壮大な世界観と巧みな物語運びで、Nintendoプラットフォームを代表するJRPGへと成長してきた「ゼノブレイド」シリーズ。
かつてはWiiやWii Uという、ややニッチな環境で“ジワ売れ”するRPGだったものが、いまや売上が
世界合計800万~900万本
に届く大人気タイトルへとのし上がりました。
その大躍進を支えたのは、Nintendo Switchへの移行と、開発元モノリスソフトの不断の挑戦にあります。
ファンは日々
「次なる新作はどうなるのか」
「いつ発表されるのか」
と、連日SNSや掲示板であれやこれやと考察しています。
そりゃもうネズミ花火があちこち飛び交うかのような熱狂ぶりです。
本稿では、「ゼノブレイド4(仮称)」に関する公式未発表ながらも有力なリークや、新たに出願された商標、そして次世代機「Nintendo Switch 2(仮)」の存在など、少しでも新情報やヒントに繋がりそうなネタをことごとく拾い上げて、ぎゅぎゅっとまとめてみました。
さらに、同じく任天堂が2025年3月20日に発売を予定している「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」(以下クロスDE)との関連性を大胆予想。
「三部作の区切り」という言葉は聞こえてきますが、実際のところは
「うそ、だろ?」
と首をかしげる点が山ほどあるシリーズ。
果たしてその未来はどう切り開かれていくのか、一緒に深掘りしていきましょう。
さあ、一見ムダ話に思える内容も、あとでじわっと役に立つかもしれないので、ゆるりとお付き合いください。
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ゼノブレイドシリーズとは何か
まずはシリーズ全体を把握するところから始めるのがスジというもの。
なにしろゼノブレイドの世界はやたら広大で、ただフィールドが広いだけじゃなく、神や巨大生物の骸上で人々が暮らしていたり、惑星探索にロボットで繰り出したり、2ではアルストという巨神獣上の世界をめぐり、3では1と2の世界が合わさり…
と目もくらむほどの設定が投入されてきました。
数字だけ見るとシリーズ累計で800万~900万本売れたとはいえ、やはり入り口が独特に感じられる方もいることでしょう。
- 最初の衝撃「ゼノブレイド(無印、Wii、2010年)」
神の骸である“巨神界”と“機神界”という舞台設定が衝撃的でした。
何しろ、物理的に神の上で生活しているわけですから。
しかも戦闘はシームレスで、当時としてはめずらしい“広大な箱庭”感が存分に味わえました。 - スピンオフにして超大作「ゼノブレイドクロス(Wii U、2015年)」
惑星ミラという未知の星を舞台に、ロボット“ドール”に乗って大陸を駆け回る豪快なプレイが可能に。
しかしストーリーは明らかに伏線を残したまま終了。
オンライン要素もあったけれど、時代やハードの環境的制約もあり、本領を発揮しきれなかった面がありました。 - Switchで世界的人気を確立した「ゼノブレイド2(2017年)」
キャラクターデザインがガラッと変わり、かわいらしい&美麗なアニメ絵を積極的に導入。
ブレイド召喚という“ガチャ”っぽいシステムも賛否を呼びながら、結果はシリーズ最大級のヒット。
「めでたしめでたし」
…と思いきや、DLC「黄金の国イーラ」がまた絶妙のタイミングで人々の心を鷲づかみ。
よく考えると、こういう追加要素で美味しいところを持っていく技術はこのシリーズの得意技でもあります。 - 初代を現行ハードで刷新「ゼノブレイド ディフィニティブエディション(2020年)」
そこへさらに“無印”リメイク版がSwitchで登場。
旧作を遊びたかったけどWiiを引っ張り出すのが面倒…
という層が一気に手を伸ばせる環境となり、結果188万本以上も売れました。
そして追加シナリオ「つながる未来」でファンに追い打ちをかける。
「ブレイド2面白かったし、初代DEも素晴らしい。どうせ次もすぐ来るんでしょ?」
とファンたちの期待が爆発。 - シリーズ三部作の終着点(とされる)「ゼノブレイド3(2022年)」
これで“ひと区切り”らしいけど、実はDLC「新たなる未来」で1や2の主人公が再登場し、なにやらシリーズ全部をまとめるような展開がビシッと描かれました。
高橋哲哉氏は
「ゼノブレイドはまだ続く」
と言及しており、やっぱり次の何かがあるとみてほぼ間違いない。
以上がざっくりした流れ。
もうひとつ大事なのが「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」(クロスDE)が2025年3月20日にSwitch向けに発売されるという“公式発表済み”情報です。
これは実質
Wii Uの遺産をSwitchへすべて持ち込んで網羅する
動きの仕上げとも言えます。
クロスDEが発売される意味とは?
