朝からお弁当作りと洗濯物に追われながら、ふと考える。
「マーヴルVSカプコン4はいつ出るんだろう…」
息子が「ママー、今日のご飯なに〜?」と聞いてきても、つい「ママは今マグニートー参戦の可否を考えたいのよ」なんて返してしまう私。
2025年3月の今でも、世界中の格闘ゲームファンやマーベルファンが「次なるクロスオーバー」を心待ちにしています。
あのX-MENで大暴れしたい。
スパイダーマンとロックマンで夢の共演を見たい。
そんな妄想が、通勤電車の中でも頭をよぎる…。
この記事では、MVCシリーズの歴史から最新情報まで、徹底的に掘り下げていきますよ!
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マーヴルVSカプコンシリーズの始まりとその魅力
結論から言うと、
マーヴルVSカプコン4の公式発表は2025年3月現在、一切ありません。
カプコンもマーベルも「新作やるよ!」と宣言していないんです。
でも、なぜこんなにも期待が高まっているのか?まずは原点から振り返ってみましょう。
マーヴルVSカプコンシリーズは、1990年代のカプコンが生み出した2D対戦格闘ゲームの黄金期に誕生しました。
『ストリートファイターII』の大ヒットを経て、マーベルのヒーローたちを格闘ゲームに取り込む試みが始まったんです。
『X-MEN: Children of the Atom』や『Marvel Super Heroes』が最初のステップ。
そこにカプコンのキャラクターが合流し、『X-MEN VS. STREET FIGHTER』を経て、『MARVEL vs. CAPCOM: Clash of Super Heroes』という形で確立されました。
この衝撃的なクロスオーバーがゲーセンで大ヒットした理由は単純です。
「え?リュウとウルヴァリンが同じ画面で殴り合うの?」
という驚きと、画面内を縦横無尽に飛び回るキャラクターたちのド派手なアクションが魅力だったんですね。
夫の実家で「今日はゆっくりできる~」と思ったら、突然親戚の子どもが大勢やってきて大騒ぎになったときのようなパニック感。
でも、それが不思議と心地よい。
そんなゲーム体験だったんです。
MVC2という頂点と長いブランク
2000年にリリースされた『Marvel vs. Capcom 2: New Age of Heroes』(MVC2)は、シリーズを大きく進化させました。
50人以上のプレイアブルキャラクター。
3対3のチームバトル。
そのお祭り感は圧巻でした!まるでショッピングモールに好きな店を全部入れたような豊富さ。
「あのキャラも使える!このキャラも参戦!」
と世界中で大興奮。
息子に「なんでそんなにキャラ多いの?」と聞かれても「ママにもわからないけど、多すぎてやばいんだよ」としか答えられないレベル。
それが当時のゲーセンの光景でした。
MVC2はドリームキャスト、PS2、Xboxに移植され、2009年にはHDリマスター版も配信。
EVOなど世界大会でも数々の名勝負を生み出しました。
初心者が見ると「何が起きてるの!?」と目が追いつかないスピード感がありつつも、多くのファンに「最高傑作」と称えられるタイトルです。
ところが、MVC2の後はカプコンとマーベルのライセンス契約が途切れ、シリーズは長く休眠状態に。
「もう続編は出ないの?」
と多くのファンが首を長くして待つことになりました。
MVC3とUMvC3がもたらした復活の熱狂
そして2011年、約10年の沈黙を破って『Marvel vs. Capcom 3: Fate of Two Worlds』(MVC3)が登場!
子どもが晩ご飯のオムライスを待っていたら、突然パフェまでついてきたような衝撃でした。
フルHD対応で美しいビジュアル、次世代のマーヴルVSカプコンを体感できる作品が誕生したのです。
同年には追加キャラや新要素を含む『Ultimate Marvel vs. Capcom 3』(UMvC3)も発売。
「1年も経たずに新作?」
という声もありましたが、『ストライダー飛竜』や『ロケットラクーン』など、魅力的なキャラが続々参戦したことで大盛り上がり!
