容を大きく崩さない方針
で移植されてきた、いわゆる“リマスター”に近い展開です。
PS版(1999年)
まず、1999年に発売されたPlayStation向け移植版では、アニメ風ムービーを追加し、オリジナルのストーリーを鳥山明風のアニメカットシーンで補強。
これ、ファンとしては鳥山明さんが描くクロノたちが動くのが見られるだけで相当興奮モノでした。
とくにオープニングアニメや、エンディング付近のアニメが
“トリガーとクロスをうっすら繋げる”要素
を匂わせたりして、
「あれれ?これは何か伏線か?」
とファンをザワつかせましたね。
ただ、このPS版はロード時間が長かったり、当時のPSの性能で若干テンポが悪かったのが惜しい点でした。
まぁそれでも、公式アニメが見られるというだけで大満足です。
ニンテンドーDS版(2008年)
2008年にはニンテンドーDS版が登場。
これはさらに大きな反響を呼びました。
新ダンジョンや新エンディングの追加、DSの2画面とタッチ操作への対応など、
「オリジナルとは違う楽しみが入っている」
という意味で、当時としては“プチリメイク”とも言える豪華さでした。
- 新しいシナリオ要素として「夢喰い」というボスが登場し、クロノ・クロスへの伏線めいた終わり方をするエンディングが追加されたり。
- モンスター育成ができるミニゲーム「次元のゆがみ」や「竜の聖域」が登場し、システム的にも拡張。
DS版は日本国外でも好調に売れ、
全世界で約80万本以上を記録した
との報道もあります。
ニンテンドーDS自体がユーザーベースの広いハードだったのもあり、
「これを機に初めてクロノ・トリガーに触れた」
という若い世代も多かったようです。
私もDS版は夫と一緒に遊んで、
「ここに新ボスいるのかよ!」
と夫婦で夜更かしプレイした覚えがあります。
次の日眠すぎて通勤の電車で爆睡でしたけど……。
スマホ版(2011年)とSteam版(2018年)
さらに2011年にはスマートフォン向けに、2018年にはSteam(PC)向けにも移植され、より多くの人が遊べる環境が整備されてきました。
- スマホ版はタッチ操作への最適化が特徴ですが、当初は操作感やフォントがあまり良くなくて、ユーザーからの不満もあったようです。
- Steam版もリリース当初は「なんじゃこりゃ」と不満続出。
ドット絵の再現度が中途半端とか、UIがスマホ版の流用っぽいと批判されました。
しかしスクエニはパッチを積極的に当て、オリジナルのドット絵に近づけるなどアップデート対応して、最終的には「決定版に近い」と評されるほど改善しました。
こうした移植のたびに
「またクロノ・トリガーが遊びやすくなった!最高!」
と盛り上がる一方、
“完全なリメイク” は未だ実現していないのが現状です。
ドットを一から描き直して…とか、システムやグラフィックをまるごと刷新して…
みたいな動きは正式には出てきていませんね。
なぜ今、リメイクの噂が熱いのか?
ここ数年、スクウェア・エニックスは「旧作RPGのリメイク・リマスター」を積極的に推し進めています。
たとえば『ファイナルファンタジーVII リメイク』はAAA級の超大型プロジェクトとして分作方式を取りながら世界的ヒットを飛ばしましたし、『ライブ・ア・ライブ』HD-2Dリメイクも「まさかこの作品まで!」と多くのファンを驚かせる形で成功しています。
さらに『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』も。
まさに「90年代RPGを次々と蘇らせるリメイク祭り」状態。
「おいおい、そんなに90年代RPGを復活させるなら、あの『クロノ・トリガー』を外すなんてありえないだろう?」――それが多くのファンの共通認識でしょう。
私だって、「DQIIIよりもクロノきてほしい!」なんて思っちゃってます。
いやDQIIIも大好きですけどね、でもやっぱクロノは別格というか……。
さらに、
2025年に30周年を迎える
という絶好の節目が控えています。
スクエニは“周年イベント”に合わせて新作やリメイク発表をするのがわりとお家芸なので、
「いやもうそこで発表されるでしょ!」
と期待が高まっているのです。
私も心のどこかで
「あわよくば30周年記念でHD-2Dリメイクをババーンと発表してくれ!」
と密かに妄想している一人です。
Zippo氏のHD-2D説リーク情報と真偽性
リメイクの噂が盛り上がる最大の要因の一つが、著名なリーカー「Zippo」氏の発言です。