クロスDEは、広大な惑星ミラを描いたWii U版を、
HD画質&改良UI+新シナリオ要素を導入した決定版
として再構築したもの。
ロボット“ドール”を活かしたスピーディな探索や地上戦、オンライン機能などがあるのにくわえ、オリジナルで未回収だった伏線をどこまでフォローするのかが注目点です。
「浮遊大陸が追加される」
「新型ドール“フレスベルグ”が登場する」
といった噂やリークも飛び交っています。
スピンオフとしての位置づけをされながらも、発売当時から
「なんだかんだで本編と地続きなんじゃないか」
と騒がれてきたクロス。
なぜならストーリー最後で“あまりにも怪しい展開”を残していたからです。
そもそも地球はどこに行ったんだとか、真の黒幕は誰だったのかとか、謎のまま「はいおしまい」となってしまった。
「まさかそれで終わるわけないだろう」
と思った人が多数いるわけですね。
そう、あなたもぼんやり想像しているはずです。
「クロスDEが出たらその先にはクロス2があるのでは?」と。
ただ、高橋哲哉氏や横田元貴氏といった開発陣の言葉から推測すると、
「次がもしあるなら、シリーズの既存路線を裏切る形で攻めたい」
らしいので、クロスの単なる続編にとどまらず、
“ゼノブレイド4+クロス2+新規IP”が融合したような何かとんでもない存在
になっている可能性もありそうです。
名物のモノポンとかノポン族が超進化して宇宙へ…
なんてことになったりしたら、もう訳がわからなくなりますが、ゼノブレイドの世界だし
「それもアリかな」
と思えてくるのが不思議。
次世代機「Nintendo Switch 2(仮)」とゼノブレイド
ここで語らずにいられないのが、
「Switch後継機は2025年に出るらしい」
という噂。
リーカーのMidori氏やNWeedle氏などが
「2025年3月までに出る可能性が高い」
と言っており、複数のソースが一致している点が興味深い。
であれば、
クロスDEが2025年3月20日発売→Switch 2がそのタイミング
か、あるいは同じ年の少し前後で来るかもしれないのです。
Switch 2にはNVIDIAのDLSS技術が搭載されるなど、
性能面が著しく向上する見込み
だと囁かれています。
ゼノブレイドシリーズといえば“広大なフィールド+シームレスバトル+高レベルのグラフィック”が持ち味ですが、Switch無印の性能ではどうしても解像度の可変やフレームレートの限界があったのも事実。
次世代ハードがあれば、より壮大なオープンワールドや空中・海中を自由に移動できる世界観がさらに生き生きと描けるはずです。
「ホントに空飛ぶ巨大マップを無限に探索!」
なんてことも実現しやすくなるかもしれません。
火星くらいまで飛んでいくなんて世界が…
いやさすがにそこまで行くと
「宇宙ステーションでも建設するのか」
と話が飛躍しすぎかもしれませんが、ゼノクロの延長を想像するならワンチャンあり得なくもない。
とにかく、
「Switch 2が出るならゼノブレイド新作はぜひともそのハードで大暴れしてほしい」
というのがファンの総意でしょう。
なんせ初代クロスはWii Uの限界に挑むようなソフトでしたが、その環境上、オンライン要素やグラフィック面で悔しい部分もあったはず。
今ならあの“未完成の夢”をSwitch 2で完成させるチャンスかもしれません。
リーク情報をさらに深く覗いてみる
Midori氏とNWeedle氏の両名
- Midori氏
「任天堂とモノリスソフトが『Legacy』というコードネームのRPGを共同開発中」
と言及。
これがゼノブレイドの新作か、新規IPかは明言していないが、クロスDEの存在を当てるなど実績が高い。