UMvC3はEVOなどの大会でも長くメイン種目として採用され、プロゲーマーたちが数々のドラマを生み出しました。
特に北米では、マーベル愛とカプコン愛が見事に融合した熱い戦いが繰り広げられたのです。
Marvel vs. Capcom: Infiniteの登場と失速
2017年、シリーズ最新作『Marvel vs. Capcom: Infinite』(MVCI)がリリースされました。
今度は2対2のチームバトルに変更され、"インフィニティ・ストーン"というシステムが導入。
ゲームシステム自体は評価されましたが、問題だったのはビジュアルとキャラクター選定。
特にX-MENやFantastic Fourが参戦しなかったことが大きな不満となりました。
結果的に、MVCIはセールス的にも伸び悩み。
追加DLCも投入されましたが、盛り上がりに欠け、大会シーンも下火に。
「これでMVCシリーズも終わりか…」
と落胆する声も少なくありませんでした。
夜中に一人で洗い物をしながら、無意識にMVC2のBGMを鼻歌にしてしまうような古参ファンには、とても物悲しい結末に映ったのです。
それでも止まないMVC4待望論
MVCIの不振以降も、ファンの間では「MVC4まだ?」という声が絶えません。
その理由として、MVC2~UMvC3を遊んでいた層が熱心なこと、そして最近の格闘ゲーム市場が再び盛り上がりを見せていることが挙げられます。
カプコンは『ストリートファイター6』で大成功を収めたわけですから、「次はMVCシリーズを復活させるのでは?」という期待が高まるのも当然でしょう。
特に世界最大の格闘ゲーム大会EVOでは、「いつかまたMVCシリーズがメインステージを飾る日が来るはず」という声が多いんです。
大画面にウルヴァリンが映り、観客が絶叫する光景を想像するだけで、お茶碗のご飯がこぼれてしまいそうなほど興奮してしまいます(危ない危ない)。
2025年3月時点までのリーク・噂の実例
コミュニティや匿名掲示板では、さまざまな"新作リーク"が出回っています。
どれも信頼性には欠けますが、一部を紹介しましょう:
- 「2024年後半にMVC4が発売される」
「キャラは合計42人、Marvel21人・Capcom21人」
という大規模リーク。
スパイダーマン、アイアンマン、マグニートー、ウルヴァリン、リュウ、ロックマンなど多数のキャラが参戦するという内容でしたが、AI生成っぽい画像など不自然な点も多く、信憑性に疑問符がつきました。 - 「MVCIを大幅アップデートしてタイトルだけ"4"に変更する」という噂。2018年頃から囁かれましたが実現せず。MVCIのネガティブイメージを払拭するには、思い切ったリブートが必要という意見が主流です。
- 「開発はアークシステムワークスに委託?」という書き込みも。これも根拠不明で、カプコンが自社のREエンジンで内製する可能性が高いと見られています。
こういった噂は定期的に浮上しては消えていきます。
スーパーで割引シールを見つけて「お得かも!」と思ったら実は違った…そんな落胆を何度も繰り返しているのが、MVC4ファンの日常なのです。
カプコンとマーベルのライセンス問題
MVCシリーズの再始動には、マーベルとのライセンス契約が不可欠です。
現在、マーベルはディズニー傘下にあり、ゲーム化権を複数の企業に分散させています。
『Marvel's Spider-Man』はソニー系スタジオ、『Marvel's Avengers』はスクウェア・エニックスというように、IPごとに別々のパートナーがいるんです。
MVCIでX-MENやFantastic Fourが不在だったのは、映画やメディア展開のタイミングが影響したとも言われます。
しかし最近のマーベルは、映画ユニバースでX-MENやFantastic Fourを再び扱う方向にあり、これがゲーム分野にも波及すれば、MVC4でのクラシックキャラ復活の可能性が高まるかもしれません。
「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection」の意味
2024年に発売された『MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics』は、シリーズの原点を遊べる復刻タイトルとして注目されました。
『X-MEN VS. STREET FIGHTER』や『MARVEL vs. CAPCOM 2』などを収録し、オンライン対戦も可能な豪華仕様です。
これがヒットしたことには大きな意味があります。
過去にカプコンは、旧作を現行機で復刻した後に、新作を発表するパターンがありました。
MVC2のHD移植後にMVC3が発表されたように。
コレクションの成功を受けて「やはりこれは新作準備の序章では?」という期待が高まっているのです。
カプコンのプロデューサーが「マーベルとまた何かできるかも」と匂わせる発言をしたこともあり、MVC4への期待は消えていません。
押さえるべき要素新作MVC4が実現するとしたら?
