真・女神転生シリーズは、善悪や神仏悪魔の垣根を大胆に横断しながら、重厚でダークな世界観を描き続けてきたRPGとして多くのファンから根強い支持を集めています。
そんなシリーズの新作として噂されるのが『真・女神転生6』。
2025年現在、公式からは何ひとつ具体的なアナウンスがないにもかかわらず、各種リーク情報やファンコミュニティの期待は高まるばかりです。
本記事では、これまでのシリーズの歩みや現時点で語られている情報を余さず取り上げつつ、
「真6が本当に存在するならどんな作品になるのか?」
を幅広い観点から深く考察していきます。
古参の方にも新規の方にも、少しシュールでユーモアを交えながら、真・女神転生の奥深い世界をご案内します。
スポンサーリンク
真・女神転生シリーズの基盤と歩み
「女神転生」という言葉のルーツは、元を辿ると1980年代に西谷史氏が執筆した小説『デジタル・デビル・ストーリー』に行き着きます。
ここからアトラスが手掛ける形でゲーム版「女神転生」が派生し、その流れをさらに発展させたのが「真・女神転生」。
初代が1992年にスーパーファミコン向けとして発売された頃は、まだRPGといえばドラクエやFFなどの“王道ファンタジー”が全盛期でした。
その中で、現代の東京を舞台に神や悪魔をめぐる終末的なストーリーを描き、しかもプレイヤーが敵として出会う悪魔を「交渉」で仲間にできるシステムを採用した衝撃はかなり大きかったのです。
さらに特徴的だったのは、単に「悪魔」といってもキリスト教や仏教、ヒンドゥーやケルトなど、地球上の様々な神話・宗教・伝承から膨大なモンスターが収録されていた点。
「え、天使と悪魔と仏様が一緒に出るの?」
と驚く方も多かったはずです。
しかもゲームとしては、プレイヤーの行動や選択によってエンディングが異なり、
“善”や“悪”という二元論が固定されたものではない
というのも刺激的でした。
終末思想や東京崩壊のビジョンといった尖ったテーマを正面から扱いつつ、選択によって世界の結末が大きく変わるゲームデザインこそが、真・女神転生シリーズの大きな魅力と言えます。
やがて94年には『真・女神転生II』や外伝的作品『if...』がスーパーファミコン向けにリリースされ、一気にファン層を拡大。
2003年にはPS2向けに『真・女神転生III NOCTURNE』が登場し、高い3D表現や“プレスターンバトル”という独特の戦闘システムが大いに話題となりました。
美しくも退廃的な「Vortex World」の世界観や、金子一馬氏の妖艶な悪魔デザインは、シリーズの代名詞として現在でも語り草になっています。
一方で、開発には相応の時間がかかるため、ナンバリングタイトル同士の発売間隔が長いこともファンにとってはお馴染みとなりました。
シリーズ人気を再燃させた最新潮流真・女神転生VとV Vengeance
Switch独占から始まった『V』
PS2のIII NOCTURNE以降、携帯機で展開された『真・女神転生IV』(3DS、2013年)や『IV FINAL』(3DS、2016年)を経て、ついに据え置き機レベルの最新作として発表されたのが『真・女神転生V』です。
ハードはNintendo Switchに絞り、2021年11月に満を持して発売。
3D表現のクオリティや広大なフィールドを生かし、主人公が廃墟の東京「ダアト」を冒険するという構成が高く評価されました。
一方で、ストーリーやキャラクター描写がやや淡白に感じられるという声もあり、シリーズの魅力であるダークでディープな要素がどこまで十分に発揮されたかについては賛否があったのも事実です。
とはいえ、『真・女神転生V』は
シリーズ最速ペースで100万本を突破。
海外のRPGファンにも「Shin Megami Tensei」として定着しつつあるブランド力を改めて示す機会となり、特に海外ユーザーからは
「ペルソナとの関連でシリーズに興味を持った」
という層の取り込みにも成功しました。
Nintendo Switch独占であるにもかかわらず世界的ヒットを遂げたのですから、
「メガテン本編はまだまだいける!」
という手応えがアトラスにもあったことでしょう。
『真・女神転生V Vengeance』とマルチプラットフォーム化
そうした勢いをさらに拡大したのが、2024年に発売された拡張版『真・女神転生V Vengeance』(以下、V Vengeance)です。
新たに用意された「復讐の女神篇」は、オリジナルの『V』で補いきれなかったシナリオの断片を深堀りし、主人公ナホビノ周辺のキャラクターについても追加のエピソードが展開されます。
悪魔やスキルの追加だけでなく、バトルバランスの微調整なども行われ、ファンからは
「最初からこれならもっと完璧だったのに!」
という声もありましたが、それでも新要素を求めて再び大勢のプレイヤーが参戦。
結果として
「V Vengeance」単体でも発売数日で世界50万本を超える
など、シリーズとしては珍しいほどの盛り上がりを見せました。
また、V VengeanceではNintendo SwitchだけでなくPS5/PS4、Xbox、PCとマルチプラットフォーム展開を実施したことも大きな話題の一つです。
これによって
「Switchは持ってないけどPS機で遊びたい」
といったプレイヤーにも門戸が開かれ、メガテン本編を遊ぶ入り口が格段に増えました。
過去にはメガテン本編が任天堂ハード寄りになりがちだったことからすると、非常に大きな方針転換と言えます。
いよいよメガテンが「世界へ売る大作RPG」として本腰を入れ始めた印象を受けるわけです。
公式情報なき今、噂とリークの嵐真・女神転生6はいつ出る?