2023年頃から大きく注目を集めました。
彼は任天堂のNintendo Directなどにまつわる情報を度々リークし、一部的中させてきたことがある程度知られています。
Zippo氏が断言した内容
- クロノ・トリガーがHD-2Dで完全リメイクされる。
- 対応プラットフォームとしてNintendo Switchが有力。
- 鳥山明、堀井雄二、坂口博信、北瀬佳範…といったオリジナルの主要スタッフが再集結(または監修として参加)。
- スクウェア・エニックスは「全員そろわない限り動かない」姿勢だったが、今回それが実現している。
……といった、ファンなら
「え、夢のような話!」
と叫びたくなる内容でした。
私もこのリーク情報が出たとき、通勤電車の中でスマホを見て
「マジかよ! きたかクロノ!」
と思わず声を上げそうになり、周りのお客さんにジロリと見られた覚えがあります。
Nintendo Directでの発表は……なかった
Zippo氏は「Directで発表があるかもしれない」とも匂わせましたが、結果的に当該Directでは何もありませんでした。
後日、Zippo氏はブログで
「まだタイミングが早かっただけだ。プロジェクト自体は確かにある」
と釈明しましたが、結局公式から一切アナウンスはなし。
このあたりで、
「やっぱりガセ?」
「いやスクエニの発表タイミングが延びただけかも……」
とファンのあいだでも意見が割れ、もやもやが続いています。
ただしZippo氏のリークが完全に外れかどうかは現状わかりません。
実際に「ペルソナ関連」で過去に的中させたり、「スーパーマリオブラザーズ関連」で当たった情報もあるそうなので、「今すぐじゃないが、いずれ発表される」可能性は否定できないわけです。
個人的には、何度空振りしても期待してしまうという気持ち、すごくわかります。
だって本当にリメイクされるなら、人生の楽しみが一つ増えるじゃないですか。
クロノ・クロス リマスターの成功が後押し?
このリークを後押しする要因として、2022年にリリースされた『クロノ・クロス:ラジカルドリーマーズエディション』の前例があります。
これはオリジナルのPS版『クロノ・クロス』をHDリマスター化し、テキストADV「ラジカル・ドリーマーズ」を初の公式日本語版として収録したタイトルです。
実際、こちらは発売前にNVIDIAのGeForce NOWデータベース流出リストに名前があったり、海外の音楽家が
「大物PSリメイク作品に参加した」
とうっかり話してリークが広まったりしていて、噂通り実現したという経緯がありました。
となると、クロノ・クロスのリマスターでシリーズを再評価し、次はいよいよ本命の『クロノ・トリガー』を……というシナリオが想像しやすい。
私個人は、
「クロノ・クロスのHDリマスターを出したのは、クロノシリーズの商標再取得やファンの熱量再確認を兼ねたテストじゃないか」
なんて思っています。
発売当初はフレームレートの問題など指摘がありましたが、後から大規模パッチを入れるなどスクエニがかなり気合を入れて対処していましたからね。
3つのアプローチ北瀬佳範氏の言及
オフィシャル寄りの動きとしては、ディレクターの一人である北瀬佳範氏が海外ポッドキャスト「My Perfect Console」で、『クロノ・トリガー』リメイクの可能性について話した一件があります。
これは超重要。
北瀬氏いわく、もしリメイクをするなら
- オリジナルをほぼそのまま移植(最低限の調整のみ)
- グラフィックを中心にブラッシュアップしたリマスター
- 『FFVII リメイク』のように完全刷新するフルリメイク
という3通りのアプローチが考えられる、とのこと。
もっとも北瀬氏は
「現時点で具体的な開発計画があるわけではなく、あくまでファンからの要望に答える形でアイデアレベルを語っただけ」
と強調していますが、こういう話を公式スタッフが堂々と口にするのは珍しいんですよね。
「いや絶対やりたいんじゃん!」
「スクエニ社内で検討が進んでるのでは?」
と、ファンが期待を膨らませるには十分なトークでした。
たとえば「FFVIIリメイク級にフル3Dアクション化する」というのは想像がつかないですが、技術的に可能性を否定しないあたりが興味深いです。
私は個人的に
「そこまで大掛かりにせず、HD-2Dあたりで程よくリマスターしてくれると嬉しい」
という派閥。
あなたはどう思われます?
幻の続編「クロノ・ブレイク」と『クロノ・クロス』の立ち位置
『クロノ・クロス』は真の続編なのか?
