こんにちは!
今日は私が個人的に大好きなゲームシリーズ、デビルメイクライについて徹底解説したいと思います。
朝5時に起きて息子のお弁当を詰めながら考えた記事なので、ちょっとテンション高めかもしれません。
夫は「また徹夜でゲームしてたの?」と言いますが、これは立派な"仕事"なんですよ!(笑)
ちなみに、この記事は絶対にネタバレありありです。
ストーリーの結末まで全部バラしちゃいますので、「まだプレイしてないけど楽しみにしてる!」という方は今すぐブラウザバックをおすすめします。
それでも「いやいや、先に全部知りたいのよ!」という勇者は、どうぞ続きをお読みください。
電車通勤の時間など使って書き上げた渾身の記事ですから!
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人間界と魔界の狭間でデビルメイクライの世界観
デビルメイクライの世界では、私たちの住む「人間界」と、悪魔たちが支配する「魔界」という二つの次元が存在します。
悪魔たちにとって人間界は美味しそうなピザのような侵略対象。
でも約2000年前、「魔剣士スパーダ」という伝説的な悪魔が人間に感化されて、なんと自分の種族である悪魔側を裏切り、魔界の皇帝ムンドゥスに反逆したんです。
スパーダは魔界への扉を封印し、人間界を守った英雄として崇められています。
…が、その封印、永遠じゃないんですよね。
徐々に弱くなったり、悪い悪魔さんたちが細工したりして危機が訪れる。
そんな時に立ち上がるのが、スパーダの血を引く「半人半魔」の悪魔狩人たち。
主にダンテ、バージル、そして後には若きネロが活躍します。
この記事では、ゲームシリーズの正史となる物語を時系列順に解説していきます。
息子が「ママ、それハチャメチャだよ!」と言うほど熱くなるかもしれませんが、お付き合いくださいね!
伝説の始まり魔剣士スパーダと悲劇の家族
物語のスタートは約2000年前。
魔界の皇帝ムンドゥスが人間界に攻め込もうとした時、最強クラスの悪魔「魔剣士スパーダ」が突如として人間側に寝返りました。
スパーダはムンドゥスを封印し、人間界を守った英雄に。
その後、スパーダは人間の女性「エヴァ」と愛し合い、家庭を築きます。
二人の間には双子の男の子が誕生。
兄がバージル、弟がダンテです。
ところがムンドゥスは「リベンジしてやる!」と虎視眈々と狙っていたようで、機を見て反撃。
エヴァは殺され、幼い双子は離れ離れになってしまいます。
この悲劇がシリーズ全体の物語の発端となるんです。
義母の料理を食べながら何度も涙したこの設定、家族愛と復讐の物語って普遍的に胸に刺さりますよね…。
若きダンテの覚醒と兄弟の確執デビルメイクライ3
時系列で最初に来るのは『デビルメイクライ3』。
2005年発売ですが、物語上はダンテが19歳頃の出来事です。
ダンテがまだ事務所の名前も決まっていない頃、謎の道化師ジェスター(正体は後述するアーカム)が現れ、街の中心に巨大な塔「テメンニグル」が突如出現します。
この塔を復活させたのが、ダンテの双子の兄バージル。
彼は父スパーダの力を手に入れたいという野望を持っていました。
そしてバージルに協力するアーカムもまた、裏で自分がその力を奪おうと企んでいるという、あざとい三角関係。
さらに登場するのが「レディ」という少女。
彼女はアーカムの娘で、母親を魔術の生贄にされた過去から父を憎み、悪魔狩りをしています。
ダンテはバージルと対決しますが初戦では敗北。
しかしその屈辱が彼の中の悪魔の力「デビルトリガー」を覚醒させます。
最終的にはアーカムの企みを兄弟で阻止しますが、バージルは魔界へと落ちてしまう道を選びます。
ダンテは兄を救えなかった悲しみを胸に、自分の店に「Devil May Cry(悪魔も泣くかもしれない)」と名付けるのです。
この作品、会社の同僚と「兄弟喧嘩あるあるだよね~」と話したら「いや、普通は刀で刺し違えないから」と言われました(笑)。
ムンドゥスの復活と謎の美女トリッシュデビルメイクライ1
シリーズ第1作目(2001年発売)ですが、時系列では『3』の後の話。
ダンテは既に「Devil May Cry」の看板を掲げて悪魔狩りの仕事をしています。
ある夜、ダンテの前に金髪美女トリッシュが現れ、「魔界皇帝ムンドゥスが復活しかけているからマレット島へ来て」と誘います。
彼女はダンテの亡き母エヴァにそっくり。
怪しすぎる展開ですが、ダンテは「まあいいか」と島へ向かいます。
島では強力な悪魔たちを次々と倒しながら、黒騎士「ネロ・アンジェロ」との激闘も繰り広げられます。
しかし驚くべきことに、この黒騎士の正体はムンドゥスに洗脳された兄バージルでした!『3』のラストで魔界に落ちたバージルは、ムンドゥスに敗れて記憶を奪われ、操り人形にされていたのです。
さらに衝撃の事実として、トリッシュはムンドゥスがエヴァの姿を模して作り出した悪魔で、ダンテを罠に誘い込む役目だったことが判明。
でもトリッシュはダンテと行動するうちに人間らしい感情を持つようになり、最終的には味方に回ります。
