こんにちは!
今日は25年以上経った今でも色褪せない名作RPG「女神異聞録ペルソナ」について徹底解説していきますよ~。
通勤電車で息子の友達のお母さんと話していたら、なんと彼女の旦那さんが当時ハマっていたゲームだそうで!
「あの頃のゲームって今やるの難しくない?」って聞かれて、「いやいや、面白さは普遍的よ!」って力説しちゃいました(笑)。
ちなみに、この記事はガッツリとネタバレ込みの解説です。
未プレイの方は心の準備をしてから読み進めてくださいね!
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ペルソナ1とは?シリーズの原点にして異色作
1996年、アトラスから発売された「女神異聞録ペルソナ」(以下、ペルソナ1)は、現代日本の高校生が「ペルソナ」という内なる力を使って戦うRPGです。
実は昨日、義父が「最近のゲームはリアルすぎて疲れる」と言いながら、昔のゲームの話をしていたんですが、その時に「ペルソナって知ってる?」と聞いたら「若い頑固オヤジの話かい?」と返されて爆笑しました。
いやいや、そうじゃなくて!(笑)
このゲーム、「真・女神転生」シリーズで知られるアトラスの新規タイトルとして登場し、「女神転生if...」(1994年)の流れを引き継ぎつつも、全く新しい方向性を打ち出しました。
黙示録的な世界観ではなく、現実社会を舞台に普通の高校生が「自分の内面の力」を発揮するという、当時としては斬新な設定だったんです。
これが後の「ペルソナ2 罪/罰」「ペルソナ3」と発展していき、今や世界的な人気シリーズになっていますよね。
うちの息子はまだ2年生だから早すぎるけど、いつか「ママが好きだったゲームだよ」って教えてあげたいなぁ。
ストーリー解説SEBEC編(メインストーリー)
プロローグすべては「ペルソナ様」の儀式から
主人公(プレイヤーが名前を設定)は、御影町にある私立聖エルミン学園の2年生。
ある日、クラスメイトたちと「ペルソナ様」という占いのような儀式をやっていると、突如として教室で奇妙な現象が発生!
机や椅子が踊り出して、みんな意識を失っちゃうんです。
気がつくと、そこには仮面をつけた男「フィレモン」が。
彼は「人間は誰しも内面に数多くの仮面を持っている。
それがペルソナという力になる」と謎めいたことを言います。
これ、ユング心理学の概念がベースになってるんですよ。
うちの夫が心理学の本を読んでいた時に「ユングってペルソナに出てくるよね?」って言ったら、「え?逆だろ」って言われました。
そりゃそうか(笑)。
その後、みんな保健室で目覚め、検査のために近くの御影総合病院へ行くことに。
このあたりから物語が急展開していきます。
病院の異変と麻希との出会い
病院には長期入院中のクラスメイト・園村麻希(そのむら まき)がいました。
彼女は絵を描くのが得意で、「楽園の扉」という絵を完成させたと喜んでいます。
病弱な麻希は「最近、優しい父親のような男性が夢に出てくる」と話しますが、そのとき突然の地震が!