1999年にPS向けに発売された『クロノ・クロス』は、「クロノ・トリガーの続編」と紹介されることもありますが、正確には“パラレルワールド”を扱っていて、ストーリー的には直接的な繋がりが薄い部分があります。
たとえばトリガーに登場するキャラクターが一部言及されるとか、世界観のキーワードが共通しているとかはあっても、「クロノが主人公の続き」という感じではないのです。
クロノ・クロスはクロスでまた別の魅力があり、音楽も最高で世界観も深みがあるものの、トリガーをプレイした身には
「うおおお、もうちょっとがっつり繋がってほしかった!」
とも感じるわけです。
そこで“真の続編を作ってほしい”という声が絶えずあったのですね。
DS版のトリガーに追加されたエンディングも、クロノ・クロスへの伏線をちらりと示すのみで本編では回収されていません。
クロノ・ブレイクの商標登録
スクウェアはかつて、「クロノ・ブレイク(Chrono Break)」というタイトルの商標を登録していました。
「これが3作目だ!」
と多くのファンを大興奮させたものの、結局、商標は失効しプロジェクトは立ち消えに。
開発リソースの都合なのか、版権の問題なのか……理由は明確に語られていませんが、少なくとも一度“クロノシリーズを続けよう”という動きがあったことは確かです。
そこから幻に終わったことで、ファンは
「いつになったら復活するの?」
と長く待ち焦がれているのです。
個人的には、リメイクを出して
“クロノ人気”を再燃させた後に新作
という流れが一番ありそうだなぁ、と勝手に夢を膨らませています。
なにしろクロノ・クロスのリマスターを敢行してきたくらいですから、スクエニとしてもクロノIPを再利用しようという意欲が全くないわけではないはず……と妄想が止まりません。
過去事例からの学びスクウェア・エニックスのリメイク手法
「クロノ・トリガー」リメイクにおいて、スクウェア・エニックスが採用しうる手法を考えるうえで、過去作のリメイク事例は大いに参考になります。
フル3D大作リメイクの例『ファイナルファンタジーVII リメイク』
FFVIIリメイクは、原作の世界観を大胆に拡張し、
アクションRPGスタイル+リアル系グラフィック
という全く違うアプローチで作られました。
結果的に世界的な大ヒットとなりましたが、分作方式やシナリオ改変など賛否両論も含めて大きな話題を呼びましたね。
日本のみならず世界中で注目され、
「リメイクってここまでやるものなのか……!」
という驚きがありました。
ただ、これを「クロノ・トリガー」でやるとすると、あのドット絵の温かみやテンポの良いATBバトル、2Dでの演出をどう活かすかが問題になるでしょう。
大掛かりな3D化でアクションに振り切ってしまうと、
「クロノの良さが消える!」
と悲鳴を上げる古参ファンも多そうです。
私もその一人かもしれません。
鳥山明キャラがフォトリアルになっても嬉しいかは微妙……。
HD-2Dリメイクの例『ライブ・ア・ライブ』
最近の成功例としては、“HD-2D”技術を用いた『ライブ・ア・ライブ』リメイクがあります。
原作SFC版のドット絵に3DCG的エフェクトやライティングを加えて、立体感と懐かしさの両立を実現。
オリジナルをあまり壊すことなくビジュアルを豪華にし、遊びやすいUIを整えたことで、昔のファンも新規ユーザーも「やりやすい!」と好評を博しました。
これは『クロノ・トリガー』にも抜群に合いそうですよね。
あの美しいドット絵を活かしつつ、フィールドに深度を感じる奥行きや水面反射などのモダンエフェクトを組み合わせる。
見るだけでテンション爆上がりするでしょうし、
「ああ、このシーンがこんな綺麗になって蘇ったのか…!」
と感動しそうです。
さらに演出効果でボス戦やイベントシーンを盛り上げる余地が多分にあるでしょう。
個人的には、クロノ・トリガーの
「カエルが剣を掲げて雲を切るように雷を呼び寄せる」
あの演出をHD-2Dで見たい!
なんなら雲間から光が差し込む美しいグラフィックにしていただきたい!(息子に「ママ、騒ぎすぎ」ってツッコまれそうですが……)
画質アップ&UI改善程度のリマスターの例
もう一つのパターンが、FFピクセルリマスターや聖剣伝説リマスターのように、
基本をオリジナルに寄せたまま画質向上や快適性アップ
を図る手法です。
これはコストも比較的抑えられる一方、
「あまり変わってなくない?」
と思われてしまう可能性がある。
クロノ・トリガーの場合は既にDS版やSteam版である程度のリマスター化が成されているので、
「いまさらもう一回リマスター出すだけ?」
となるかもしれません。
また、『聖剣伝説2リメイク』(2018年)みたいに中途半端に3D化してクオリティが低く批判を浴びる……
という地雷を踏むくらいなら、まだオリジナルに忠実なHD-2Dのほうがファンに喜ばれるのではと思います。
中途半端リメイクは
「結局オリジナルのほうがいい」
と言われがちですからね。
なのでスクウェア・エニックスも、クロノ・トリガーという超ビッグタイトルでそんな失敗は繰り返さない……と信じたいです。
30周年(2025年)での発表はあるのか?