この方、Tier1リーカーと呼ばれており、
「どこからそんな情報仕入れるんだ?」
と世界が驚く精度を誇っています。 - NWeedle氏
「ゼノブレイドクロスDEが2025年に出る」
と早々に発言→事実になり的中。
さらに
「クロスの続編が作られている」
「2026~2027年になるかも」
といった注釈も加えており、やはり信憑性が無視できないレベル。
一方で、最終的なタイトルが“ゼノブレイド4”なのか“クロス2”なのか、新規シリーズなのかはまだ断定していないっぽいです。
こうしたリーカーの言うことを何でも鵜呑みにするのは危険ですが、過去作をズバリ的中させている面がある以上、完全に無視もできない。
「何もない所から火の手は上がらない」
のがエンタメ業界の常。
「火のない所に煙を充満させるスモークマシン」
みたいな人も中にはいますが、実績あるリーカーたちはわりと根拠を持って発言している場合が多いです。
新商標登録と“sequel”の噂
2023年11月、任天堂がゼノブレイド関連の新商標を出願・登録したと欧州のゲームサイトが取り上げました。そこに「続編」を示唆する記述が含まれているという話が広がり、ファンは「こりゃ次くるでしょ!」と大盛り上がり。もっとも任天堂としては定期的に各ブランドの商標を更新するため、直ちに新作発表とは限りません。だが、もう匂いがプンプンしている以上、「今年の大掃除はちゃんとしておいてね」というレベルの示唆には受け取れます。
ゼノブレイド4(仮)と呼ぶか、クロス2と呼ぶか、それが問題?
ここまでの論調で、ファンが気になっているのは
「タイトルがどうなるのか」
という点。
確かに、1・2・3で一つの大きな章が終わったのだと開発者は言うし、公式も
3はシリーズ三部作の集大成
とアピールしていました。
でも、
「続くとは言ってるが“4”と呼ぶかどうかはわからん」
みたいな微妙なニュアンスが散りばめられています。
- クロスを続けたい派: 「Wii Uで叶わなかったオンラインや大規模拡張をSwitch 2でやってほしい」
- 既存ナンバリングを継承したい派: 「せっかく1~3で強固なファン層を築いたのだから“4”と名乗ってもらったほうがわかりやすい」
- 新章へのリブート派: 「もうクラウス編が終わったし、新しいタイトルで一新したほうが新規にも優しいのでは」
…なんて意見が入り乱れているわけです。
そこに
「モノリスソフトは攻めの作品を作りたい」
「ゼノブレイドシリーズをこの先も続ける」
といったコメントが混じるため、ややこしさが増す増す。
「攻めるって具体的にどうするのさ?」
と聞いても、公式はニヤリと微笑むだけ(イメージ)でしょう。
ファンはそのニヤリを見て
「来るか! 超斜め上シナリオ!」
と歓喜するわけです。
ちなみに『ゼノギアス』や『ゼノサーガ』といった他社版権タイトルとは直接交わらないはずですが、ゼノブレイド2にKOS-MOSがゲスト参戦した例があるように、ちょこちょこ“Xeno”繋がりのイースターエッグは埋め込まれるかもしれません。
もし本当に4とクロスとゼノサーガのエッセンスが合体したら、ユーザーの混乱はピークに達するでしょうが、そこもまた楽しみ方の一つでしょう。
発売時期の予測とその根拠
新作の発売時期を推測するなら、リリース間隔やSwitch 2の噂をにらめっこするのが手っ取り早いです。
- ゼノブレイド1(2010年)→クロス(2015年)で5年
- クロス(2015年)→2(2017年)で2年(これは並行開発の特殊例)
- 2(2017年)→3(2022年)で5年