病院が迷宮のようにねじれて、死体までもがゾンビとなって徘徊し始めるという悪夢のような状況に。
この混乱の中、南条財閥の御曹司・南条圭の執事・山岡が主人公たちをゾンビから守るために命を落とします。
「坊ちゃま…日本一の男子に…」という遺言を残して…。
私も小説を読むとき泣いちゃうタイプなんですが、ここのシーンは本当に切なかったなぁ。
電車の中で攻略本読んでたら涙が出てきて、隣のサラリーマンに変な目で見られたのは今でも忘れられません(汗)。
この悲劇をきっかけに、主人公たちの中で「ペルソナの力」が覚醒。
「我は汝、汝は我…」というあの有名なセリフとともに、内なる力が形になって現れるんです。
ゾンビたちを倒して何とか脱出すると、街全体が「光の壁」で封鎖されているという異常事態が判明します。
SEBECと園村珠絵の暴露
街を彷徨っていると、麻希の母・園村珠絵と出会います。
彼女は「この異変の元凶はSEBEC(セベク)だ」と告げます。
SEBECは御影町の巨大企業で、珠絵はそこの研究員。
どうやら「次元転移実験」なるものが行われており、それが今回の事件の原因らしいです。
主人公たちは珠絵を学園へ避難させ、SEBECの実験装置を止めるために動き出します。
このあたりで物語が「SEBEC編」と「雪の女王編」に分岐するんですが、まずはメインストーリーのSEBEC編を追っていきましょう。
健康な麻希の謎と警察署での騒動
SEBECを目指す途中、なぜか元気な姿の麻希が現れます。
病弱なはずの彼女が活発に動き回り、
「お母さんなんて最初からいなかった」
「SPが尽きると危険よ」
など奇妙なことを言うので一同は困惑。
でも、彼女はペルソナに詳しく、戦いにも積極的です。
武器を求めて警察署に行くと、マークが捕まってしまう事態に。
悪魔化した警官たちと戦いながらマークを救出し、いよいよSEBEC本社に向かいます。
これ、主人公の選択次第でパーティーメンバーが変わるんですよね。
私は初プレイでマークが好きだったからずっと仲間にしていたんですが、後から「あれ、マーク入れないとこんなイベントあったの!?」って驚いたことがありました。
夫に「次はこのルートやってみたら?」って言われて、熱心にプレイした思い出が…。
(笑)
デヴァシステムと神取鷹久
SEBEC本社に入るとそこは既に悪魔だらけ。
社長室まで辿り着くと、黒幕が支社長の神取鷹久(かんどり たかひさ)であることが判明します。
彼は「次元転移実験装置」のデヴァシステムを暴走させていたのです。
地下研究所では黒服の少女「あき」がデヴァシステムをさらに暴走させ、主人公たちは強烈な光に包まれます。
気がつくと聖エルミン学園の前にいるのですが…
これが実は"もう一つの世界"だったんです!
パラレルワールドの衝撃とハーレムクイーン
転送された並行世界では、建物の配置が少し違ったり、生徒の性格が変わっていたりと、微妙な違和感があります。
そして、本物の麻希(病弱な方)も登場。
今まで一緒に戦っていた元気な麻希とは別人のよう。
さらに「まい」という白服の少女や「あき」という黒服の少女も現れ、事態はますます混迷を深めます。
この世界では、行方不明だった香西千里と内藤陽介というカップルに出会います。
千里は麻希に嫉妬していて、その感情が「ハーレムクイーン」という存在に変貌。
主人公たちと戦うことになりますが、陽介の「好きなのは千里だけだ」という言葉で正気を取り戻します。
これってすごくわかる展開なんですよね。
私も高校時代、クラスの可愛い子に嫉妬しちゃって…って、そんな昔話はいいですね(汗)。
でも千里の気持ち、すごく共感できるんですよ。
「認めてほしい」っていう気持ちって、大人になった今でも時々ふつふつと湧いてくることがあります。
分裂した麻希の真実
物語が進むにつれて、衝撃の事実が明らかに。
元気な麻希は「理想の麻希」、白服の少女まいは「幼い無垢な麻希」、黒服の少女あきは「破滅願望を抱える麻希」。
これらは全て本物の麻希の無意識が分裂して具現化した存在だったのです!