スクウェア・エニックスが30周年をどう扱うかは、いま一番ファンが気にしているトピックでしょう。
過去にはFFシリーズやDQシリーズでも“○周年”記念企画が組まれ、イベントや新作、リメイク発表がドドンと行われたことがあります。
クロノ・トリガーも同じ扱いを受けるなら、このタイミングは絶好のチャンス。
- もし2025年の前後で何らかのティザー映像や公式発表があれば、一気に世界的ニュースになるでしょう。
- 逆にここで何もなかったら、
「やっぱり今は開発余裕がないのか…」
「スクエニはクロノを諦めたのか…」
と落胆するファンが増えそうな懸念も。
私はこの30周年の頃には息子も小学4年生になっていて、夫の両親(義両親)ももうちょっと私のゲーム熱に慣れてくれているかもしれません。
家族揃ってテレビの前で「クロノ・トリガーHD-2Dリメイク発売決定!」のニュースを見て大歓声を上げる未来を想像すると、もう胸がじんわり温まる思いです。
……息子は「それより僕のゲームは?」ってツッコみそうですけど、まぁいいんです。
ファンコミュニティの温度感
TwitterやReddit、国内だと5ちゃんねるなど各所で「クロノ・トリガー リメイク」と検索すれば、数えきれないほどのトピックが上がっています。
主な意見を拾ってみると、ざっとこんな感じ。
- 「HD-2Dで来てくれれば文句なし!」
「ライブ・ア・ライブみたいにほぼ原作準拠でグラを強化してくれれば、最高に盛り上がる」との声が多い。 - 「フル3Dアクション化とか余計なことはしないで…」
「ATB+連携技こそクロノの醍醐味。原作システムから離れると別ゲーになってしまう」と懸念する人も。 - 「原作が完成度高すぎるから、変に手を加えないでほしい」
DS版レベルの追加要素ならまだいいが、シナリオ大幅改変はNGという慎重派。 - 「DS版の追加エンディングや夢喰いボスを上手に統合してほしい」
クロノ・クロスとの繋がりをうまく補完するような要素を加えれば、ファン大喜びでは?という意見。 - 「30周年こそ最終チャンス。逃したらもう諦めるかも…」
これに尽きる。特に長く待っているファンは「ここでダメならもうダメだよね」と半ば覚悟している人もいる様子。
自分自身も含め、ファンの皆さんは
「期待しすぎて裏切られたとき痛いけど、やっぱり期待しちゃう」
みたいなハムスター状態。
回し車を永遠に回しながらリメイク発表を待っているのです。
もうこのループを断つには、公式が“やる”か“やらない”かハッキリ決めてくれないといけませんが、ゲーム業界は急なサプライズ発表が常ですよね。
だからこそ毎回ドキドキして待つ羽目に……。
リメイクの際に期待される改良・追加要素
“もし本当にリメイクするなら、具体的にどうパワーアップしてほしい?”
という話題もあちこちで飛び交っています。
せっかくなので、超俯瞰的かつ超論理的に考察してみましょう。
- UI・操作性のブラッシュアップ
- オリジナル版当時はSFCコントローラを想定していたが、今はSwitchやPS、PCなど多彩なプラットフォームがあるので、どれでも快適に遊べるUIにしてほしい。
- ロード時間短縮やクイックセーブ、イベントスキップなど現代RPGの標準的な快適機能を盛り込むことで遊びやすさをアップ。
- グラフィックの大幅向上(HD-2D or 高品質2Dリマスター)
- ドット絵の美しさを活かすならHD-2Dが最有力。
立体的に見える背景やライティング、エフェクトを加えつつ、キャラやモンスターのドット表現を活かす。 - バトル時の連携技エフェクトがより華やかになり、ボスの迫力も増すと見応えバツグン。
- ドット絵の美しさを活かすならHD-2Dが最有力。
- サウンド面の強化
- 光田康典氏による名曲は原作音源を基本にしつつ、オーケストラやアレンジバージョンを追加収録。
- “原作版BGMモード”か“リメイク版アレンジモード”かを切り替えられるとファンは喜びそう。
- できれば新曲(追加シナリオ用BGM)なんかも欲しいところ。
- DS版追加要素+αの統合
- DS版で追加されたダンジョンやエンディング、ボス(夢喰い)などを自然にストーリーへ組み込み、より完成度の高い形へ昇華。
- クロノ・クロスとの繋がりをちらりと補完し、ファンが「なるほど!」と思う新設定を少しだけ挿入してくれても良い。
あまり大幅改変は望まないけど、ちょっとした驚きは欲しい。
- 複数エンディング&ニューゲーム+の更なる充実
- オリジナルの売りである“タイムジャンプでボス戦に突っ込める自由度”をさらに拡張。
- トロフィー/実績システムと絡めて、各エンディングを見る喜びが増す仕掛けを盛り込む。
- 例えば各周回に新たなイベントが増えるとか、収集要素が追加されるとやり込み甲斐がアップ。
ぶっちゃけ、これらすべてを実現したら相当豪華なリメイクになりますよね。