公式な発表はゼロ
現状、アトラスやセガが『真・女神転生6』というタイトルを明言した事実はありません。
2025年2月現在、次回作に関するティーザー映像や発表イベントといった公式アクションは一切なく、情報の欠片すら表に出ていない状態です。
にもかかわらず、ファンコミュニティや大手メディアの間では真6への期待感がヒートアップしており、ネット検索でも「真・女神転生6 発売日」や「メガテン6 最新作」といったキーワードが一定の検索ボリュームを維持しているという現象も起きています。
リークや噂の代表例
ゲーム界隈には度々“有名リーカー”と呼ばれる人物が出現し、アトラス関連ではペルソナシリーズの開発情報を事前に的中させた「Midori(ミドリ)」氏などが挙げられます。
彼や「Mr. Ohya」といった過去実績あるリーカーが
「メガテン新作に着手している」
という趣旨の示唆をしていたため、ファンの期待は膨れ上がるばかり。
ただし、それが真6を指すのか、スピンオフか、あるいは過去作のリメイクかは不透明です。
さらに一部では
「2025年にNintendo Switch後継機と同時発表される」
「真6はハード性能を活かしたオープンワールドRPGになる」
など、真偽不明の噂が駆け巡っています。
こうした情報は少し電車に揺られている間にも爆発的に拡散されていたりするので、冷静に裏取りをしながら楽しむ必要があるでしょう。
アトラス公式が何も言っていないのに、ファン同士がひとりでに盛り上がっている
という状況が、今まさにオンラインで続いているわけです。
シリーズの長い“リリース間隔”が生む期待と焦燥
ナンバリング間のブランク
真・女神転生シリーズといえば、
ナンバリングの間隔が長すぎる
というのが昔からの定番ネタになっています。
具体例として挙げるならば:
- 初代(1992) → II(1994) は比較的短め(2年ほど)
- II(1994) → III NOCTURNE(2003) は約9年
- III NOCTURNE(2003) → IV(2013) は約10年
- IV(2013) → V(2021) は約8年
ファンが待ちきれずモヤモヤしている間に、アトラスは別シリーズ(ペルソナやキャサリン、あるいは世界樹の迷宮など)を次々と展開しています。
もちろん、スタジオの開発ラインが複数あり、限られたリソースをIPごとに分割している都合もあるのでしょうが、メガテン好きとしては
「また10年待たされるの?」
とヒヤヒヤするのも無理はありません。
ただ、近年は開発技術の共有やUnreal Engineを活用した効率化が進んでおり、
『真・女神転生V』→『V Vengeance』
の展開も3年程度で行われました。
これを踏まえると
「今度はさすがにそんなに待たせないんじゃないか?」
と期待する声がある一方、ペルソナシリーズのメインナンバリング(『ペルソナ6』)もまだ正式発表されておらず、アトラスの大作ラインがどの順番でリリースされるかは予断を許しません。
ファンが抱く6つの希望真・女神転生6で求められる要素は?