そしていま、クロスDEが2025年3月20日に控えています。
そこから次の完全新作まではどう考えても1~2年は空くだろう…
となると、2026~2027年あたりが自然に浮かんできます。
これはリーカーNWeedle氏の「2026~2027年説」とも合致しますし、Switch 2が2025年に出るなら、そのローンチあるいはローンチ後1年以内を目指す流れがあるのかも。
もしちょうど1年後の2026年に大作RPGを投入する計画なら、
新ハードを普及させる強力な弾
になるかもしれません。
なんならそれまでじっくり開発して、Switch 2の機能をフル活用する超絶クオリティを目指している…
なんてのもあり得そうです。
ファンコミュニティの期待と不安
期待要素
- クロスの伏線回収
オリジナルで投げっぱなしだった
「地球は?」
「真の黒幕は?」
などを、DEまたは次回作で回収してもらえるかもしれないという期待。
シリーズのDNAを受け継ぐ以上、“うやむや”で終わる可能性は低いと思われます。 - 大規模オンライン化 or アクション強化?
かねてより
「MMOっぽいJRPGを作ってみたい」
と語っていた節もあり、Switch 2の性能なら大人数プレイやオープンワールドのさらなる拡張が可能になりそう…
という淡い(しかし熱い)希望。 - 新しいテーマ・新主人公
ゼノブレイド1はシュルク、2はレックス、3はノアと、少しずつ毛色が違う主人公像を採用してきましたが、次は女性主人公か、あるいは再びアバター制になるのかも。
シリーズ三部作を終えてリセットするなら、完全オリジナルの世界観を見てみたい人も多いはず。
不安・懸念要素
- 過去作依存が強くなりすぎないか
「3で1と2のキャラが出まくって混乱した」
みたいな声もあるので、次があまりに過去作要素を詰め込むと、新規ユーザーがついていけない可能性も。
逆にゼノファンは「もっと盛り込め!」と大騒ぎだし、どこで折り合いをつけるか難しいところ。 - 大きく“攻める”路線に付いていけるのか
もし次回作でバトルシステムが大幅に変わったり、シリーズの雰囲気がガラリと変化したりしたら、従来ファンから反発が出るおそれもある。
でも、ゼノブレイドシリーズは毎回何かしら新要素を入れては賛否両論を巻き起こしながらも高評価を獲得してきた歴史があるので、おそらくその心配は“おいしい議論”に落ち着くと予想します。 - 開発スパンの長期化で熱が冷める?
大作RPGなら3~5年程度の開発期間は当たり前。
ファンコミュニティも年単位で考察待機モードに突入します。
でもあまりにも引っ張りすぎると
「飽きちゃった…」
という層が出る可能性はあるかもしれません。
そこでリメイク(クロスDE)の発売を2025年にぶつけてきたのは、見事にブランクを埋める算段なのかも。
モノリスソフトの社内事情と未来
モノリスソフトは、ここ数年で開発体制を大幅強化しており、ゼルダシリーズのフィールド構築を手伝ったり、自社エンジンを刷新したりと、かなり活動的です。
高橋哲哉氏は
「小規模開発では限界があるので、人員を増やして新しいチャレンジをしたい」
という旨を語っています。
これは実際にゼルダで得たノウハウ(特にオープンエアの地形づくりや物理演算など)が、今後のゼノブレイドに活かされる可能性を示唆していると考えられます。
Switch 2ならば大きなマップを無理なく描画し、ロードも少なく、空中戦なんてイベントもスムーズに実装できるかもしれません。
クロスでは実装の夢半ばで終わった何らかの要素がここで完成される可能性も十分アリ。
そのための新エンジン開発であり、人材募集でしょう。