でも「フル3Dアクション化してストーリーを大改造!」みたいなことは、少なくとも多くのファンが求めていないように見えます。
私もそこだけは「ちょっと違うんだよなぁ……」と思うクチ。
リメイクで気をつけたいリスク要因
- 低品質や中途半端な3D化
- 『聖剣伝説2』リメイクのように、「ドット絵のほうが良かった…」と言われる作り込み不足を避けたい。
クロノ級の大作でそんな失敗したら大炎上必至。
- 『聖剣伝説2』リメイクのように、「ドット絵のほうが良かった…」と言われる作り込み不足を避けたい。
- 期待値の異常な高さ
- 原作がとんでもなく愛されている分、「思い出補正」を超える難易度は半端ない。
ちょっとした演出変更でも不満が噴出する可能性がある。
- 原作がとんでもなく愛されている分、「思い出補正」を超える難易度は半端ない。
- 余計なシナリオ改変
- FFVIIリメイクのように大胆な脚色を入れると、クロノ・トリガーファンは驚き戸惑うかもしれない。
特にクロノの生死や世界観を大きくねじ曲げる変更があると「これじゃない!」となりそう。
- FFVIIリメイクのように大胆な脚色を入れると、クロノ・トリガーファンは驚き戸惑うかもしれない。
- タイミングの逸失
- 30周年で出なかったら次は35周年? 40周年?
あまりにも先になりすぎると、今盛り上がっているファンの熱が冷めかねない。
- 30周年で出なかったら次は35周年? 40周年?
“クロノ・クロス”リマスターを経て広がる可能性
2022年に出た『クロノ・クロス:ラジカルドリーマーズエディション』は、HDリマスターとはいえ色々と課題はありましたが(パフォーマンス問題など)、発売後に1年を経て大規模パッチでフレームレートを改善したりとスクエニは真面目に取り組んでいる様子でした。
ファンから見れば
「なんでこんなにアップデートを頑張るの?」
と思うくらい手を入れているフシもあるので、
「クロノ・トリガーリメイクをにらんでいるから?」
なんて勘ぐりたくなりますよね。
しかもクロノ・クロスリマスターでは「ラジカル・ドリーマーズ」というスピンオフ的テキストADVも公式収録され、シリーズの設定をある意味で補完しました。
これはスクエニの「クロノ」IPを再評価・再統合する一つの試みなのかも……というのが私の超論理的妄想です。
わざわざ外伝までつけてきたのは、ファンに
「クロノシリーズってこういう歴史があるんだよ~」
と再認識させる狙いがあるんじゃないか、と。
開発体制の可能性とオリジナルスタッフ再結集の夢
“Zippoリーク”では、オリジナルの「ドリームプロジェクト」が再集結すると語られていました。
具体的に言うと、
- 坂口博信(Mistwalker代表)
- 堀井雄二(DQ)
- 鳥山明(キャラデザ)
- 北瀬佳範(スクエニ社内)
これが本当なら胸アツですが、堀井雄二氏は『ドラゴンクエストXII』に注力しているし、坂口博信氏はスクエニ離れています。
そして、鳥山明は逝去されています。
“監修”や“スーパーバイザー”のような立場なら、存命中であれば集めるのはそこまで不可能ではないのかもしれません。
DQXIIの進捗具合やFFVIIリメイクの制作状況などにもよりますが、スケジュールさえ合えば一度に名前を揃えるだけでも相当な宣伝効果があるでしょうしね。
「坂口氏がMistwalkerから特別参加!」
とか発表したら、私ならその場で狂喜乱舞します。
また、HD-2Dリメイクなら開発はスクエニのAsanoチーム(ブレイブリーデフォルトやオクトパストラベラーを手掛けた部門)や関連外部スタジオが担当する可能性が高いと言われています。
『ライブ・ア・ライブ』リメイクや『ドラゴンクエストIII HD-2D』もそうしたチームが担っているようなので、
「その流れでクロノもやるんじゃない?」
という見方が自然ですよね。
大規模3Dリメイクではなく中規模HD-2Dリメイクなら、2~3年程度で完成させることも不可能ではなさそう。
実際いつ出る? 発売時期を超俯瞰的に推測
確定情報がない以上、完全に推測の領域ですが、30周年が2025年3月にやってくるので、もしそのタイミング前後に「開発中です!」とティザー映像が出るなら、具体的な発売は2026年あたりが現実的かもしれません。
FFVIIリメイクとスケジュールが被るなら、その調整も必要でしょうし。
もっとも、スクエニが30周年に発表→同年発売というサプライズをぶっ込んでくる可能性もゼロではありません。
ゲーム業界には
「開発中でした、もうすぐ出します」
みたいな急な発表で盛り上がる事例も多いです。
逆に「まだ開発が始まっていない」なら、少なくとも2~3年先になるでしょうし、となると30周年に間に合わないかも……。
そうなるとファンは「もういい加減にしてくれ~」と叫んじゃいますね。
あ、でもそれでも喜んで買うんでしょうけどね(笑)。
リメイクが実現したら、こう遊ぶと楽しい!