- ストーリーの充実と人間ドラマの深化
メガテンといえば「東京崩壊」「神仏悪魔入り乱れる究極バトル」という設定が見どころですが、同時に
“人間同士の価値観の衝突”
を深く描いてこそ真骨頂、という見方があります。
『真・女神転生V』は神と悪魔の大きな対立構造がメインで、
人間サイドの動機やキャラ描写に厚みが足りない
と感じた人も少なくありません。
対照的に『III NOCTURNE』では人間の“コトワリ”という哲学的概念をめぐる対立が強く打ち出されていたため、ああいった濃いドラマを求める声も多いのです。
次回作で「ロウ」「カオス」「ニュートラル」以外のルートや、プレイヤーの微妙な選択によって世界がごっそり変わる仕掛けを期待するファンも存在します。 - プレスターンバトルのさらなる進化
弱点を突けば行動回数が増え、逆に突かれるとこちらが大ピンチに陥る――スリルと戦略性を両立したプレスターンバトルは、真・女神転生シリーズを象徴するシステムとしてすっかり定着しました。
ただファンの間では
「まだ進化の余地があるのでは?」
という声が根強く、たとえば特定の属性同士を組み合わせると追加効果が出る、仲魔同士の合体攻撃が使える、あるいは交渉の駆け引きが戦闘中にリアルタイムで発生する……
など、多彩なアイディアが上がっています。
オンライン要素も含めて、次世代ハードでどう実装されるかは大きな注目点でしょう。 - 悪魔合体・交渉システムの拡張
メガテンの醍醐味はやはり悪魔の仲間化と合体にあるという人も多いです。
『真・女神転生V』では交渉シーンが割とシンプルかつパターンが少なめという指摘があり、
「同じ悪魔ばかり交渉していると会話がマンネリ化しがち」
との意見もありました。
もし真6でさらに台詞や行動バリエーションが増えれば、それだけで交渉ゲームが大幅に面白くなるはず。
合体システムについても、
「例えば合体事故の確率を操作するとんでもアイテムがある」
「合体の時点で属性相性を自由にいじれる特別合体ルートがある」
など、プレイヤーをワクワクさせる追加要素が求められています。 - ダークで退廃的な世界観のさらなる追求
『真・女神転生III NOCTURNE』に象徴されるような、閉塞的かつ幻想的な空気感を望むコアファンは多いです。
『真・女神転生V』もダアトの荒野が非常に印象的でしたが、オープンなマップゆえに冒険感が増す一方で
「密室ダンジョンの狂気やホラー感が薄れた」
という声もありました。
シリーズ特有の鬱々とした人間模様や、建物の中に潜む禍々しい空気をもっと表現してほしいという声があり、
次回作がオープンワールド路線をさらに推し進めるのか、従来型のダンジョンを復活させるのかは重要な焦点になりそうです。 - マルチエンディングと選択システムの拡充
メガテンのナンバリングタイトルでは、「ロウ」「カオス」「ニュートラル」という三極の思想が根幹にあって、どれを選ぶかでエンディングやボスが変化する構造がほぼお約束でした。
ところが昨今はそれほど多彩なルート分岐が用意されないケースもあり、ファンからは
「もうちょっとキャラクターの対立軸を巧みに描いてほしい」
「各ルートで全然違う世界線を見せてほしい」
というリクエストが続出。
真6ではペルソナほど人間関係に重きを置かずとも、選択が生むドラマ性を最大限に楽しめる仕掛けを作ってくれるのではないかと期待されています。 - DLCや拡張版の出し方を再検討してほしい
これはややビジネス的な観点ですが、『真・女神転生V』→『V Vengeance』という流れに対して
「最初から完全版で出してほしかった」
「DLCで追加ストーリーを提供してほしかった」
という声も少なくありません。
アトラスはペルソナシリーズでも完全版商法を行ってきた歴史があるため、今後もし真6が出たときに
「また数年後に拡張版が出て、買い直しなのか?」
と身構える層がいるのです。
とはいえ、大型アップデートを後から配信するのは大変な労力がかかるでしょうし、現代のゲーム業界全体がアプデやDLCを前提としている時代において、どういう形で展開するかは気になるポイントです。
真・女神転生6の舞台裏予想Switch 2の噂と任天堂ハード
次世代Switch(仮称)との連動はあるのか
実はファンコミュニティで盛り上がる噂のひとつに、
「任天堂の次世代Switchが2025年前後に出るのでは?そこに真・女神転生6が合わせてくるのでは?」