デヴァシステムは麻希の願望を吸い上げ、この「理想の世界」を形作っていました。
つまり、麻希の心が世界そのものを創り出していたということ。
あきは神取を「パパ」と呼び、麻希の「父親が欲しい」という思いが神取を理想の父親像へ投影していたのです。
神取自身もその状況を利用していました。
神取鷹久との決戦
SEBEC研究所に戻った主人公たちは、ついに神取と対峙します。
彼の野望は「腐った現実を消し去り、理想の世界を作る」というもの。
でも実はその背後には「ニャルラトホテプ」という邪悪な存在が…。
激闘の末、神取は倒され、町の封鎖も解けかけます。
しかし、事件はまだ終わりません。
「理想の麻希」と「まい」はこの世界に残り、「あき」は「アラヤの岩戸」という深層領域へ逃げ込みます。
パンドラとの最終決戦
アラヤの岩戸には、麻希の絶望が具現化した巨大な棺「パンドラ」が待ち受けています。
これを倒さないと世界が崩壊するという危機的状況。
主人公たちはパンドラを倒し、麻希は自分の抱えていた虚無感や憎しみ、願望を受け入れる決意をします。
理想の麻希、あき、まいという三つの分裂人格を統合し、「自分の弱さから目を逸らさず、自分自身を愛そう」と決意するんです。
これって本当に大切なことですよね。
私も若い頃はいろんな自分の弱さから目を背けて、理想の自分に近づきたいと必死でした。
でも年を重ねるうちに「弱い自分も含めて私なんだ」って思えるようになりました。
麻希の成長は本当に胸に響きます。
エンディング日常への回帰
エンディングでは学園での日常が戻ります。
マークは文化祭で壁画を完成させ、南条は執事を失った悲しみを抱えながらも成長し、エリーは主人公への想いを秘めつつみんなを見守ります。
麻希も母親と和解して前向きに生きていく決意を固めます。
こうしてSEBEC編は幸せな結末を迎えるんです。
やっぱり日常って大切ですよね…。
昨日、息子が幼稚園で描いた絵を見せてくれた時、「ああ、平和っていいな」って思いました(笑)。
雪の女王編隠されたもう一つの物語
「ペルソナ1」には、SEBEC編とは別の「雪の女王編」という隠しシナリオがあります。
私、これを見つけた時は本当に興奮しました!
攻略本も買わずに自力でプレイしていたので、偶然発見して「えっ、まだあるの!?」って夜中に叫んじゃって、義母に心配されたことがあります(笑)。
冴子先生と氷の学園
雪の女王編では、担任の高見冴子先生が過去の演劇「雪の女王」で使われた仮面を手にして、「夜の女王」と化してしまいます。
学園全体が氷に閉ざされ、主人公たちは冴子先生を救うために3つの塔(ヒュプノス、ネメシス、タナトス)を攻略して鏡の欠片を集めることに。
亡霊の少女たちと藤森知美の因縁
各塔には、かつて雪の女王役を演じて死亡した女生徒たちの亡霊が待ち受けています。
彼女たちは
「永遠に美しいままでいたい」
「永遠に夢の中でいたい」
など、思春期特有の願望から死に至った過去があります。
実は仮面の正体は、冴子先生の高校時代の友人・藤森知美の無念がペルソナとして固着したもの。
冴子先生は無自覚にそれを背負い続け、仮面を被ることで引き金を引いてしまったのです。
主人公たちが仮面を除去したことで知美の魂は救われ、冴子先生も元に戻ります。
ただし、雪の女王編をクリアしても街の異変は解決していないので、「この後SEBEC編に繋がるのか?」という形で終わります。
完全に別ルートとして扱われているんですね。
キャラクターたちの魅力と成長
主人公(プレイヤー設定)
静かでクールな高校2年生。
ペルソナを全属性扱える特別な「ワイルド」の資質を持ちます。
園村麻希(マキ)
病弱な少女で絵を描くのが得意。
精神が分裂して理想の麻希、まい、あきという人格を生みますが、最終的に自己統合して病気も快方に向かいます。
南条圭(なんじょう けい)
南条財閥の跡取りで、プライドが高い合理主義者。
執事の山岡の死を経て大きく成長します。
ペルソナが「ヤマオカ」へ進化するのも感動的です。
義父が「南条圭みたいなタイプ苦手だなぁ」って言ってたので「でも最後には優しくなるんだよ」と説明したら「人間、みんなそうさ」と渋い返事をもらいました。
いやいや、そういう話じゃなくて…(笑)。
マーク / 稲葉正男
明るく陽気なムードメーカー。
絵が得意で、麻希を気にかけている優しい少年です。
南条とはよく衝突しています。
黛ゆきの