- HD-2Dで蘇った各時代のフィールドを探索
- リーネ広場の祭りが、光と立体エフェクトでよりキラキラ華やかになっていたら感涙もの。
- 魔王城の禍々しさが増していたり、中世の城下町が暖かい照明演出で再現されていたりするのを想像するだけで胸が高鳴ります。
- 連携技を片っ端から試し直す
- もし演出がさらに派手になっていたら、全員分の組み合わせをコンプリートしたくなるはず。
- 大きいテレビの画面で家族と「わああ、すごい!」と盛り上がりながらプレイ。
義両親にはあまり伝わらなさそうですが、そこは愛嬌でなんとか……。
- オリジナル版との相違点を探す
- 新しいイベントシーンや追加要素があるなら、それに気付くたびニヤリ。
- DS版で追加されたエンディングがどう強化されているかをワクワクしつつ見る。
- 息子や夫に布教
- 私なら
「これがママが若い頃ハマったRPGなのよ〜」
とドヤ顔で子どもに教え込みたい。 - ゲーム好きな家族なら、一緒にタイムトラベルの世界観を語り合って盛り上がること間違いなし。
- 私なら
情報が出ない場合のファン心理
もし30周年を過ぎても何も発表がなかったら、ファンは当然落ち込みます。
「スクエニはクロノをやる気ないんだ……」
と失望する人も出てくるでしょう。
一方で、
「もしかすると極秘で作っていて、いきなりドカンと大発表かも!」
と無限ポジティブで待ち続ける人もいる。
私もそちら寄りな気がしますが、やはり公式が黙りを決め込むと心が折れそうになる。
噂倒れが続くと、いくらゲーム愛があっても疲れちゃうんです。
ただ、ゲーム業界には
「発表直前まで情報を徹底的に隠す」
ケースが本当に多いです。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』も、発表直前まで
「そんなの無理だろう」
と言われ続けていましたし、いざ発表されたときは世界が揺れましたよね。
クロノ・トリガーも
「リメイクするならその瞬間まで極秘」
って可能性は充分にあると思います。
やはりこれは長期戦の構えで待つしかない……。
とりあえず私はDS版をもう一周やって気を紛らわせています(息子に「またやってるの?」と言われつつ)。
版権問題や権利の複雑さはどこまで影響するか?
よくネット上では
「スクウェアとエニックスが合併前に作った作品だから権利が複雑」
「堀井雄二氏にOKをもらわないとダメで難航している」
などの話がささやかれます。
実際、クロノ・トリガーはビッグネームが共同制作した作品なので、契約の取り決めがどうなっているか外部からはわかりません。
しかし、既にDS版やスマホ版、Steam版といった移植・リマスターができている事実を見るに、合併後のスクエニも一定の権利は統合できていると思われます。
リメイクとなると版権料やロイヤリティの分配が通常の移植より複雑になるのかもしれませんが、絶対に無理とは考えにくいです。
結局のところ、スクエニの経営判断や開発リソースの優先順位が鍵になっているのでは、と推測されます。
堀井雄二氏がDQやその他のプロジェクトで忙しいという話もあって、スケジュール調整がネックになっているのかもしれません。
結局、いつ出るかは不明だけど期待せずにいられない
ここまでの情報を総合すると、
「スクウェア・エニックスから公式にリメイクが進行中とのアナウンスは一切ない」
が現時点での唯一の確定事項です。
ただ、リークや開発者コメント、そしてここ数年のスクエニのリメイクブームなどを勘案すると、
「水面下で検討されている可能性は高い」
とみるファンが多いわけです。
しかもクロノ・クロスのリマスターをこのタイミングで出してきたのは、“クロノ”IPへの再着手をうかがわせる動きとも取れます。
30周年というビッグイベントを迎える2025年に向けて、何かしらの発表がある可能性は十分。
大人の事情(開発リソースやリスク管理など)もあってなかなか踏み出せない事情も想像できますが、もしリメイクの灯が消えていないなら、ファンとしてはそれだけで希望を抱けます。
ここまで語っておいてアレですが、
「スクエニさん、ぜひとも本腰入れてください!」
と改めて声を大にして言いたい。
もしリメイクされたら、こんな未来が待っている
私が想像する理想のシナリオを勝手に書いてみます。