という話があります。
これは、Switchが発売される頃と同時期に『真・女神転生V』が動き始めた経緯があるからこそ、次回も同じような流れになるのではないか、という推測です。
もしSwitch 2が大幅に性能を上げるなら、真6のリアルかつ壮大な表現がさらに高水準で実現できるかもしれません。
マルチ化の流れは加速するのか
とはいえ、前述の通りV VengeanceではPS5/PS4、Xbox、PCへの展開が行われ、大きな成功を収めました。
すると真6も当初からマルチプラットフォームで発売される可能性が高く、任天堂ハードだけの話には留まらないでしょう。
Switch 2と同時発表だとしても、同じタイミングで他機種版もリリースする形にすれば、売上の最大化を狙えるのは明白。
また、海外ユーザーへの売り込みを強化したいセガとしても、SteamやXboxでのリリースを無視するとは考えにくいです。
アトラス社内の開発体制と大規模プロジェクト
ペルソナ6や新規IPとの兼ね合い
アトラスは現在、『ペルソナ6』を開発している状況です。
いつ出るか分からない『ペルソナ6』もあるわけで、ファンからすれば
「果たして真・女神転生6が優先されるのか?」
という疑問が湧くのは当然と言えます。
ペルソナが世界的に大ブレイクしている現状、そちらを最優先で作り込み、メガテンの新作はもう少し先になるシナリオも考えられます。
一方で、『真・女神転生V』およびV Vengeanceの好調ぶりから、
「メガテン本編もペルソナに負けず劣らず大きく展開できる」
とセガが判断している可能性も大いにあるため、真6の開発が意外に早めに動いているかもしれません。
どちらにせよ、アトラス社の大規模プロジェクトが「複数同時進行でリリースしていく」という道筋が見えている以上、いつ真6の情報が飛び出してもおかしくない状況ではあるわけです。
過去作のリメイク・リマスターと並行するか
この流れで言うと、メガテン初期作品のリメイクや、『真・女神転生IV & FINAL』あたりのHDリマスターを出してユーザーを繋ぐという戦略もあり得ます。
ペルソナシリーズでも『ペルソナ3 リロード』というフルリメイクを大胆に打ち出していることを思えば、メガテンシリーズでも似たような動きをする可能性は十分に考えられます。
特に『真・女神転生I・II』や『if...』はSFC世代の作品であり、グラフィックやUIが古いのでリメイク需要は少なくありません。
そうしたプロジェクトが並行して動きつつ、真6がトドメの大ネタとして控えている――というシナリオはありそうです。
考察・妄想・過去作再プレイファンコミュニティの盛り上がり
SNSや掲示板での熱狂
Twitterや5ch、あるいは海外のRedditなどをのぞくと、真6に関する噂や妄想を語るトピックが次々と立ち上がっています。
たとえば
「もし真6で主人公が悪魔じゃなく天使と融合する設定だったらどうなる?」
「Switch 2の性能で大規模オープンワールド化するなら、街や施設をもっと作り込めるのでは?」
といったネタが飛び交っているのです。
「いやメガテンはそんなわいわいしたオープンワールドじゃなく、じっとりしたダンジョンの濃密さが大事でしょう」
と真面目に議論する人もいれば、
「いやいや新しいアプローチを期待したい」
と盛り上がる人もいて、意見は千差万別。
ただ、こうしたコミュニティでの雑談や二次創作、過去作品の考察などが積み重なることで、実際に真6が発表された際の“熱量”はますます高まるでしょう。
大手ゲームショウや任天堂・PlayStation・Xboxなどの公式イベントがあるたびに
「さすがにそろそろ真6発表かな?」
とそわそわするのも、お馴染みの光景になりつつあります。
過去作で復習しながら待つ楽しさ
ここまでナンバリングタイトルのリリース間隔が長いとなると、ファンにとっては「待ってる間に過去作を遊び直す」時間もかなりあるわけです。
『真・女神転生III NOCTURNE HDリマスター』(Switch/PS4/PC)なら、現行機向けにプレイしやすくなっており、今からでも十分楽しめます。
あるいは、3DSを引っ張り出して『IV』『IV FINAL』『STRANGE JOURNEY』を一気にプレイしてみるのも一興でしょう。
実際、Xなどで
「久しぶりに真3やり直してる」
「IV FINALを再走してみたらやっぱり面白い」