ダンテはムンドゥスと対決し、父スパーダの力を解き放って勝利。
島の崩壊から脱出し、トリッシュも仲間に加わります。
この展開、東京の満員電車の中でゲームやりながら泣きそうになったのを思い出します。
化粧崩れるわ、隣のサラリーマンに変な目で見られるわで大変でした…。
ダンテの日常とコメディ要素アニメ版『Devil May Cry』
2007年に全12話のTVアニメが放送されました。
時系列では『1』と『4』の間に位置する日常エピソード集です。
少女「パティ・ローエル」という新キャラが登場し、ダンテが彼女を保護しながら依頼をこなす日々が描かれます。
レディやトリッシュも登場し、いつも借金に追われるダンテの苦労話など、コメディ寄りの展開が多いです。
最終的には小悪魔シドが暗躍して伝説の魔王アビゲイルを復活させようとする話になり、ダンテがこれを倒すという流れ。
大きなシリーズ展開に関わる重要な伏線は少ないものの、「ダンテの日常生活」を知る貴重なスピンオフです。
夫が「これ見てるなら皿洗いくらいしろよ」と言ってきた時、「悪魔狩りの研究中なの!」と言い訳しましたが通じませんでした。
残念。
魔界へ旅立つダンテの異色作デビルメイクライ2
2003年発売の『2』は時系列では『1』の後、『4』の前。
ファンの間では
「無口ダンテ」
「クールすぎるダンテ」
と評価が分かれる作品です。
舞台はヴィー・デ・マリという孤島都市。
ダンテは老女マティエに雇われ、少女ルシアと出会います。
企業の社長アリウスが邪神アルゴサクスを復活させようと企んでおり、人造悪魔のルシアとダンテがこれを阻止しようとします。
物語の終盤ではダンテが「人間界を守るには魔界から封印を閉じる必要がある」と言って単身魔界に入ってしまいます。
最後はルシアが廃墟でダンテを待ちながら、近づくバイク音に顔を上げるというオープンエンド。
公式小説『Before the Nightmare』によれば、ダンテは魔界に閉じ込められた後、約10年かけて「時空の裂け目」から何とか帰還したとのこと。
息子が「ママ、お買い物行ってくる!」って出て行って10年後に帰ってきたら心臓止まりますよね(汗)。
新世代ネロの登場と隠された血筋デビルメイクライ4
2008年発売の『4』は、時系列上『2』の後。
ダンテは30代後半になっており、新たな主人公「ネロ」が登場します。
ネロは右腕に悪魔の力「デビルブリンガー」を宿す青年で、フォルトゥナ市の宗教結社「魔剣教団」に所属。
この街ではスパーダを神として崇めており、ネロは幼馴染のキリエを守りながら騎士として悪魔退治をしていました。
そんな中、ダンテが突然教団の儀式に乱入し、教団長サンクトゥスを射殺するという事件が発生。
ネロはダンテに怒りを覚えますが、実は教団の真の狙いは「救世主」と呼ばれる巨大魔像を使って世界を支配することでした。
ここで重要なアイテムとなるのがバージルの刀「ヤマト」。
折れた状態で教団が保管していたヤマトは、ネロの手によって修復されます。
そう、ネロはバージルの息子であり、ダンテの甥だったのです(当時は誰も気づいていませんでしたが)。
最終的にはネロがサンクトゥスを打ち破り、ダンテは「大切な刀だが、お前に預けるよ」とヤマトをネロに託して去っていきます。
息子のドッジボール大会を見ながらDSで『4』をプレイしていたら、「あ、ママ集中してないでしょ!」と怒られた思い出があります。
すみません、ネロの活躍に夢中でした…。
バージル復活と家族の絆デビルメイクライ5
2019年発売の『5』は、シリーズ最新作であり、長年の因縁に大きな区切りをつける作品です。
フォルトゥナ事件から数年後、ダンテは40代半ば、ネロも立派に成長し自分の悪魔狩り事務所を運営しています。
突如レッドグレイブ市に巨大な魔界樹「クリフォト」が出現し、人間の血液を吸い上げる事態が発生。
魔王ユリゼンと呼ばれる存在が頂上に鎮座し、ダンテたちが討伐に向かいますが返り討ちに。
謎の青年「V」だけが生き残り、ネロに助けを求めてきます。
実はVの正体はバージルが自分を「人間の部分(V)」と「悪魔の部分(ユリゼン)」に分割した結果生まれた存在でした。
ダンテは真魔人(シン・デビルトリガー)を解放してユリゼンと戦いますが、Vがユリゼンと融合し、完全体バージルが復活。
このバージルこそが、ネロから右腕を奪った張本人だったのです。
ダンテから「あいつはお前の父親だ」と明かされたネロは驚愕しつつも、「家族同士で殺し合うなんて馬鹿げてる」と猛抗議。
そして真のデビルトリガーを覚醒させ、失った右腕も再生して父バージルとの決着をつけます。
最終的にバージルとダンテは魔界側に残ってクリフォトを根絶やしにすることを選び、ネロは人間界を守る役目を任されます。
エンディングでは魔界で兄弟が悪魔を成敗する様子が描かれ、長年続いた兄弟の確執にも和解の光が差す形で終わります。
この展開、義両親と一緒に夕食を食べながら夫に熱く語ったら「お箸が止まってるよ」と冷静に指摘されました。
でも義父も実は熱いゲームファンで、「バージルとダンテの和解は感動的だったな」と言ってくれて救われました!