- 2025年3月:クロノ・トリガー30周年当日。スクエニが特設サイトを突如オープンし、「クロノ・トリガー HD-2D リメイク制作決定」の文字がドカン! 同時にプロモーションビデオが公開され、王国裁判シーンやラヴォスとのバトルシーンがHD-2Dで映し出される。全世界のゲーマーが絶叫してSNSがサーバーダウン寸前。私ももちろん大興奮で、義両親に「今日のお夕飯は簡単に済ませましょう!」と提案。
- 2025年秋~冬:続報が出て、オリジナルスタッフ(坂口博信、堀井雄二、北瀬佳範)のスペシャルメッセージ動画が流れる。坂口氏「久々にクロノの世界に帰ってきましたね」などとコメント。HD-2D用の新イラストが公開される。ファンの盛り上がり最高潮で、Twitterでは「#クロノリメイク」が長時間トレンドに。私の息子も「ママがいつもうるさく語ってるゲームが本当に帰ってくるんだ…」とポカーン。
- 2026年春:発売日発表。「Nintendo Switch、PS5、Steamでマルチプラットフォーム同時リリース」との報せにファンが狂喜。私は夫に「発売日は有給を取る」と宣言。義母から「そんなに大事な日なのか?」と苦笑されながらも、家事分担を必死に調整。
- 発売日当日:店舗には行列ができ(ダウンロード版勢も多いでしょうが、パッケージ特典に惹かれる人も多そう)、レビューサイトや実況配信が一斉に稼働。ファンが隅々までオリジナルとの違いを検証して「ここが変わってる!」「こっちはほぼ一緒!」など大盛り上がり。多分私は仕事終わってすぐ駆け込むように帰宅し、夫と息子を説き伏せてリビングのテレビでプレイ開始。義両親も呆れたように笑いながら生暖かい目で見守る……という平和な光景。
- その後:世界的に評価が高まって「やはりクロノは名作!」という声が再燃し、追加DLCなどが来る。あるいは続編となる「クロノ・ブレイク」的な新作構想が動き出すかもしれない。そこでまた新たなるクロノの歴史が紡がれる――。
……はい、すごい妄想です。
めちゃくちゃでもいいじゃないですか、それくらいあの作品を好きな人が多いんですよ。
私もかれこれ20年以上好きで、DS版やSteam版も何度か周回していますから。
この妄想を共有できるだけでも嬉しいのです。
みんな似たような妄想、絶対してるでしょう?(笑)
まとめと結論
- 現状、スクウェア・エニックスから「クロノ・トリガー リメイク」に関する公式発表はない。
- しかしながら、“Zippo氏のHD-2Dリメイクリーク” や “北瀬佳範氏による3つのアプローチ案”、そして “クロノ・クロス リマスター” を通じて見えてくる流れを総合すると、リメイクの可能性は十分に議論され得る状況。
- 2025年の30周年 は最大の山場であり、そこでプロジェクトが始動していれば何らかの発表があるかもしれない。
もしなければ、次にいつ動くかは不透明。 - “フル3D”で大改造するより、“HD-2Dや高品質2Dリマスター” 的な路線を望む声が圧倒的に多い。
- 期待値は天井知らず であり、万が一ショボい出来なら大きな反発が起きるリスクもある。
- 版権面の複雑さがあると言われるが、すでにDS版・スマホ版・Steam版など各形態で展開している以上、決定的な障壁にはならないかもしれない。
むしろスクエニの開発リソースや経営判断、オリジナルスタッフのスケジュールなどが鍵を握っていると思われる。
総じて、
「公式に確定情報こそないが、いつリメイクが発表されてもおかしくない」
というのが多くのファンの見方です。
今後のスクウェア・エニックスや主要クリエイターの動向、そしてファンコミュニティの盛り上がり具合がどう影響するか注目ですね。
もし夢のプロジェクトが正式に動き出すなら、あの“時の回廊”が2020年代に再び開かれ、ドット絵の冒険がHD-2Dの輝きで新たな命を吹き込まれる――なんて素敵な未来になるでしょう。
私もその日を夢見て、息子や夫、そして義両親に
「ママが昔ハマったRPGの名作がフルリメイクするらしい!」
なんて宣言して家族中を巻き込みたいなと思っています。
ま、現実にはゲーム好きなのは私だけで、息子は別のゲームに夢中、義両親は「まあ、好きにやれば?」って呆れるだけかもしれませんが……それでもいいんです。
クロノが蘇るなら、万々歳ですから。
クロノ・トリガーへの愛と、今後に寄せる思い
正直言うと、私は社会に出たばかりで初任給が安かったとき、スーパーファミコンの中古ソフトを探し回って『クロノ・トリガー』を買い直した思い出があるんです。