さらに「ゼルダチームとの共同」というレベルを超え、
新R&D部門がモノリス内で生まれている
という話も出ています。
そこがゼノブレイド新作の枠組みを超え、Nintendoの次世代RPG全般を支えていくかもしれない。
想像がどんどん膨らんでいきますが、いずれにせよモノリスソフトが会社として“かなり攻めた強化策”を取っているのは事実です。
他社リメイク・続編戦略との比較
ここで、他社がリメイク&新作をどのように回しているかをチェックすると、ゼノブレイドが歩んでいる道筋が意外とオーソドックスであると分かります。
- ペルソナ3 リロード
アトラスは『ペルソナ5』で大ブレイクし、その勢いで過去作リメイクや移植を行いながら、5の派生作品やコラボ展開を続けています。
古参と新規両方を取り込む戦略で大成功。
「ああ、似た感じでゼノブレイドもやってるな」
と捉えると理解がスムーズ。 - FFVII リメイク
スクウェア・エニックスが分作でじっくり進めながら、新規ナンバリングのFF16も並行してリリース。
大きなブランドを複数軸で動かす典型例。
ゼノブレイドも、クロスDEという過去作リメイクと、三部作の集大成(1~3)を経て新たなタイトルを用意する二軸展開は、言わば任天堂版スクエニ的な動きと言えなくもない。 - バイオハザードリメイク群
REエンジンで旧作をガンガンリメイクしつつ、最新作もきっちり出す。
これを高速で回すことでブランド力を維持拡大している。
ゼノブレイドも、初代DE→2~3→クロスDEと、わりと短いスパンで相互リンクさせており、任天堂内IPにしては珍しく活発に攻めている印象。
こうした例を見ると、ゼノブレイドも
クロスDEで足場を固めた上で、新作へ繋げる
という流れは極めて合理的なブランド戦略なのが分かります。
世界観やタイトルにこだわりすぎず、必要に応じてリメイクと新作を行き来する姿勢は、今後のSwitch 2時代においても有効なはず。
シリーズの大きな強みとして、
「1~3ですでに合計数百万本売った実績がある」
「海外でも評価が高い(メタスコア80~90台)」
という点をフルに活かしながら、昔からのファンと新規層を同時に取り込むのが狙いでしょう。
シリーズ売上データとユーザー反応
ここでもう一度、売上データをざっくりまとめておきます。
- Wii向け『ゼノブレイド(無印)』: 約0.9百万本
- Wii U向け『ゼノブレイドクロス』: 約0.84百万本
- Switch向け『ゼノブレイド2』: 2.70百万本
- Switch向け『ゼノブレイドDE』: 1.88百万本
- Switch向け『ゼノブレイド3』: 1.86百万本
合計で800万~900万本前後とされ、特にSwitch期に入ってからの伸びがものすごい(700万本超と報告)。
「Nintendo Switchが世界で大きく普及した」+「面白いRPGとして口コミが広がった」相乗効果が成功の秘訣でしょう。
SNSや海外フォーラムでも、ゼノブレイドを深く考察したり、ファンアートを投稿したりするユーザーが絶えません。
DLCが出るたびに盛り上がり、キャラクター同士の関係性や伏線の回収を巡って日夜議論が交わされているほど。
その熱量は、発表のタイミングさえ合えば
爆発的な話題を呼び寄せることができるポテンシャル
を持っていると言えます。
まさに「発表一つで世界中が盛り上がるRPG」の仲間入りを果たした状態。
考察(あくまで妄想)
ここからは、あえて超論理的・超俯瞰的な視点で、ほぼ妄想的なシナリオを挟んでみます。
もはや常識に囚われないなら、ゼノブレイドはどのように展開しうるのか?