仮にMVC4が開発されるなら、以下のポイントが重要になるでしょう。
朝ごはんを作りながらチラ見している方もいるかもしれませんが、必読ですよ!息子に「ママー、文字ばっかり読んでるの?」と呆れられても気にしないでください。
1. 参戦キャラクター数と選定
- MVC2は50人超、MVC3は約36人、MVCIは初期28人+DLC。ファンはX-MENやFantastic Fourの復活と、MCU新ヒーローの参戦を強く望んでいます。
- カプコン側も『ストリートファイター6』の新キャラや『バイオハザード』『逆転裁判』『ロックマン』シリーズなど、豊富なキャラ資産があります。
2. ゲームシステム
- MVC2/MVC3の3対3チームバトルとアシスト、MVCIの2対2とインフィニティ・ストーン、どちらが良いか意見が分かれます。
- 新システムの可能性もあり、4人対戦やデッキビルド形式など大胆なアイデアも考えられますが、"チームバトル"の本質は維持すべきでしょう。
3. ビジュアル面の向上
- MVCIで「キャラモデルが微妙」と言われた反省から、最新エンジンで洗練されたグラフィックが求められます。
- コミック調のセルシェーディングが良いという声も多く、キャラの顔造形は特に重要です。
4. ストーリーモードの充実
- MVCIはストーリーモードに力を入れましたが評価は二分。MCUとの連動も含め、魅力的な物語が描ければ一般層にもアピールできます。
- UMvC3のようにキャラ同士の小ネタ演出を充実させる方向性もアリでしょう。
5. オンライン対戦と大会展開
- ロールバックネットコードは現代の格闘ゲームでは必須。クロスプレイにも対応してほしいですね。
- 定期的なアップデートとバランス調整で、EVOメインステージ復活を目指してほしいものです。
これらの要素がバランス良く実現できれば、MVC4は格闘ゲーム界のトップに返り咲くポテンシャルがあります。
朝5時に起きて弁当作りながら対戦動画をチェックする日々が戻ってくるかも…!
2025年3月現在の発売日予測とこれから
リーク情報では「2024年後半発売」と言われたこともありましたが、2025年3月になっても公式発表がない以上、その可能性はほぼゼロです。
大作ゲームは通常、発売の半年以上前に告知されるものなので、
2025年以降に発表→2026年発売
という流れが現実的でしょう。
カプコンの独自イベントやEVOでの電撃発表という可能性もあります。
新作開発には最低でも2~3年の期間が必要です。
MVCIが2017年発売なので、2025年時点で水面下での開発が進んでいるとしたら、2026年あたりが妥当な予測になります。
ストリートファイター6の成功がもたらす追い風
カプコンは2023年の『ストリートファイター6』で格闘ゲームジャンルで大成功を収めました。
モダン操作やワールドツアーなど新要素の導入で新規ユーザーを取り込んでいます。
これはMVCシリーズにもプラスに働く要素です。
ネットコードやエンジンの共有で開発期間短縮も見込めますし、eスポーツ運営ノウハウも蓄積されています。
MVC4が登場すれば、世界大会のメインステージで海外実況者が「ドゥーム!ドゥーム!」と絶叫する光景が蘇るかもしれません。
ファンコミュニティの熱意は冷めず
MVC4を望む声はSNSや動画サイト、DiscordやRedditで絶えません。
特に海外勢が熱心で、「#FREEMVC2」「#MVC4」のハッシュタグ投稿や、過去作の大会開催、オンライン交流が根強いです。
会社の昼休みに海外コミュニティのディスカッションを読み漁って「みんな本気で待ってるんだな」と感じることも多いです(仕事中は真面目にしてますよ、お昼休みだけです!)。
日本でも「MVC4はよ」「新情報まだ?」といった書き込みが周期的に現れます。
単なる思い出補正ではなく、実際にゲームが面白かったという実績があるからこその期待感なのです。
マーヴルVSカプコン4の行方まとめ
結論として、
2025年3月現在、マーヴルVSカプコン4は公式に発表されていません。
しかし、MVCシリーズの人気、格闘ゲーム市場の盛り上がり、マーベルとのライセンス再交渉の可能性など、「近い将来に新作があり得る」という期待を高める要素は確かに存在します。
もし実現すれば、MVC2やUMvC3を超えるビジュアルとキャラクター数、快適なオンライン環境、MCU連動ストーリーなど、想像するだけでワクワクする要素が満載です。
3対3か2対2か、X-MENやFantastic Fourは参戦するのか、SF6の新キャラは加わるのか…まるで家族旅行の計画を立てるかのように、妄想が膨らみます。
カプコンやマーベルがEVOやTGS、コミコン、Capcom Showcaseなどの大イベントで突如トレイラーを公開する日が来れば、格闘ゲーム業界全体が祭りになるでしょう。
願わくば、いつかリビングがマーヴルVSカプコン4の対戦画面で盛り上がり、子どもや親戚も巻き込んで
キャプテン・アメリカVS春麗
ウルヴァリンVSリュウ
といった夢の対決に熱狂する日が来てほしいものです。
今は神話の領域に留まるMVC4。
でも、休日のお出かけ前に「パパ、MST3KじゃなくてMVC4やりたいんだけど」「いやまだないんだけど」と夫婦でトンチンカンな会話をする日も、そう遠くないかもしれません。
いつか公式発表の日が来たら、この記事を読んだあなたは周りの人に「MVC4、ここがすごいんだよ!」と熱く語れるはず。
家族に、親戚に、友人に、遠慮なく語り散らかしましょう!
黙らせられるかもしれませんが、それもコミュニケーションの一つですよね(笑)。