実家に置いてきてしまって上京してから手元になくなっちゃってて。あのとき中古屋で見つけた瞬間「やったー!」と大声を出しそうになり、周囲にドン引きされないよう必死に耐えた記憶が……。
それくらい私にとっては“特別な一本”。
そしてそんな人が世界中にたくさんいるんですよね。
タイムトラベルや連携技、何周もして全エンディングを見るリプレイ性など、すべてが今でも色あせない面白さ。
DS版ではさらに追加要素があったり、クロスとの微妙なリンクを匂わせたり、ファンの心をくすぐりまくりました。
だからこそ、リメイクしてもう一度、現代の技術であの冒険を味わわせてくれないかと願うのです。
もしかすると、リメイクを遊ぶ頃には息子も中学生になっているかもしれませんが……それでも遅くはない。
クロノ・トリガー リメイクや新作が来るなら、必ず大事件になる
最後に強調しておきたいのは、『クロノ・トリガー』リメイク(あるいは新作)の発表がもし来たら、それはゲーム業界にとって“世界的大事件” になるだろうということです。
FFやDQと並ぶ90年代RPGの金字塔として語り継がれてきた名作だけに、全世界のファンが一斉に歓喜・発狂するのは想像に難くありません。
スクウェア・エニックスとしても失敗は許されないレベルの大プロジェクトとなるはず。
そこに向けて、水面下で準備を進めている……
という説は決して荒唐無稽ではないでしょう。
クロノ・クロスをリマスターしてファンの反応を測ってみたり、社内でFFVIIリメイクを一段落させたりと、いろいろ調整が必要だったのかもしれません。
私としては、毎年E3やニンテンドーダイレクト、TGSなどのイベントのたびに
「クロノの新情報こそ来い!」
と期待してしまいます。
義父母に
「そんなにそわそわしてどうしたの?」
と言われても
「いや、ちょっとゲームの発表が気になってまして」
と答えるのが地味に恥ずかしい……。
最後に
以上、超俯瞰的かつ超論理的(?)に、『クロノ・トリガー』リメイクや新作の可能性について考察してみました。
もう一度まとめると、
現時点(2025年2月)で公式発表は一切ナシ。
ただしリークや噂、開発者の示唆、スクエニのリメイク戦略など総合的にみると
「いつ動いてもおかしくない」
状況ではある、というのが結論です。
わたしたちができることは、あの名作を今一度プレイして思い出に浸りつつ、30周年という大きな節目に向けてアンテナを張っておくことくらいでしょう。
“クロノ・トリガー”というタイトルには、
「時間を引き金(トリガー)として運命を変える」
というメッセージが込められているようにも感じます。
きっと、スクウェア・エニックスがその引き金を再び引く時が来るかもしれません。
その瞬間は、私たちゲーマーが待ち望んだ「時の回廊」再訪の合図。
ファンなら想像せずにいられませんよね。
どうかいつの日か、あのワクワクするタイムトラベルと連携技、そして光田康典氏の神曲に彩られた世界で、新たに冒険できる日がやってきますように。
実家がある長崎に帰省するとき、新幹線や飛行機で移動中にでも遊べるようなHD-2Dスイッチ版だったら最高だなぁ……なんて、また勝手に妄想が止まりません。
息子も「あの頃ママが夢中になってたRPGか、ちょっと興味あるかも」と言ってくれたら、私はもう泣いて喜びますよ。
東京と長崎、時代も空間も超越して「クロノが繋いでくれる」なんて最高じゃありませんか。
それでは、長大な記事となりましたが、ここまで読んでくださった方に感謝申し上げます。
いつか“時”を超えた瞬間にまたお会いできることを願いつつ、今日はこの辺で筆を置かせていただきます。
もしリメイクが発表された暁には、この文章が少しでもみなさんの胸の高鳴りを共有するきっかけになれば幸いです。
そして私の妄想トークを笑って許していただければ、もう本望でございます。
――さあ、いつかラヴォスの眠るあの場所へと、再び時空を飛び越えて。
クロノ・トリガーの伝説は、永遠に終わらないのです。
※この記事のすべての内容は2025年2月時点の情報・噂をもとにしたものであり、実際のスクエア・エニックス公式見解とは無関係です。
あくまで超論理的な妄想&推測を含むファン目線の記事としてお楽しみください。
今後もし正式発表があれば、さらに大騒ぎして記事を追記するかもしれませんが、その時は家族に呆れられないよう気をつけないと……。