- “オールスター合流説”
1~3の世界観やクロスの惑星ミラが次世代機で融合。
宇宙規模の惑星間移動を可能にし、各世界のキャラが集まって大規模ミッションに挑む。
オンラインで他プレイヤーのキャラや育成状況が投影され、まるでアクションMMOのような体験を提供。
…これはプレイヤー数が増えれば増えるほど鯖落ちの心配がありますが、もしSwitch 2がクラウド技術や新エンジンをうまく活かせるなら、夢ではないかもしれません。 - “シリーズ統合による一新”
ゼノブレイド4という名称をあえて使わず、タイトルを「Xenoblade Infinity」などに変更し、過去作に登場したキャラたちが時空の裂け目で合流する完全新作へ移行。
そこでクロスも同時に収束させる一大ストーリーを構築。
…SF+ファンタジー+機神+ロボ+神話を全部ひとつにまとめるのはなかなか厳しそう。
だが、シリーズらしい壮大さは増すでしょう。
人々が「あれ…もうよく分からないけどすごい楽しそう」となる奇妙な興奮状態に陥る可能性も。 - “実写との融合”
これはさらに飛躍した妄想で、Nintendoが映画・ドラマなど映像分野での展開を強化し、ゼノブレイドも何らかの映像作品とリンクさせる形で新作を発表。
ゲーム内でプレイヤーが物語を進めると映像側にも影響を与える…
みたいな双方向メディアを構想。
…いくら何でも難易度高いですが、Nintendoがユニバーサルスタジオにマリオのアトラクションを作る時代ですから、数十年後にゼノブレイドのテーマパークができないとも言い切れない。
超俯瞰的に見ると、企業としてのIP展開は無限に広がる。
…もちろん、これらはあくまで妄想の飛躍的展開にすぎません。
が、ゼノブレイドシリーズはもともと
- 人間と機械
- ロボットと生物
- 世界の再生や融合
など壮大すぎるテーマを扱っているので、想像をどう膨らませても大抵そこに説得力が生まれてしまうところが恐ろしい。
「え、それくらいやりそう」
と思わせるのがゼノの魅力かもしれません。
現時点で言えることまとめ
- クロスDEが2025年3月20日に確実に出る
これは確定情報であり、Switch(あるいはSwitch 2)のリマスター作品として広大な惑星ミラが蘇る。 - Switch 2の登場はおそらく2025年前後
複数のリーカーや業界関係者の予測が一致しており、次世代機の性能が大きく向上することが期待される。 - ゼノブレイド新作(仮称“4”)は2026~2027年ごろが有力
開発スパンやクロスDEの発売時期との兼ね合い、リーク情報などを総合すると自然に落ち着く時期。 - タイトルが“4”とは限らず、新シリーズかクロス2かもしれない
ただし、3で三部作が完結と公式が言っているものの、
「ゼノブレイドをやめるわけではない」
「新しいスタイルにしたい」
という開発者コメントから、どんな形で来るかは読みづらい。
いろんな伏線を整理すると、クロスの続き+新しい要素が組み合わさる可能性が高い。 - ファンコミュニティの熱量は高く、待機期間を埋めるにはクロスDEがちょうど良い
もしクロスDEに追加ストーリーがあるなら、それが新作の大きな伏線になるかもしれない。
むしろ、そこに多めの仕込みが期待される。
これからの楽しみ方
- (1)クロスDEに備えて、まずは過去作を遊ぶ
1(DE)・2・3がすでにSwitchで完備されているため、未プレイなら手を出してみる価値大。
DLCの「新たなる未来」「黄金の国イーラ」なども加えると、一気に数百時間は遊べるボリューム。
全部終わる頃にはきっと、クロスDE発売の話題が近づいているかもしれません。
さらに、クロスDEを体験すれば、シリーズへの理解は最高潮に。 - (2)ファンコミュニティの考察合戦に参加する
海外フォーラム(Reddit)や日本のSNS・ブログで日々リーク検証や世界観考察が行われています。
「あのシーンはこういう伏線だったのでは」とか、「Switch 2が○○性能ならMMO的にできるのでは」といった想像を共有するのが楽しい。