という書き込みが散見されるのは、新作を待つファンが各々のスタイルで時間を潰している証拠かもしれません。
一方で、
「懐かしのSFC版をやりたくても手段がない」
という声もあるので、そういう人たちはリマスターや移植を熱望している状況です。
もしアトラスがHDリマスターやリメイクを計画しているなら、真6までの“繋ぎ”として一定の売上を期待できるでしょうし、ファンも盛り上がるのでwin-winではあるはず。
あるいは、セガが過去のタイトルをまとめた“何か”を企画している可能性もなくはない、と超俯瞰的な視点で妄想するファンもいます。
真・女神転生6の発売時期をどう読むか
最速ルート2025年~2026年
多くのファンは、
「少なくとも2025~2026年あたりには何らかの形で発表があるのでは?」
と予測しています。
これは『真・女神転生V』が2021年で、その拡張版V Vengeanceが2024年に出た流れを踏まえると、開発ノウハウがかなり固まっているため、思ったより早く次作へ突入できるかもしれない、という見立てです。
また、アトラス自身が“2025年に大きなプロジェクトを複数用意している”と示唆していることもあって、そこに真6が含まれていても不思議ではありません。
中間ルート2027年~2028年
一方で、アトラスの看板タイトルであるペルソナ6がまだ影も形も見えていない以上、そちらを先に出してから真6に取り掛かることも十分あり得ます。
そうなると、2027年~2028年あたりに発表&発売という形が自然かもしれません。
ペルソナ5(2016年)の後に続くナンバリング新作を先にリリースし、その成功をもってメガテン新作へ――という順番なら、会社としても無理なくリソースを回せるでしょう。
超遅延ルート2029年以降
さらに
「真・女神転生III NOCTURNEからIVまで10年かかった」
「IVからVまで8年かかった」
という事実を思い出すと、2029年や2030年ごろになってようやく真6が登場……
なんて可能性も完全には否定できません。
ただ、その間にシリーズ熱が下がってしまうリスクもあるため、セガとしては早めに出したい思惑があるはず。
よって、あまり長すぎるブランクは考えにくいというのが大方の見方でしょう。
超俯瞰思考での推測真・女神転生6の展望
ここからは、超論理的かつ超俯瞰的アプローチでもう少し大胆に予想を広げてみます。
あえて無機質で全体俯瞰的な算段をしてみると、次のような仮説が成り立つかもしれません。
- アトラスの収支・ライン管理的に、ペルソナ6と真6を同時期に出すのはさすがに厳しい。
となれば、ペルソナ6が先行し、半年~1年後に真6を発表する流れが有力。 - セガがNintendo Switch 2やPS5後継機等のハードメーカーと連携する可能性も考慮すれば、真6は“新ハードの目玉ソフト”として仕込まれることもあり得る。
- 過去作リマスターを先に出し、ファンが再熱したタイミングで満を持して真6をリリースすることで、最大のプロモーション効果を得る戦略が濃厚。
- 海外市場を重視するなら、英語圏や欧州のファンタジーRPGユーザーを取り込めるようなPR展開や、複数言語ローカライズを最初から万全に行うはずで、発売時期が全世界同日になる可能性が高い。
- 真6のゲーム内容は、ペルソナのような一般受け路線にあまり寄せすぎず、あくまでメガテンのダークでハードな路線を踏襲しつつ、さらに新機軸を打ち出すことで差別化を狙うのではないか。
こうしたシナリオを描くと、
「近いうちに真6は発表されるだろうし、ファンの求める重厚なテーマと戦略的バトルをさらに強化した作品になるだろう」
と結論付けられるかもしれません。
逆に、「メガテンの一般化」はシリーズファンにとっての魅力喪失になりかねないので、コアユーザーを失わない絶妙なバランスが求められるでしょう。
ファンがいま楽しめること、そして待つ理由真・女神転生6の未来
リーク情報との付き合い方
ゲームの発売前は、どうしても情報が乏しい中でリーカーの発言に一喜一憂しがちです。
実際、「Midori」氏や「Mr. Ohya」氏などが断片的にメガテン新作の存在を匂わせると、SNSでは一瞬で話題が広がります。
しかしそこには誤情報も混在するため、過度に信用してしまうと“期待→裏切られた”のパターンに陥りがち。
むしろ「そういう噂もあるのね」くらいの気軽な姿勢で楽しむのが賢明でしょう。