パラレルワールドのリブート版DmC Devil May Cry
2013年に発売された『DmC』は、オリジナルシリーズとは別の平行世界を描いたリブート作品です。
黒髪でモダンな雰囲気のダンテが主人公で、天使と悪魔のハーフ「ネフィリム」という新解釈が施されています。
ムンドゥスが現代社会を裏で支配している設定など、オリジナルとは大きく世界観が異なります。
「本家ダンテと違いすぎる」と賛否が分かれましたが、独自のアクションとしては評価も高い異色作です。
この作品は息子に「ママ、このダンテさん髪の毛黒いけど風邪ひいたの?」と聞かれて爆笑しました。
いやいや、それは別世界線のお話なのよ…。
未回収の謎と今後の展開への期待
シリーズには、まだ明かされていない謎がいくつか残っています。
- スパーダの消息:伝説の魔剣士スパーダがどのような最期を迎えたのかは明確に描かれていません。死んだのか封印されているのか、「スパーダ本人の過去編」を期待する声は多いです。
- ネロの母親:バージルの相手としてフォルトゥナの女性が母親と思われますが、具体的な素性は明かされていません。
- ムンドゥスの再登場:『1』で封印されたムンドゥスは「また戻ってくる」と宣言しましたが、その後登場していません。
- ダンテ&バージルの帰還:『5』で魔界に残った兄弟が、いつか人間界に戻ってくるのかも気になるところ。
- レディとトリッシュの今後:人間のレディと悪魔のトリッシュは、今後どのような役割を担うのでしょうか。
朝の通勤電車の中で「ムンドゥスはいつ復活するんだろう…」と考え込んでいたら、隣の席のビジネスマンが不安そうな顔でスマホを握りしめていたのは笑える思い出です。
血の宿命と救済の物語総まとめ
デビルメイクライシリーズは、一見すると派手なアクションゲームですが、核心には「家族の宿命」と「人間性と悪魔の力の葛藤」というテーマが流れています。
バージルは父の力を求めるあまり魔界に堕ち、ムンドゥスの手先にもなりましたが、最終的にはネロという息子が登場。
ダンテは母の死の悲しみを抱えながらも人間界を守る道を選び、悪魔の血を受け入れつつ人間らしさも失わないよう戦い続けます。
ネロは両者の血を引き継ぎ、新世代として家族の確執を乗り越えようとする。
「悪魔の力は魅力的だが同時に危険」
「家族だからこそ深い憎しみも愛情も生まれる」
というテーマが、派手なバトルと共に描かれているのがこのシリーズの醍醐味です。
さいごに
デビルメイクライシリーズは、2001年の初代から20年以上経った今も根強い人気を誇ります。
2025年3月現在、ダンテとバージルが魔界に残ったままストーリーは一区切りを迎えていますが、今後の展開に期待する声は絶えません。
もし新作が登場するなら、ムンドゥスの再登場か、スパーダの過去編か、はたまたネロが完全主人公として新たな脅威に立ち向かう姿か…妄想は尽きません。
夫が「またゲームの話?家事は?」と言ってきても、「これは立派な仕事よ!」と胸を張って言える、そんな記事になったでしょうか(笑)。
この記事を読んでシリーズに興味を持った方は、ぜひ実際にプレイしてみてください。
ネタバレを知っていても「スタイリッシュな戦闘」と「魅力的なキャラクター」には心を奪われること間違いなし!気づけば夜中にピザをかじりながら「ダンテかっこいい…」と呟いているかもしれませんよ。
そんなこんなで、今日も小学2年生の息子をお持ちの、悪魔狩りに詳しい(自称)主婦からのレポートでした。
Devil May Cry——悪魔も泣くし、プレイヤーも泣くし、家族も「また徹夜してる…」と泣くかもしれない、でも絶対にハマる世界です!
あなたもぜひ、スタイリッシュな悪魔狩りの旅に出てみませんか?