ちょっとシュールな発想でも、ゼノ世界なら大抵は受け容れられる懐の広さがあるのも魅力の一つ。 - (3)公式発表を見逃さない
任天堂のダイレクトやモノリスソフト公式サイトを定期チェック。
意外と「サラッ」と新情報を出してくることがあるので、見逃すと「知らぬ間に大ニュースが…」なんてことも。
もしSwitch 2が発表されたら、その周辺情報も忘れずにチェック。
そして一度ティザームービーなりスクリーンショットなりが出たら、大騒ぎになるのは確実。
その瞬間を楽しむのが醍醐味とも言えます。
シリーズが積み上げる“未来”さらに深い展望
ゼノブレイドは、Wii版初代から「神の骸」という奇妙な発想をベースにスタートし、クロスで惑星探査へ踏み出し、2でブレイドのコアクリスタルシステムなどを追加し、3で世界融合を果たすという歴史を刻んできました。
「神を殺す」とか「世界が一つになる」とか、普通のRPGでは最終盤の一大イベントになりそうなネタを次々使い倒しているため、シリーズとしては常に危ういバランスをやりくりしているように見えます。
しかし、やはり背後にあるのは高橋哲哉氏の“ゼノ”的思想。
ファンの間では
「高橋監督は大風呂敷を広げ、かつそれをある程度まとめる力がある」
という評価が定着しています。
だからこそ、これまで無茶振りしてきた要素をさらに一段上に昇華する新作が、Switch 2の性能アップを追い風に生まれてくるのはほぼ確実と考えてよいでしょう。
開発者本人たちが
「ゼノブレイドは終わらない」
と断言している以上、ファンは何年でも待つ覚悟です。
その意味で、
クロスDE→次世代機→新作
という流れは、まさに完璧な布石。
- クロスDEでシリーズ未体験の人を拾い上げ&既存ファンに再燃してもらう
- Switch 2が出てから満を持して新作情報を出して、本格的な次世代ゼノブレイドを爆誕させる
- ここでまた「神を超えた存在」とか「惑星間航行」とか、従来作をしのぐスケールの冒険を提示してファンをアッと驚かせる
…という流れを想像するだけで、ジュースを片手にニヤニヤが止まらなくなります。
公式はまだ一切公言していないけれど、シリーズファンの大半が
「まあそうなるよね」
と感じているのではないでしょうか。
この記事の総仕上げ
結論をもう一度まとめましょう。
いま確定している情報と、そこから導かれる未来はこんな具合です。
- ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション(クロスDE)が2025年3月20日に発売
→ Wii U版クロスを完全強化したリマスター。追加ストーリーや新型ドールなどにも期待。販売上の役割は、シリーズ新作へ誘導するブースターだろう。 - リークや商標情報を総合すると、シリーズ新作はほぼ確実に進行中
→ Switch 2を見据えた大規模プロジェクトかもしれない。タイトルが「ゼノブレイド4」なのか「クロス2」なのか、それ以外なのかは不明。が、数々の伏線を回収するチャンスとも。 - 発売時期は2026~2027年説が濃厚
→ クロスDEから1~2年後が妥当なライン。Switch 2が2025年前後に出る見込みであることも考慮し、新ハード普及期のメインRPGとしてリリースされるシナリオが自然に思える。 - シリーズ特有の“攻め”がさらに強まる見込み
→ オンライン要素や完全オープンワールド強化など、従来作以上に壮大なアプローチが期待される。ファンコミュニティの熱量を加味すれば、映像公開の瞬間から大騒ぎは必至だろう。 - 過去作(無印・2・3・クロスDE)を繋ぐ大きな物語が形成される可能性
→ クロスが残した伏線を絡め、シリーズ“集大成”をさらに越えた“超集大成”へ化けるかもしれない。あるいは完全新章もあり得るが、その場合でも過去設定を残り火のように散りばめるのがゼノ流。
以上により、
「ゼノブレイドなんだかややこしそう…」