主人公の先輩で、元不良。
冴子先生を恩師として慕っており、雪の女王編では先生救出に奔走します。
桐島エリー(英理子)
お嬢様なハーフの帰国子女。
見た目は上品ですがオカルト好き。
後のシリーズでもFBI捜査官助手として登場します。
城戸玲司(レイジ)
隠しキャラで、神取の異母弟。
復讐のために動いている不良少年で、特定条件でSEBEC編に加入します。
神取鷹久(カンドリ タカヒサ)
SEBECの支社長で、デヴァシステムを暴走させた黒幕。
ペルソナはニャルラトホテプで、最終的に精神崩壊します。
フィレモン
仮面の男で、人間をペルソナへ導く存在。
善なる無意識を司り、対極にニャルラトホテプが存在します。
開発背景と裏話
「ペルソナ1」は「女神転生if...」の影響を受け、学園を舞台にしたジュブナイルRPGの方向性を確立しました。
当初は南条圭がエンディングで死亡する案もあったそうですが、重すぎるため没になったとか。
北米版「Revelations: Persona」では雪の女王編が大幅削除されたり、キャラクターの人種が変更されたりと謎のローカライズがありました。
PSP版リメイクでこの問題は解消されています。
うちの義母が「外国のゲームって日本と違う部分あるでしょ?」って聞くので、「逆に日本のゲームが海外向けに変えられることもあるのよ」と説明したら「へぇ~」と妙に納得されていました(笑)。
ペルソナ1がシリーズに与えた影響
内面の闘争を表現するフォーマット
麻希の理想や破滅願望が分裂人格やパンドラとして現れ、それを乗り越えてキャラクターが成長する構図。
この仕組みは「ペルソナ4」のシャドウとの対峙や「ペルソナ5」のパレス攻略にも通じる要素です。
学園+オカルト+青春
日常と非日常が交錯する学園生活をベースに、オカルトや心理学要素を加えた独自の世界観。
ペルソナ3以降、よりスタイリッシュな演出に発展していきます。
悪魔交渉とペルソナ合体
戦闘中に悪魔と交渉してスペルカードを入手し、それを合体して新たなペルソナを生み出すシステム。
シリーズ特有の楽しみ方として、形を変えながら後作品にも受け継がれています。
二重構造のストーリー
表向きのSEBEC編と隠しシナリオの雪の女王編。
この二重構造はプレイヤーの間で「雪の女王編を知っているか」が話題となり、ゲームの奥深さを印象づけました。
2025年現在での評価と入手方法
ペルソナ1は発売から約30年近く経ちますが、いまだにファンの間で愛され続けています。
PSPリメイク版は2009年に出ましたが、今となってはプレイするハードルが高くなっていますね。
私も最近、息子に「ママが若い頃のゲーム見せてあげる!」って意気込んだものの、ハードを引っ張り出すのに一苦労…。
夫に「もうエミュレーターでいいじゃん」と言われましたが、やっぱり当時の雰囲気も大事じゃないですか!(笑)
プレイするなら、オリジナル版よりもロード時間短縮や難易度調整された2009年のPSP版がおすすめです。
アーカイブスや中古で探してみてください。
まとめ:なぜペルソナ1は今も色褪せないのか
「ペルソナ1」は、人間の内なる闇や葛藤、学園青春、SF的な並行世界を絶妙に融合させた作品です。
その挑戦がシリーズ拡大の基盤となり、アトラスを代表するブランドに成長させました。
「人の心が世界を変える」という主題は、後のシリーズへも引き継がれ、長くファンを惹きつける奥行きを生み出しています。
未プレイの方は、ぜひPSP版で体験してみてください。
初期作ならではの不便さはありますが、斬新さや重厚なストーリーは今も味わい深いですよ。
プレイ済みの方も、麻希や南条のドラマ、雪の女王編の不穏な雰囲気などを思い出すと、あらためて作品の魅力を感じられるはずです。
私、先日夫と「古いゲームって何が面白かったっけ?」って話してたら、息子が「ペルソナって何?」って聞いてきて。
まだ早いけど、いつか一緒にプレイできる日が来るかもしれないと思うとワクワクします。
そのときまでには、きっと何かしらの形でプレイしやすくなってるといいですね!
最後に、重層的なキャラクター描写や高度なテーマを秘めている「女神異聞録ペルソナ」は、シリーズの幕開けとしてだけでなく、独立した名作RPGとしても十分評価に値します。
人の内面が生み出す奇跡と惨劇、学園青春のきらめきと神話的オカルト――その融合が、約30年経った今でも色褪せない魅力を放っているのですね。