いずれ公式がバシッと発表すれば、リークの真偽もハッキリします。
過去作のプレイやコミュニティでの活動
先述の通り、真・女神転生シリーズはナンバリング以外にも派生作やリメイクが多彩なので、待っている間に遊ぶ選択肢が豊富です。
特に『真・女神転生III NOCTURNE HDリマスター』は今の環境で快適にプレイしやすく、過去作を知らない方にもおすすめ。
「IV」「IV FINAL」など3DS作品も中古市場で手に入りやすいため、ストーリーを通してメガテンの世界観を一通り体感できます。
そうやって世界観への理解を深めれば、真6が発表されたときに
「どのあたりが進化したのか」
「過去作との繋がりはどうなっているか」
など、一層楽しめるはずです。
また、ファンコミュニティには考察好きが多く、悪魔の元ネタ解説やルート分岐の比較など、読んでいるだけでも興味深い情報が次々と集まっています。
一緒に盛り上がるのも良いし、自分なりに考察や妄想を投稿するのも面白いでしょう。
そこには
「発表がないならないで、想像力がかき立てられて楽しい」
という、長期シリーズならではの楽しみ方があるのです。
発表時のインパクトに備える
もし真6が近々発表されたなら、当然ながら大きな話題になるでしょう。
仮にNintendo DirectやPlayStation Showcaseで正式にトレーラーがお披露目されたら、その日のうちにSNSや掲示板はお祭り騒ぎ。
ファン同士で細部を解析し合い、リーカーの言ったことが合ってた/外れていたを検証し、あるいは発売時期や登場キャラに関する追加情報に耳をそばだてる……そんな未来が容易に想像できます。
だからこそ、今の「公式情報ゼロ」の期間もまた、ファンが勝手に盛り上がり、言うならば“煮詰まったウワサ”を行き交わせて熱狂度を高める時間になっていると捉えられます。
メガテンファンは長い待機期間に慣れているため、「それもまた一興」とばかりに余裕を持って構えている部分があるのかもしれません。
焦らずとも、必ずや“その日”は来るものですから。
真・女神転生6に向けて最終的なまとめ
本記事では、『真・女神転生6』がまだ公式に発表されていない現段階でも、なぜこれほど熱狂的に語られているのか、その背景を多角的にご紹介してきました。
要点をざっと振り返ると――
- シリーズは初代から重厚な世界観と独創的な悪魔システムでファンを魅了。
ナンバリング間が長いのも特徴であり、待ち遠しさがファン心理を加速させている。 - 最新作としては『真・女神転生V』(2021年)および『V Vengeance』(2024年)が高い評価と売上を得ており、メガテン本編もグローバルで成功できるIPとしての地位を確立しつつある。
- 真6に関する公式情報は皆無にもかかわらず、有力リーカーの示唆やファン同士の期待によって「近い将来何かあるのでは?」と噂が絶えない。
- 具体的な発売時期は2025年以降と考えられるが、ペルソナ6や新規IPなどアトラスの他プロジェクトとの兼ね合い次第で大きく前後し得る。
- ダークで退廃的な世界観のさらなる深化、プレスターンバトルや悪魔交渉の拡張、人間ドラマをどう描くかなど、ファンが「真6にこそ期待したい」と思うポイントは多い。
- スイッチ2など次世代ハードの噂とも絡んで、ハイエンドのグラフィックや広大なフィールドが実現される可能性もある。
結論としては、
「アトラスが真・女神転生6を作らないはずがない」
と大半のファンが確信している状態であり、いつどのように発表されるのかに注目が集まっています。
ペルソナシリーズの成功で得た制作リソースやノウハウを本編メガテンにも還元し、大々的に世界へ発信していくことでしょう。
過去の例から見ても間違いなく開発には長い時間が必要ですが、その間にも派生作品やリマスターなどが突然出てくる可能性は充分にあります。
すべてが公式発表待ちの今は、ある意味で“自由に想像力を働かせる”シーズンと言えるかもしれません。
「もし真6が○○路線になったら面白そう」
という妄想を語り合うのも良し、過去作を遊び直して歴史を振り返るのも良し。
ダークで刺激的なメガテンの世界へ、また一歩踏み込んでみるのはいかがでしょうか。
世界が再び崩壊するその瞬間まで、あなたなりのペースで楽しんで待ってみてください。
きっと“その日”が来たときには、私たち皆が大騒ぎして迎えることになるのは間違いありませんから。