と思っていた方も、いま遊べるSwitch用リメイクやナンバリング作をやっておけば、ちょうど未来の大きな流れに乗れると思われます。
クロスDEは未完の伏線が気になる人にとって待望の決定版であり、そこを入り口にすれば次の新作が一段と楽しみになること請け合いです。
いずれ近い将来、任天堂のプレゼンテーションで
「あの大作RPGの新章が動き出す…」
なんて文字がドドンと映し出され、ファンが悲鳴に近い歓喜を上げるのを想像すると、もうwktk(ワクテカ)が止まりません。
実際にいざタイトルが公開されたら、フォーラムやSNSで
「クロスDEの追加エピソードにあった伏線はやっぱりあれだったのか!」
とか
「Switch 2の描画パワーすげえ!」
とか、嵐のようにコメントが飛び交うでしょう。
世界がざわつき、日本中のゼノファンが狂喜乱舞するあの光景がすでに見える…
いや、すでに“見えてしまった”という表現が正しいのかもしれません。
最終的に、今この記事を読んでいる段階では新作の公式発表はゼロ。
しかし、断片的な情報をつないでいくと、
ほぼ確実に「ゼノブレイド4(仮)」が存在するのは間違いないだろう
というのが本音です。
あとは公のアナウンスを待つのみ。
それまではファン同士の談義に花を咲かせ、過去作の再プレイやDLCの復習をするのがオツというもの。
クロスDEでどれほど惑星ミラが洗練されるのかを感じ取れば、その先に控える次世代“ゼノ”への妄想も加速します。
何かと“神”や“世界の終焉”“融合”をテーマに突き進むゼノブレイドシリーズですから、次回作ともなれば
「今度は宇宙の果てから地球を発見し、古代文明の真相に迫る」
「AIが支配する未来世界とファンタジー世界が重なり合う」
なんて超展開も、まったく違和感ありません。
高橋監督がやりたい放題ぶちまけてくれることを願いつつ、そう遠くない未来に新情報が出るのを期待しましょう。
最後に、あらためて断言しておきます。
- クロスDEが発売される以上、ゼノブレイドシリーズは終わらない。
- Switch 2と呼ばれる次世代機の存在、そして2026~2027年というタイミングが、すべての点を繋げる鍵になる。
- リーク情報や商標更新は“次のゼノ”が水面下で開発中である可能性を示唆している。
「ゼノブレイド4(仮)だったらいいな~、クロス2とか新作もいいな~」
と胸をときめかせている時期ほど、ファンとしては幸せなのかもしれません。
夢の設計図を自分たちで勝手に描き、それを高橋監督にぶつけては
「おお、そこまで想像してないけどおもしろいね」
などと返される、まさにゼノ好きの青春。
もし公式発表があった日には、再びネットが爆発的に盛り上がるのは必至。
大人になってもこの“わくわく”を味わえるのだから、ゲームファンってやめられないですよね。
というわけで、この記事が少しでも「ゼノブレイド4(仮)」や「クロスDE」「Switch 2」といった話題の全貌を把握する手助けになれば幸いです。
いまはまだ闇の中に封印された情報が多いですが、それこそゼノブレイドシリーズは闇だの神だの次元のヒビだのをいつも相手にしているわけで、そろそろガツンと突き破って見せてくれるでしょう。
歴史が証明しています。
いつだってこのシリーズは、想像を超えたスケールでプレイヤーを驚かせてきたのですから。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
次なるゼノの冒険は、案外すぐそばまで来ているかもしれません。
任天堂やモノリスソフトからの公式発表がどのように届くのか、ぜひ一緒に胸を弾ませながら待ってみましょう。
もしかしたら、あなたが想像しているよりももっとすごい形で世界を揺るがすRPG体験がやって来るかもしれませんよ。
これまでのシリーズだけでも壮大でしたが、“超次元”という言葉がまったく誇張でない新世界を見せてくれるなら、それはすなわち、新時代の扉が開く合図にほかなりません。
どうぞ、次の一報に期待していてください。
セブンスセンスを磨きつつ、心の準備をしておくのも大事かもですよ?